吟醸酒の選び方

 日本酒選びは難しい。安い日本酒はマズくて飲めない。最初にツンとくる刺激臭があり、味が薄っぺらだ。ツンとくる刺激臭が目立つのは、醸造用アルコールが多い証拠。女性の多くが日本酒嫌いなのも、このせいに違いない。

 日本酒は開封して一日経つと味が変化してしまう。瓶の中の空気にアルコールが蒸発して度数が落ちるために違いない。封を開けるたびに中の空気が入れ替わるから、毎日味が変わる。これを防ぐには、最初から一度に飲み切れる小さな瓶に小分けしてしまうしかなさそうだ。

 私が日本酒を選ぶとき、大手メーカを除外する。その理由は、まともな味の商品に出会ったことが無い為だ。純米酒、吟醸酒と称していても、まったく期待できない。大手メーカーのお酒は量産効果で安いが、安くて味のいい日本酒というものは無いようだ。

 世の中まずい日本酒が多い、そう思う方は、次のものを一度試して欲しい。

 黒松翁 大吟醸原酒 金賞受賞酒 720ml
 黒松翁 大吟醸原酒 銀ラベル 720ml

 (森本仙右衛門商店)

(2014/2 追記)
黒松翁の商品ラインナップは改定されていて上記商品は無くなっています。

 このメーカーの商品は通販で取り寄せることが出来る。「黒松」と名の付くお酒は多い。類似品に注意して欲しい。
 金賞のほうが香りが濃厚。吟醸酒にふさわしい、フルーティで高貴な味がする。銀の方は、香りが控えめな代わりに、非常に澄み切った味を楽しめる。私はこれほど美味しいお酒を飲んだことが無い。気品のある味わいは、大切な人へのご進物にふさわしい。

 金賞受賞酒は、一升瓶に換算すると1万円。日常楽しめるようなお酒ではないのが残念なところだ。世の中には「越野寒梅」という高価なお酒があるが、私が飲んだ限り、値段ほどの味はしない。
 上に紹介したお酒は、女性にもお勧めしたい。日本酒に対する考え方が変わるはずだ。

 黒松翁には、醸造用アルコールなどの「混ぜもの」が入っている。某グルメ漫画に日本酒の混ぜものを批判する場面があるが、以前見学した森本仙右衛門商店(社長)の話によると、お酒の完成度を高めるための、味の調整は必要不可欠だという。混ぜものを見て批判する人は、マンガの読みすぎだろう。

 

<参考購入先>
森本仙右衛門商店の酒
越野寒梅
お酒の保存瓶 味にこだわるなら、必要になります