G’zOne はシャア専用か~G-SHOCKから透けて見えるカシオの課題

 カシオのG’zシリーズは堅牢製に優れた数少ないケータイだ。しかしそのアニメチックなデザインが商品の魅力を半減している。アニメメカをモチーフにことさら堅牢性をアピールした外観は。同社の時計やカメラに見られる共通の欠点に見える。

 残念なことに、アニメチックなデザインのせいで、それを使う人がアニメオタク、ミリタリーオタクに見えてしまう。堅牢性は機能の一つにすぎない。こういった機能は一見それとは見えないさりげない装いの中で実現べきものではないか。

 

 カシオにはG-SHOCKというヒット商品がある。この時計の欠点は外装やバンドに耐久性の低いプラスチック(ウレタン樹脂)を使っているところ。耐衝撃性は最高だが寿命は最低の部類になる。

 G-SHOCKは使う使わないに関係なく外装がボロボロになっていく。日光に当てると急速に劣化が進む。明らさまな使い捨て消耗品で、コレクションするなど考えられない代物だ

 

 

 時計は最も進んだ携帯機器の一つだ。高強度ガラスとチタン合金の外装を持ち、落として踏んづけても壊れず、水に濡れても問題ないものが実用化されている。カッコいい、おしゃれなライフスタイルを演出できる道具に進化している。芸術の域に達している商品も存在する。携帯電話がこの域に到達するには、まだ時間が必要なのかもしれない。

※ウレタンの劣化要因は、光と、空気中の酸素、水分。どーしてもコレを長期保管したい人は、電池を取り出した上でこれらから厳重にシャットアウトするような工夫が必要だ。

 

<参考購入先>
メタル素材のG-SHOCK これなら長持ちするでしょう
携帯の次のイノベーションは、使う姿がカッコいい(美しい)スマホだ!