放射能を食べる微生物

放射線は有機物の汚染と違って自然に崩壊するのを待つしかないという。放射性物質は無機物だから、煮ても焼いても変わらない。除去する方法は「場所を移動」するしかないのが現状だ。土壌と混ざってしまったものを分離するのは困難で、セシウムの半減期は30年というからその間出される汚染物の体積は膨大なものになるだろう。

除染で最も可能性が高いのは、微生物のエサにすることだ。微生物の能力には驚くべきものがある。ダイオキシンがあればそれをエサにするものが現れるくらいだ。放射線が豊富にあれば、これをエネルギー源にするものが現れても思議はない。チェルノブイリでは、放射線をエサにする微生物が発見されたという。

微生物が働くためには「水」が不可欠だ。コンクリートや鉄の密閉容器で覆うのは得策でない。

チェルノブイリから菌を採取して、有用株を培養する取り組みはすでに実施されているだろう。おそらくこれしか、手段はないはずだ。

 

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