カーオーディオは廃れるか2

近年ナビの装着が当たり前になりオーディオ専用のデッキアンプを考える機会がなくなった。デジタルアンプはまだ普及していないがストラーダのSシリーズを買ってみた結果ではこのクラスでも内蔵のオーディオは必要十分なレベルにあると感じた。昔のようにパワーの数字だけ大きくて音は歪だらけという商品は減ってきた。また、オーディオの機能がナビと一体になったことでデザインの問題も消滅した。

再生環境も変わった。CDをMP3でリッピング&保存したUSBメモリを挿すだけで大量の音楽ソースを手軽に再生できるようになり、チェンジャーは必要なくなった。

 

現在の問題はスピーカ部にありここは昔から進歩が見られない。見てくれだけで音は純正SPと大差ないか、劣るものがほとんどのようだ。最近フィットとNBOXを購入したが、どちらも純正ツイータを追加してイコライジングしてやるだけで割と満足いく音が得られることを経験した。ストラーダには8バンドのグライコ機能がありデジタル処理が良質でイコライジングによる音質劣化は気にならないレベルにある。

バッフルボードやデッドニング材といった商品も増えたが、測定器も工学的知識も持たない素人がこれらを使いこなすのは難しい。このようなチューニング商品の増加はショップの利益に貢献しても音が改善するとは限らない。ショップはお客様が選んだ商品をポン付けして終わりで出てくる音は運任せである。プロショップでも制振・吸音・遮音についてf特や歪率の測定結果をもとにトライ&エラー出来るところはほとんど無いようだ。そんな状況なのでカーオーディオを改善しようとした大半の人が

 

「確かに音は変わったが、お金をかけた割には良くなっていない」

 

結果に終わっているものと推察される。最も簡単な純正SPのイコライジングチューンも測定器なし(聴感だけ)でこちらのようなフラットな特性に調整するのはまず無理である。ネット上にはそれらしい測定結果とウンチクが書かれたサイトもあるが内容は疑問だらけであり、アルミホイール同様にカーオーディオの世界にも専門家がいないようである。ロードノイズの下で聴く音楽にどんな価値を見出すかが問題だが、カーオーディオの目的はあくまでドライブのサポートであり、ピュアオーディオとは異なるサウンドチューンが求められる。

 最近のサウンドチューンを見ていて気になったのがサービスホールを塞いでしまったりスピーカの手前にリングを巻いて内張りとの隙間をなくす施工だ。ドアの音響系は複雑で、それをした結果は必ずしも良くなるとは限らない。

 

<参考購入先>
FOCALスピーカ一覧 見た目が地味なものは良い音が期待できます
クルマの制振材一覧 オトナシートは勧めの制振材

カーオーディオではスピーカが一番重要。国産製品は見てくれだけでマトモな音が期待できる商品はほとんどありません。海外に目を向けるとHELIXやFOCALなどの候補があります。
HELIX(ヘリックス)16cm2wayセパレートセットP236
HELIX 16cm SP単品

 <関連記事>
カーオーディオの音質改善

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です