無停電電源装置 UPS の落とし穴~壊れたらどうなる!?

ups1 瞬時停電に備えてABC社のUPSを導入した。ところが誤って掃除機のコンセントをとってしまい、壊れた。壊れるとき、半導体が焼けるような特有のにおいがした。

 

 裏蓋をあけて注意深く観察してみたが、不思議なことに交換式のヒューズは切れいない。部品が焼けたり破損した痕跡がどこにもない。匂いの原因は何だったのか・・とりあえず修理を前提に見積をとってみた。

 以下は各所から得た修理見積。

 

 APCサポートセンターの見積もり 20,000円
 販売店の修理見積もり 23,000円
 購入価格(参考) 16,800円

 

 サポートセンター曰く、修理対応はせず新品交換の対応になるという。代替品を先出しして、お客様に迷惑をかけないシステムだそうな。販売店の修理解答は、おそらく新品交換+手数料。いずれにせよ、購入価格より高いのではお話にならない。

 なんとか修理できないか・・度蓋を開けてよく観察したところ、プリント版の裏でパターンヒューズ(F4)が切れているのを見つけた。これが匂いのもとだった。

 原因がわかれば修理にトライできる。写真のように細い銅線を使って修復し、復旧に成功した。

ups2

 

 UPSの鬼門は故障以外にもある。「バッテリーの交換」と「バッテリーの廃棄」だ。

 純正の電池を買うと古い電池を引き取ってくれるが、これが結構高くつく。破棄についてはバッテリーを捨てられない自治体が多い。メーカーに引き取ってもらうことになるだろう。

 UPSできるだけ長寿命バッテリーを積んだ商品を買い、完全に使えなくなるまで使って破棄&買い替え、とするのがよさそうだ。
 バッテリーの処分が厄介なことを考えると、導入しないで済むならそれに越したことはない。本当にそれが必要かどうか、よく考えたほうがよい。

 

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