Rational002 ニッケル、銀メッキ用コンタクトオイル

ニッケルメッキ、銀メッキは錆びやすく、Rational001では十分保護しきれない場合があった。そこで新たに開発したのがこのオイルである。これはフッ素オイルを使ったRational001と違って材料が容易に手に入るため、製法を公開することにした。

注意!このオイルはプラスチック・ゴムに強い影響を与えるため金属のみに適用ください。

準備するもの
1.合成スクワランオイル(G&Gスクワランオイル アーパス取扱)
2.局方ワセリン
3.電子秤(1g単位で計れるもの)

スクワランオイルはいろいろあるが「天然物」は酸敗しやすいため避ける。天然か合成か解らない場合は、なめてみるといい。純粋なスクワランは無味無臭である。なめてみて、味を感じるものはダメだ。
スクワランオイルとワセリンを、重量比4:1(標準)で混合する。配分は多少変えてもかまわない。ワセリンを均一に溶かすため、湯煎にかけながら攪拌する。

完成したオイルは適度なチキソ性を示し、塗りやすく、垂直な面に塗っても垂れない。潤滑に優れ、水を通さないワセリンの性質によりCRC並の防錆効果が得られる(写真)。もちろん、スキンケアに使っても差し支えない。

rational002

鉄ワッシャによる屋外暴露実験結果(48day)

欠点は、プラスチックやゴムに対する影響がゼロでないことだ。特に天然ゴムに対する相性が悪く、染み込んで膨潤させてしてしまう。プラスチックも材質によっては変形させてしまうから、金属以外は塗布しないことが賢明だ。

  (06/7/2追加) ミガキ銅板の屋外暴露実験結果(9day)

rational002_2銅板の下半分にRational002を塗布し、屋外においておいたもの。塗ったところの光沢は試験前とほぼ変わらないレベルを保持している。銅板の腐食実験は以前も実施しているが、変色しやすい銅板でこのように明確な差が出たのは初めてである。

<参考データ>
コンタクトオイル比較表

 

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