ミミズ生ゴミ処理2~ミミズ容器を改良して再スタート

 オーストラリアではミミズを使った生ゴミ処理が普及しており、そのための器具が数多く市販されている。どれも基本的に、ゴミの投入→分解→処理物の回収 といった流れがスムースに実行できるよう工夫されている。流れの方向には3種類あり、それぞれ縦型(フロースルー)、横型(水平)、サークル型が考案されている。

 

 「縦型」は底に網を張った容器を3~4段程度重ねたもので、容器の底にワイヤーや金属棒などを1.5~数センチ間隔で並べたものがある。どちらも上からゴミを投入して下からコンポストを回収する点で共通する。前者は一番下の容器を引き抜く必要があるが、後者は下に溜まったコンポストをクマデのようなもので掻き落とすだけでよい。

 「横型」は長方形容器の中央をミミズが通れる仕切りを設けて2分割したもので、一方にゴミを入れ他方をコンポストの熟成エリアにする。処理エリアが2箇所しかないため、熟成したコンポストを得るためには大きな容器が必要になる。

 「サークル型」はやや大型の正方形もしくは円筒形の容器を使ってゴミを入れる場所を少しずつ回転していく方法で、1周する間に最初のエリアに入れたゴミの分解が完了してコンポストを得る。

 

 上記の中で最も実用に近い形は「縦型」で、容器の底にワイヤーを張った構成がある。この構造の商品に「エリミネータ」があったが現在製造していない。しかしこれを模倣した自作記事をネット上で見ることが出来る。以下の写真は縦型、横型、サークル型の試作品だ。
 処理に使うミミズは釣りえさ用ではなく、シマミミズを相模浄化サービスから取り寄せた。

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 縦型の試作機。70Lのダストボックスを使用、底部のワイヤーは上端部から47cmのところに設置、ステンレス線を1.5cm間隔で並べてある。冬場の活動が安定するよう内壁に保温材を貼り、蓋には気密パッキンを追加して小バエが入らないようにした。

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 横型の試作機。中心のセパレータはJoto基礎換気口。密閉に近くなるため蓋に通気穴を追加。

 
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 サークル型の試作機。2台の園芸ポットを使用。上部の穴は透湿防水シート(防草シート)で覆っている。中央に見えるのはハエトラップ。

続き>>ミミズ生ゴミ処理3

 

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