通信販売のリスク~問題商品の見分け方

 通信販売は便利だ。全国どこでも、家電量販店よりずっと安い価格で商品を入手できる。しかし、同時にリスクを伴う。 激安で流れている商品の質は様々だ。本当に新品未開封のものもあれば、明らかに開けた痕跡があるもの、初期不良で帰ってきた商品を修理した「不良再生品」もある。

これは後述するようによく観察すればわかる。また、同じ商品でも、メーカ通常ロットで作られたもののほかに、大手家電の発注で作られた特別ロット品や、訳あり品も存在する。

※部品に安いものを使った特別ロット品。通常、家電量販店がメーカーに発注して作る。正規品と区別するために印があるそうだが、消費者にはわからない。

 

 不良交換されたものが流れてくる場合もある。例えば、液晶モニタのドット不良は原則交換不可だが、一部の販売店ではお客様の要求で交換に応じる場合がある。この商品はその後、再生専用工場に送られ、箱などの外装を取り替えた上で「新品」として戻されているようだ。

 通販というのはお客が物を確認できないわけだから、商品の質には細心の注意を払うのが本当だろう。しかし、営利を優先して不良ではないがそれに近い商品も流れているのが現実だ。このあたりは、信頼のあるショップ、良心的なショップを選ぶなどして自己防衛するしかない。

 一般的な傾向として、値段の安いものほど、中身に問題がある商品である確率が高い。激安で買ったと喜んでも、価格が安いものは、中身もそれなりと考えるのが適当だ。

 

ショップ選びのコツ

 最近は価格comなどで簡単に最安ショップを検索できるようになった。しかし、値段だけでショップを選ぶと痛い目に遭うことがある。楽天では購入した人しか書けないクチコミが参考になる。特に悪い評価を良く見るようにしたい。
 このようなシステムがあると、誠実を欠いたショップは排除され、ショップはサービスに励むようになる。評価がオープンになることでショップも価格だけの勝負から脱却できるメリットがある。
 新規のショップでは最初に悪い評価が付くと最悪だから、商売が軌道に乗るまではサービスに励むだろう。

 

商品が到着したら

 商品が到着したら、慎重に梱包を開いて次のことをチェックする。

 

  1. 外箱に開けた跡がないか(粘着シールに剥がされた跡があるか)
  2. 付属品がすべてビニールに入っているか
     国産製品でビニールに入っていない付属品はほとんどない。外に出ている部品があれば、何らかの理由で一度返品された物である可能性が高い。
  3. 付属品のビニールに開けた跡がないか
     ビニールは大抵ヒートシールか、セロテープで留められている。他のビニールはきちんとセロテープで留められているのに、空いているものがある場合、ハサミで切ったか、お客に感づかれないようにセロテープを取っている可能性がある。セロテープを剥がした跡がないか、チェックする。
  4. 商品に指紋がついていないか
     ガラスや透明プラスチックがチェックしやすい。メーカの製造工程では指紋が付かないよう手袋をはめて作業しているのが普通でだから、新品に指紋が付いていることは、まずない。

 

 商品に異常がないことが確認できたら、主要な機能の動作チェックを出来るかぎり速やかにおこなう。異常を見つけたらそこですぐに写真を撮る。箱や梱包材は、ビニールやケーブルを縛っていた紐など細々したものまで捨てずしばらくの間取っておこう。これらの配慮は問題が見つかったときの交渉を有利にするはずだ。

 以上のことをチェックして、納得行かない部分があればショップに問い合わせるといい。空けた形跡があっても問題なく使える場合も多い。すべてに交換を要求するのはあまり好ましくないので程々に。

 

<参考購入先>
アマゾン アマゾンは返品交換に寛容なので安心して購入できます。元箱梱包材は必ず1ヶ月保管ください

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