電話機の選び方~固定電話は崩壊デザインの見本市か

 携帯電話の普及に伴い、新規に固定回線を契約する人が減ったという。SNSが普及してきて電話機能がオマケになりつつある。FAXは完全にオマケ扱いで、電話かプリンタにくっついた商品しか見当たらない。電話が通信の「核」だったのは、もう過去の事になってしまった。

 

 固定電話はいまも売られているが、1990年頃から進歩が止まっている。最後に見た進歩は、留守電の記録がテープからメモリになり、無線でコードレスになったことだった。
 いま、電話機として売られている商品を見ると、商品企画に特徴の無い(やる気のなさを感じさせる)ものか、電話機には見えないゲテモノしかない。

 携帯電話やSNSの普及に伴って固定回線の需要は減る一方で、開発に力が入らないのも仕方無いのかもしれない。固定電話はそのうちドアホンやホームセキュリティに統合されるかもしれない。まるで「家無し子」である。

 

 私は、長い歴史を持つ固定電話には単独で十分通用する存在価値があると思う。使わないときはインテリアと調和した佇まいをみせ、使うときはカッコいい(女性には美しい)通話スタイルを演出できる「道具」としての存在価値だ。
 ところが売られている電話機を見ると、素人がデザインを担当しているのか、道具としてまったく魅力の無いものばかり。これは電話機に限ったことではなく、家電全般にいえること。

 

 崩壊デザインで埋めつくされた市場にもマシなデザインのものがごく少数ある。写真はユニデンのDECT。見た目はいいがUIに問題があってやや使いずらい。

 

 家電の大半は、どのようなインテリアを想定したのか見当も付かない外観をしている。部屋に置くだけでインテリアを破壊するものが多い。もうちょっとマジメに作らないと、そのうち海外商品に駆逐されしまうかもしれない。

 

<参考購入先>
ユニデンのDECT
美しいデザイン電話機

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