ホンダ N-ONE これは本当に軽か?

今年車検ということもあり恒例のディーラー巡りをしている。今2.5Lのスカイラインに乗っているが、今回は軽自動車をメインに物色。アルトエコ、ミライース、スペーシア、DAYZ いろいろ乗ってみたが、どれもいまひとつだった。軽自動車の装備、内装はとてもよくなり、昔の中級乗用車クラスになった。しかし肝心の乗り味が「やっぱり軽」なのである。

「皮巻き」ステアリングの操舵感覚はオモチャのよう、アクセル、ブレーキなど操作系のタッチはフニャフニャである。走ればガーガーうるさいエンジンとロードノイズが耳に付き、クルマの揺れが大きく落ち着きがない。このあたり、ダイハツやスズキは改善が難しいかもしれない。彼らは「軽とはこんなの」として長年このレベルで作ってきた。しかし日産が同じことをするとは何事か。DAYZはアラウンドモニターとタッチパネルを取ったら何も残らないクルマである。

落胆の帰り道にホンダが軽を出していたの思い出した。顔つきが古臭いため眼中に無かったが、ダメモトで乗ってみて驚いた。これは素晴らしい。上級乗用車をそのまま縮小したような質感と乗り味で、これまで高級セダンに乗って生きた人が乗り換えても違和感を感じないだろう。少なくとも「軽だからこんなもんでいいや」といった作り手の妥協は感じられない。

燃費一辺倒の現代において、あえて燃費には目をつむりドライバビリティを優先したセッティングも好感が持てる。このあたり、さすがはホンダだ。たとえ実質リッター16キロしか走らなくても、中型乗用車に乗ってきた人からすれば「十分良い」燃費に見える。残念なのは顔つきがいかにも古臭いことで、私的にはここだけが引っかかる。残念ながら契約に至らなかったが有力候補に違いない。ビートの後継機も気になるクルマだ。

ホンダから受ける印象は「一匹狼」だ。昔はFF&NAしか作らなかったので気に留めることはなかったが、今後は注目できそうだ。N-ONEにしろ、N BOXにしろ、ミライースを横目で見てリッター30を目指したらDAYZのようなダメグルマになっただろう。クルマにとって走る、曲がる、止まるが基本で、燃費はこれらを満たした上でしか成り立たないことをちゃんと押さえている。これからも個性あるクルマを作り続けて欲しい。

<参考購入先>
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