我が家のオーディオシステム2002~冬の時代が続くオーディオ市場

 フルサイズのオーディオコンポーネントの需要は、長引く不景気と相まって死んだも同然だ。
 私の記憶によると、1980年代までは皆、フルサイズにあこがれた時代だった。ガラス扉付きのラックに整然と積み重ねられたオーディオセットはリビングを飾り、訪れる人の羨望を集めた。

 

 音楽以外の楽しみ方が増えが現代では、じっくり音楽に耳を傾ける、といった楽しみ方をしなくなった。何かをしながら、BGMを流すような使われ方をしている。

 BGMだから音にもこだわらない。オーディオコンポは音が出れば良いのであって、解像度、音像定位、周波数特性などといった音の品質を気にする人は一部のマニアだけになってしまった。場所を取るフルサイズは敬遠され、ミニコンポが選ばれるのは必然の流れといえる。

 我が家には、古き時代のコンポーネント・セットがある。以下にご紹介したい。

システム1(2002年頃)
audioset1CDプレーヤ マランツ CD-23
アンプ   マッキントッシュ MA6800
スピーカ  JBL S3100

 

システム2(2002年頃)
audioset2CDプレーヤ アキュフェーズ DP-75
アンプ   アキュフェーズ C-275,P-550
スピーカ  ダイヤトーン DS-A1

 

 システム1は音楽性に優れたたシステム。JBLS3100のクセのないホーンシステムはあらゆるジャンルの音楽を無難にこなす。JBLの前はヤマハのNS-1000Mだった。フュージョンを鳴らすと最高で、このJBLより良かった。

 システム2はオーディオの目標とされる忠実再生を追求したシステム。アキュフェーズ+ダイヤトーンの組み合わせは録音に忠実だ。録音の欠点やソースの質をハッキリ描き出すため、音楽を楽しむ以前に録音の質が気になってしまう。

 

 1987年頃のシステム。写真のテレビはソニーのプロフィールHG。CMが変わる度にクオリティの変化が手に取るようにわかるテレビだった。生放送と再放送(局の録画番組)もはっきり区別できた。あまり性能の良い装置は、コンテンツを楽しむ前にソースの質が気になる。私はそのことを、このテレビから学んだ。

 

 写真は代表的な自作スピーカー(1987年頃)。左はバッフル板が交換式になっていて、いろんなフルレンジをマウントして楽しめるよう設計した。

 右はバイト先の溶接設備を借りて作ったオール鉄製スピーカー。前面バッフルの鉄板は12mm+6mm(合計18mm)あり、とにかく重かった。

 

 

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