家造りの無駄なお荷物~婚礼三点セット

娘の結婚を機に婚礼三点セットを持たせてしまう親は依然として多いようだ。婚礼三点セットが必要だったのは昔の話で、収納が機能的になり、新築で作りつけのウオークインクローゼットが当たり前となった現代では、タンスはもう不要である。

高級タンスは気密が高いため、引き出し自体が重く、上の引き出しを閉めると下の引き出しが開く有様で、使い勝手はきわめて悪い。これを「上質の証」として有り難がるのはマゾヒストではないだろうか。

 1年に1回、着る機会があるかないかの和服をしまうための和箪笥は、無駄の代表のような物で、それに入れるための和服まで買うのは、無駄の上にさらに無駄を重ねる行為である。結局1~2回着ただけで後はこやしになるだけだ。この程度の頻度なら、「レンタル衣装」で済ますのが適当といえる。

 結局これらの三点セットを買ってしまうと、捨てるに捨てられず、一生このお荷物を引きずっていかなければならない。このせいで仮住まいの新居は狭くなり、新築の際もこの置き場を求めるため合理的な間取りの設計が出来ない。

 娘を嫁にやる人は、決して婚礼三点セットを持たせてはいけない。

 

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