健康食品のカラクリ

 「健康食品」と称する多くの商品は、一般的な食品より割高である。そして、次に似た売り方をみかける。「1年分お買い上げいただくと、半額です。さらに3か月分を無料で差し上げます」・・ このセールストークを聞いて「これはお買い得」と思うだろうか。

 私は「いったいこの定価はなんなのか。原価はいったいくらなのだろう?」と考えてしまう。元々安い健康食品を、原価のウン十倍で売るからこのような売り方が可能なのだ。

 希少性や生産性の関係で、原価が高くならざるを得ない健康食品もある。しかし、健康食品は長期間継続しないと効果が無いから、高価だと続けることができない。それに、特定の栄養素がどれだけ多く含まれていようが、吸収されなければ無意味だ。多くの商品が栄養価の高さだけを歌い、それだけで高額な値付けをしているように見える。

 

 健康食品をわざわざ買わなくても、健康によい優れた食品は身の回りに沢山ある。皆がよく知っているものだ。オカラ、納豆、緑茶、エノキ、海草、味噌・・これらの価格はいずれも安く、継続して摂取することも可能だ。健康食品は「値段が安い」「入手性がよい」「続けることが出来る」の3つが揃っていることが大切だ。

 そもそも、健康食品を求めることになった原因は、自分の「生活習慣」にあったのではないか。まずは生活習慣を見直し、次にスーパーで売っている食品の中から健康によい食材を求めるのが良い。

 今まで好きなように飲み食いしておきながら、なにか特別な健康食品を食べれば、痩せることが出来るとか、体の調子がよくなるなんて都合のいい事があるわけ無い。通常、生活習慣を見直して健康志向を強めていくと、自然に出費が減り貯蓄が増ていくものだ。それが逆のケースになる場合は、なにかおかしいと考えるべきだろう。

 

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