今からでも間に合う 日食用遮光メガネの作り方

このところ毎日、日食の話題で持ち切りである。大体の人は直前になってから駆け込みで遮光道具を買い求めるだろう。しかし昨年の扇風機と同じように、必要に迫られてから動いても遅い。日食需要をアテ込んだボッタクリ価格も問題である。曇って見えなければ無駄になってしまうものだけに、出来るだけ安く済ませたいところだ。そこで、自作を提案する。

使う材料は、厚紙とセロテープ、使い古しのフロッピーディスクである。

作り方は簡単、厚紙を長方形に切り、中心を折り曲げて遮光マスク(メガネの形でも良い)になる形にする。目のところはあらかじめくりぬいておく(折り曲げて2枚重ねになるので、4つ穴をあける)。フロッピーを分解すると磁気ディスクが出てくるので、これを適当な大きさに切り、厚紙にあけた4つの穴すべてにセロテープで貼る。貼った面を内側にして厚紙を折り曲げれば完成。太陽は、磁気ディスク2枚を通して見る形になる。

なお、この手の簡易遮光でよく問題視されることに、赤外線の透過がある。リモコンを使って試したところ、まったく透過しないことを確認した※。

※2012/5/21 追試したところ、磁気ディスク1枚では赤外線を透過してしまうが、2枚重ねにすると透過しない。2枚重ねにするとOKなのは、空気層を挟んでいる為か、単に減光度が増えたのか。いずれにしても興味深い。

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折り曲げた状態で目の部分を2枚同時カットすると位置ズレがおこらない。穴の寸法は20×14程度、カッターナイフを使う。磁気ディスクはずれないようテープでしっかりとめる。

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完成したフロッピー遮光メガネ。子供の目の間隔に合わせて2枚作成した。小さい子供に合わせてカスタムメイドできるのは自作のメリットだ。

!注意!
絶対に磁気ディスク1枚で太陽を見ないで欲しい。2枚重ねでも市販品同様、連続で見続けるのは危ない。心配な人は、3枚重ねに。かなり暗いが、見えないことは無い。
赤外線の透過はリモコンの発光部をデジカメで見ることで確認できる。すべてのフロッピーで透過しないとは限らないので、必ず確認しておいて欲しい。
磁気ディスクだけでも太陽は見えるが、面積が小さいので危険だ。この記事のように周辺に厚紙などの遮光部分をつけて欲しい。

 すべて自己責任で。この記事を参考にしてどのような結果になっても、当方は一切責任を負わない。

 

<参考購入先>
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