創造の館 リスニングルームの音

 以前ご紹介したように、ここにはJBL S3100+ソニーTA-F501+CDプレーヤ(デジタル接続なら何でも同じ)のセットがある。このセットで半年間、いろんなソースを聴いてきた。

 

 S3100から出てくる音は生々しい。これは高能率ホーンの恩恵だろう。やや重い38cmウーファから出てくる音も素直で、ホーンとの繋がりもよい。デジタルアンプがこのスピーカの良さを100%引き出しているようだ。ホーンや大口径2Wayシステムには物理的欠点がいろいろ指摘されるが、出てくる音からはそれを意識させない。低域再生能力も十分でアジエンス(シャンプーのCM曲)の後半部に収録されている地を這うような低音がすごい迫力で押し寄せる。

 このシステムで音楽を聴いていると、脳内からα波がドッと出るような感じがする。やはりオーディオはスピーカで決まる。そして、音楽を充実させるためには、十分な低音再生能力が何よりも重要であることを改めて認識させられた。
低音再生能力は振動板の大きさ(および箱の体積)に単純比例する。スーパーウーファだろうが何だろうが、この原理原則を覆すことはできない。38cm相当の口径は最低レベルと思って欲しい。30センチ以下のシステムでは、いくら音が良くても不満を感じる時が来るかもしれない。

 オーディオの成否はスピーカで決まり、私のお勧めはやはり38cm(15インチ) 2Wayホーンシステムである。といっても、私が持っているS3100は絶版でもう手に入らないし手ごろな後継機種もない※1ようだ。サウンドハウスなどからSR用を探すとよいかもしれない。現代は中~小型システムが主流で、海外製の高価な小型システムをみかけるが、口径の小さな機種はすべて除外してよい。評論家の論評を読んでアレコレ迷わないことだ。

※1 S3100、当時の買値は2本で60万円くらいだった。

 

<参考購入先>
デジタルアンプ
ヤフオク!