インクジェットプリンタの選び方2~HPは買いなのか

インクジェットプリンタといういと、印刷で消費するインクよりも、クリーニングで無駄に消費するインクの方が多いイメージがある。多くのメーカがそのインクに高い値付けをして消耗品ビジネスを展開している。

 

昔、HPに「アクティブ・エアー・マネージメントシステム」 という機構があった(以後AEMS)。クリーニングの際消費したインクを回収&循環するというものだ。私はこのコンセプトが気に入って、この機構が搭載された3210という機種を買い、6年間使ってきた。ヘッドの目詰まりは一度も経験しなかったが、インクの消費が特別少ない印象は無い。インクの消費が少ない分、容量を減らして交換回数を増やすことで消耗品ビジネスを維持したのかもしれない。

HP3210は6年で寿命を迎え、現在新しいプリンタを物色中である。消耗品ビジネス色の濃いキャノンとエプソンは選択の対象外とした。これらメーカの製品はプリンタも消耗品扱いで、万一目詰まりしたら即ダメになってしまう。
HPのラインナップを見るとAEMS搭載機が消えている。おそらく、インクの消費を減らす機構は消耗品ビジネスにとってマイナスと判断したのだろう。HPは目詰まり問題に対して抜かりの無いメーカである。今でもインクとヘッド一体の機種があるし、ヘッド分離型でもヘッドだけを取り寄せて顧客が交換可能にしている。

 

最近ではヘッド目詰まり自体が減ったように思う。調べてみると、使わなくても自動的に電源ONして定期的にクリーニングを実行するらしい。これなら確かに目詰まりしずらいが、無駄にインクを消費することに変わりは無い。
プリンタのカタログにはランニングコストが載っているが、この計算にはクリーニングで失われるインクや紙が含まれていない。これらを含めないと、本当のランニングコストはわからない。下手をするとクリーニングで失われるコストの方が高いかもしれない。

レーザープリンタが安くなってきた。これならインクにまつわる様々な悩みから開放される。カラーレーザーはまだ高価だが、印刷がモノクロに限定されるなら有力な選択肢に違いない。

第三の選択肢としてブラザーがある。キャノンやエプソンよりも消耗品ビジネス色を押さえ、マジメなものづくりをしている印象だ。FAX機能まわりを良く研究していて、電話機が付いたユニークな商品を展開している。次はブラザーの製品を買ってみようと思う。

 

<参考購入先>
お勧めのプリンター ブラザーはエプソンやキャノンと違い客様本位のメーカーです
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