試乗記~ホンダ アコード ユーロR

試乗日:2000/7/16

ボディ・内装
 アコードにエアロを付けて走りのイメージを強調したもの。インテリアにはミドルセダン相応の上質感がある。レカロのシートはカーボン調のインパネと共通の色調にまとめられている。ステアリングは手の形にフィットして握りやすい。
 シフトノブはアルミ製。夏場の炎天下に駐車すると触れないくらい熱くなる欠点がある。
 エアコンの空調はゆっくりファン回転数が上がる仕組みだが、音はかなり大きめ。外気循環にしても大きい。ファンが最高回転のときは後席と普通に会話ができない。
走り
 VTECエンジンらしくよくフケ上がり、高回転でも音色の変化が少ない。エンジンの音は回転数に比例して大きくなる。
 初期のVTECは低速トルクが細く、発進の際クラッチミートに気を使ったが、ユーロRは普通に発進することができる。低速トルクも普通にあり、非力な感じはない。但し、実用回転域でのパワー感は少なく、本領を発揮するのは高回転域だが音も同時に大きくなってうるさく感じる。
 シフトフィールはゴトゴトいう感触で操作音は大きめ。ストロークやゲージのガタもやや大きめだがフィールそのものは悪くない。
 ブレーキフィールはこのクラスとしてはごく普通。
 EPS+VGRを搭載したステアリングフィールはやや不自然。センターを保持する傾向が強く、切り始めの反力がやや重い。
 乗り心地はしっかりしているが、ロードノイズはやや大きく、スカイラインやB4とくらべると走行中の室内騒音は大きい。
 レカロシートが肩をしっかりと支えるためホールド感は抜群にいい。シートは素晴らしい。
総合
 ステアフィールにやや問題があるものの、インテリアはなかなかよく、乗り味もいい。全体として大人しい「スポーツ風セダン」という印象。
 VTECは高回転が魅力のエンジンだが、回転バランスが不十分なのか、高回転の騒音が大きいところが気になる。雑誌では常にもてはやされるエンジンだが、高回転を使ったドライビングはうるさくて「気持ちいい」とは思えない。ジェントルな走りが求められるアコードに対してはミスマッチではないか。のべつ高回転を使うわけにいかないから、一般公道でこのエンジンの本領を発揮させる機会はあまりないかもしれない。

 

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