インクジェットプリンタと消耗品ビジネス2~エプソンのプリンタは二度と買わない

私は以前、エプソンのプリンタを使っていた。印刷品質はたいへん満足いくものだった。しかしそれは最初だけだった。ヘッドが頻繁に目詰まりを起こした。「ヘッドクリーニング」すると目詰まりに関係ない色も同時に減った。印刷するたびにたくさんのインクと紙、時間が無駄になった。

「何度クリーニングしても目詰まりが直らない」
「なかなか印刷が始められない」

この精神的なストレスは相当なものだった。
ランニングコストはきわめて悪かった。印刷で消費するインクよりも、クリーニングで失われたインクの方が多かったように思う。
ヘッドの目詰まりが直らなくなって捨てることにした。捨てる前に本体を分解してみて驚いた。内部にはクリーニングで捨てたインクを吸い取るためのフェルトが大量に仕込まれ、そのほとんどが染まっていたのだ。私が買ったインクの大半がここに捨てられていた。

135936511901513212577_printer エプソンのプリンタの内部。大量のフェルトが見える。これらは元々は白いもの。左上には端だけ染まったフェルトがみえる。

 

私はこれを見て

 「エプソンのプリンタはもう二度と買わない」 

そう心に決めた。

プリンタを安くする代わりにインクで儲ける。それはいいとしても、高い値付けをしたインクまで無駄に消費させる仕組みなのはやりすぎだ。一説によるとインクは血液より高価という。「インクの一滴は血の一滴。お客様の貴重なインクは僅かでも無駄にしない」そんな姿勢で商品を作るのが本当ではないのか。

 

エプソンにかぎらずプリンタメーカは今でも消耗品ビジネスを展開している。本体は驚くほど安く、インクは相変わらず高い。しかし、思うように利益が出ていないように思う。インクに高い値付けをすれば消費者は印刷そのものを節約しようと考える。互換インクや補充インクが出現して純正品の売上が減り、その対策にコストがかさんでいるだろう。
保証期間内は純正インクを使う人でも、保証が切れたら互換インクを使うかもしれない。互換インクにリスクがあるといっても、3~4回無事に使うだけで修理代のモトが取れるからだ。

※お客様に「互換インクを使わせない」ために様々な努力をしているようだ。ICチップで管理しても即座に回避策がとられる状況はコピーガードと似ている。そもそも互換インクを使わせない仕組みはメーカの都合にすぎず、ユーザーには何のメリットもないことだ。

 

そろそろプリンタの消耗品ビジネスも見直しが必要ではないか。プリンタという機器は本来、メンテナンスしないと性能を維持できないものだ。プリンタは目詰まりしなくても3年くらいで紙送りに問題が出てくる。ユーザーが簡単に分解でき、内部の清掃や部品交換を容易にする仕組みが必要だ。
 カートリッジは無意味に増えた色数を減らしてタンクの容量を増やしてはどうか。色数が多いのにタンクが少ないとしょっちゅう交換することになり、かなりのストレスだ。

※カラー印刷は黒、シアン、マゼンダ、イエローの4色あればいい。階調をよくしたいなら「白」を追加すればいいし「オレンジ」はマゼンダと黄色から作れる色で本来要らないものだ。

 

<参考購入先>
互換インク一覧
お勧めのプリンター 私は結局ブラザーを購入しました

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