プリウス アクアはお得か~エコカーの選び方

燃費は走行抵抗と密接な関係がある。平地の走行抵抗は

走行抵抗=空気抵抗+ころがり抵抗+加速抵抗

であり、通常燃費をうたうクルマの空気抵抗ところがり抵抗に大差なく、「加速抵抗」だけで決まるといっていい。加速抵抗は、ニュートンの運動方程式から

加速抵抗=クルマの質量×加速度

である。

ここで加速度(運転する人の走り方)が同じであれば、「質量」だけで加速抵抗が決まる。例えば800キロの軽と1.6トンのセダンでは、後者が2倍の加速抵抗になるから、同じ加速を得るには2倍の力が必要な計算になる。2倍の力を出すためには、単純に2倍の燃料が必要になるから、ゴーストップの多い乗り方をしていれば燃費は単純に質量に反比例するだろう。実際はどうなのか?

nenpi 左のグラフはeナビを参考に20車種について質量と実燃費の関係を調べた結果だ。ハイブリッドを除いて近似曲線を作るとほぼ1乗である。つまりクルマの重さが2倍になると燃費は2倍悪くなるというのは、それほど間違いではないようだ。

最近ではスペック上30キロ/Lを超えるクルマが登場している。デミオとミライースのスペックは同程度だが実燃費は車重が3割軽いミラのほうがいいはずだ。軽の中でも最下位グレードのミラは元々軽量化に有利で、ガソリンだけで走る車としては究極に近いエコカーといえる。

ところで重い車でも軽いクルマ並に燃費をよくする方法がある。たとえば1.6トンの「重い」クルマの場合、半分の800キロ分を電動アシストしてやれば、車重800キロの軽自動車並みの燃費にできる可能性がある。つまり重いクルマの燃費は「ハイブリッド」にすることで改善できるのだ。
但しこれは「見かけ」の燃費を良くしているだけである。アシストのコストがその分の燃料代より遥かに高いから、結局解決になっていないというのが、本サイトで散々述べてきた「ハイブリッドの問題」だ。

重い車は、自分が移動するために余分な荷物を背負って、そのために余計な燃料を食う。車重が半分のクルマに乗り換えれば、燃費は2倍になる可能性がある。結局大きくて重い車は、ガソリン代が気にならない人が乗れる車である。
そしてリッター40キロ走ろうが、経済目的でハイブリッドを買うのは間違いである。ずっと燃費が悪い同価格のガソリン車のほうが経済的に有利なことを忘れないで欲しい。

 

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