マツダCX-5はスポーツカーになれるか

CX-5のターボディーゼルはわずか2000回転で4Lエンジン並みのトルクを発揮するクルマだ。このスペックに目をつけてカー雑誌がスポーツカーの候補に挙げるものだから、ためしに試乗してきた。結果は、以下に書いた過去の経験のとおりだった。

動力性能の実態を比較する

たしかに、ふめば加速するし、余裕のパワーで坂道がまったくストレスにならない。しかし、キビキビ感はなく、踏んだ瞬間の加速感が丸い。このようなクルマで加速感を得ようとすれば、すぐにスピードがあがって怖い結果になる。原因は、車体が重過ぎる点に尽きる(1.6トンもある)。結局、重いクルマはいくらパワーがあってもスポーツカーになれないことを再認識した。(そもそも、パワーだけとりあげてスポーツカーの候補にする方がおかしいのだが)

ところで、「スポーツカー」について一般の人はなにをイメージするだろうか。いろんな人に意見を聞くと、タイムを競うために計画されたGTカー、レーシングカー、スーパーカーらと勘違いしている人が実に多い。
私が考えるスポーツカーとは、意のままに操る楽しみを与えてくれるクルマである。パワーは要素の一つにすぎず、速さ(タイム)に至ってはどうでもいいことだ。

CX-5は他の要素に目を向けると、静粛性に優れ高質な乗り味を持つクルマである。燃費も1.6トンとは信じられないくらいよい。このタイプの乗用車として優れた商品に違いない。

 

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