クルマの究極ボディケア1~CPCペイントシーラントとTOTOハイドロテクトの顛末

 CPCペイントシーラントはスカイラインに施工して3年。プラッツに施工したTOTOハイドロテクトは4年になる。今回は、これらの結果についてご紹介する。

 

CPCペイントシーラントその後

 施工後約1ヶ月で表面のワックス成分が流れ落ち、水はじきがなくなった。何となく汚れが落ちやすいと感じたのは施工後半年くらいまで。

 3年たった今では、バンパーにこびりついた虫はなかなか取れないし、鳥の糞や水垢の落ちに関しても、何もしていない場合と大差ないように見える。

 以前施工したPIT WORKのキララ[1]は、保証が切れた後、部分的に残った皮膜を確認できた。しかしこの商品は、何も見えない。表面にコーティング皮膜があるのかさえ疑わしい。

 CPCペイントシーラントは定期的に点検を受けないと保証が無効になるという。そのため毎年点検を受けているが、4年たった今も相変わらず。何もしていないのと大差ない。

 点検を受けるといつも合格印をくれるが、目視で確認できない皮膜の状態をどうやって検査しているのだろう。ディーラーのサービスに検査方法を聞くと、具体的な判定基準などは無く、パッと見て綺麗ならば良しなのだという。

 わずか数ミクロンの被膜が何年もそこに存在し、ボディを保護することについては疑問だったが、効果が無くなったら再加工してもらえばいいと考えていた。しかし効果に関する具体的な判定基準が存在しないのでは、保証がないのと同じ。なんだか騙されたような気分がしてならない。

 

TOTOハイドロテクトその後

 効果の持続期間が6ヶ月と常識的で、それなりに効果があったように思う。しかし6ヶ月という期間はあまりにも短い。あっという間にすぎてしまう。そのたびにお金をはらって再加工というのでは、なかなか続ける気にはなれない。これがこの商品の欠点だった。

 ハイドロテクトはやめるときに除去加工が必要で、これを怠ると問題が起こると言われている。それが下の写真。

platz4 これはハイドロテクトを1回施工した後、除去しないで3年経過した様子。白っぽい付着物がボディに付いているのがわかる。これはおそらく酸化チタン。頑固にボディにこびりついている。

 見た目は汚いが、酸化チタンそのものは劣化しない。これはこれでボディを保護しているといえなくはない。幸いなことにクルマの色がシルバーの為目立たないが、別の色だったら問題が起こることが想像付く。

 

 酸化チタンの残留物は爪で引っ掻くと取れるので、磨きをかければ綺麗に全て取り除けそうだ。いずれにしても、このように加工後4年後も被膜の存在が確認できることはすごいことだ。

 

まとめと教訓

 私はこれまで、クルマのボディは「コーティング」による保護が不可欠と考え、新車を買うき必ず施工してきた。また、塗装面のコンディションを維持するために、マメに洗車を行いワックスがけをしてきた。

 屋外でワックスをかけると、砂埃などで擦り傷を付けることが避けられない。それに、カーシャンプーやワックスに含まれる界面活性剤や有機溶剤が、塗装面の劣化を促進している可能性がある。

 R32スカイラインを所有していた頃、洗車とワックスがけを入念にしていた。しかし、3年すぎるとウオータースポットが目立つようになり、磨きに出したことがある。
 そんなある日、同年式のクルマを見て驚いた。ロクに手入れされてない様子なのに、塗装面のコンディションが自分のクルマよりずっと良かったのだ。ウオータースポットは酸性雨が原因と考えていたが、どうやら過剰な手入れにも原因がありそうだ。

 今時の塗装は優秀で、コーティングは必要ないという。汚れ落ちの改善を目的にコーティングするのだったら、最初から汚れが目立たない色を選んだ方が、ずっと手入れが楽で、お金もかからない。

 

 以上の結果からすると、グレーなどの目立たない色を選んで

「何もしない」

のが最もボディを痛めないのではないか。これが、今まの経験から得た「仮説」だ。この方案を、究極のボディケアと呼ぶことにした。

 何もしないといっても、鳥の糞や虫など腐食性のある汚れはすぐに落とす必要がある。この対策は、トランクルームに水を入れたペットボトルを常備しておけば十分だ。

続き>>クルマの究極ボディケア2

 

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