イノベーションは終わったか~iPhone5にみるアップルの未来

私はiPhoneやスマートフォンなどには興味がない。複数の機能をまとめることで持ち物、スペースを減らしただけの商品に見えるからだ。まとめたせいで、単独より不便になったこともある。
たとえば、電話中、耳に当てているときはメモやデータの閲覧、ネットを見るなどの作業ができない。用件は、ひとまず紙にメモする必要がある。電話をするたびに耳に触れ、クリアパネルが皮脂で汚れるのも気になる。

これまで携帯機器は電話を核に発展してきたが、「話す」機能と、「見る・メモを取る」機能は分離独立させたほうが本当は便利ではないか。電話をしながら、手元の端末をフィンガータッチ入力でメモを取り、すぐにメールに転送して配信できる。これがアップルの製品としてふさわしい姿のように思える。
1体にこだわるなら、iPhoneを2分割して、通話部分だけを分離できるようにしても問題は解決する。

このブログで過去述べてきた通り、携帯電話は次のようであるべきだ。

1.落としたり、踏まれても壊れない(堅牢性)
2.女性は美しく、男性はカッコいい知的なライフスタイルを演出できる(優れたデザイン)
3.使う行為そのものが楽しい(サウンド・モーションギミック)
4.使い込むほどに味わいが増す(高い質感)
5.優れた耐環境性(地球上のどこでも機能する)

当然、機能は通話に必要なものだけに絞る。ケースなど必要としない。「利用者を心酔させ、使う喜びを感じさせる商品」を求めるという点で、私もアップルも考えは共通のようだ。いまの商品のほとんどが、ここから遠く離れている。そろそろ原点回帰してはどうか。もう一度電話機を作り直して、イノベーションを見せて欲しい。

 

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