固定電話の未来~インテリアを崩壊させる国産家電のデザイン

今でもたまに、FAXが欲しいときがある。FAXの機能は電話とプリンタ、どちらにも合体可能だ。そのため市場には、電話機と一体になった商品(おたっくすなど)と、プリンタ複合機と一体になった商品がある。FAXはいったいどっちにくっつくのが便利なのだろう。中には電話、プリンタ、FAXの3つ全部を一緒にした商品もある(ブラザーのMyMioシリーズ)。

いまや「電話」「FAX」の機能はオマケ扱いで、何かと一緒でないと商品として成り立たない時代になりつつある。電話が機器の「核」になりえたのは過去のことだ。FAXはずいぶん前から「オマケ」扱いである。

※プリンタ複合機でFAXの待ち受けがちゃんと機能するのはブラザーくらいだ。「おたっくす」のようなFAX付き電話機はパソコンとの連携が不十分でとても古く見える。そのうち廃れてしまうだろう。

 

固定電話機は何十年も前から進歩が止まっている(コードレスになったくらい)。電話機として売られている商品をみても、商品企画に特徴の無い(やる気のなさを感じさせる)シロモノか、電話機には見えないゲテモノばかりである。
近年は携帯電話の普及に伴い、新規に固定回線を契約する人も減ったようだ。需要は減る一方で、開発に力が入らないのも仕方が無いのかもしれない。
存在意義の薄い固定電話は、そのうちドアホンやホームセキュリティに統合されるかもしれない。まるで「家無し子」である。

私は、長い歴史を持つ固定電話には単独で十分通用する存在価値があると思う。使わないときはインテリアと調和した佇まいをみせ、使うときはカッコいい(女性には美しい)通話スタイルを演出できる「道具」としての存在価値だ。ところが売られている電話機を見ると、素人がデザインを担当しているのか、道具としてまったく魅力の無いものばかりである。これは電話機に限ったことではなく、家電全般にいえることだ。
家電の大半は、どのようなインテリアを想定したのか見当も付かない外観をしている。ひどいものは、部屋に置くだけでインテリアを崩壊させる。もうちょっとマジメに作らないと、そのうち海外商品に駆逐されしまうかもしれない。

 

<参考購入先>
美しいデザイン電話機

<関連記事>
パソコンのケースは黒ばかり~インテリアを破綻させる商品

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です