ミミズ生ゴミ処理1~園芸用のトレイを利用した試行の経緯

ミミズを使って生ゴミ処理すると高品質なコンポストが出来るという。以前園芸土を使って生ゴミ処理の実験をしたことがあるが、処理物の後始末に困った経験がある。これならそういう問題がない。そこで園芸用トレイを使ってミミズの生ゴミ処理を試行した。

mimizu0

 写真は底部に多数の穴が開いた園芸用トレイで、1枚数百円。適当な隙間を保って複数重ねることが出来る。これを2枚重ねて適当に土を入れ、地面から底上げして底部の通風を確保。上面は半透明のプラスチック板で塞いでレンガで重しをした。ミミズは釣具店で2パック調達。園芸土を基材として使用しスタート。

 

 運用は、上のトレイがゴミでいっぱいになったら上下を入れ替えて新たにゴミを投入する形。ミミズがゴミが豊富な方に移動することで、完成したコンポストとミミズの分離を容易にする狙いがある。これを使って2009/12~2010/6まで半年間運用した結果が次。

 

ヒメミミズが発生(2009/12)
mimizu1  運用開始1ヶ月で1cm程度の白いミミズ(写真)が見られた。これは元々いたミミズの子供ではなく、ヒメミミズというらしい。

 

 

乾燥気味のダンゴに(2010/4)
 ゴミ投入が少ないせいか、内部はつねに乾燥気味で底部と枠の周囲は完全に乾いてしまい、中央付近だけやや湿気がある状態が続いた。 バクテリアのみの分解では最終的に粘度になり、乾燥すると硬い塊になるが現状それに近い。ミミズは水分の多い土壌を好み、このような乾燥気味の環 境は辛いようだ。
 トレイには穴が沢山あいており、ミミズの脱走を懸念したが乾燥した土壌が障壁となって脱走はなかった。  乾燥土壌ではウジが生きられないらしく、冬場に短期間見られたほかは発生しなかった。

 

ネコに荒らされる(2010/5)
 ネコが重いレンガを押しのけてフタをこじ開ける。レンガを追加してしても効果がなかった。これは以前も経験したことだが、いったんネコの巡回が始まると恒常的に被害に遭い猫との知恵比べが始まる。ネコよけのトゲトゲシートも効果がなかった。

 

運用中止とまとめ(2010/6)
 土壌が団子の固まりになってしまったこと、ネコの荒らし対策に行き詰ったことにより中止した。
 ゴミ処理そのもの効果は確かにあるが、バクテリアのみによる分解なのか、ミミズによるものなのか、いまひとつ判然としない。ただ悪臭は少なく、見た目も悪くない。
 トレイを上下反転するしくみは土の分離を容易にするためだが、底面の穴が小さすぎてミミズが通りにくいことがわかった。ミミズと土が分離できないと内部の入れ替えができない。粘土の塊で終わる結果になった原因の一つだった。
 内部のミミズは健在だが、それとは別にヒメミミズが発生した。半年たった今は細かい毛をまぶした感じで数え切れない数に増えている。釣具店で購入したミミズは増えていて、ゴミを食べている様子はあるが、効率良いとはいえない感じだった。

続き>>ミミズ生ゴミ処理2

 

<関連商品>
猫よけグッズ ユニークな商品が見られます
ミミズを使った生ゴミ処理
生ゴミ処理機一覧
コンポスト容器一覧

<関連記事>
生ゴミ処理