偽装ではなく誤表示?~低すぎる庶民のリテラシーが引き起こす問題

最近また食の問題がフィーバーし始めた。これと平行して、「ほこたて」のヤラセ問題が話題になっている点も興味深い。偽装とヤラセは似たような問題だ。こういう話題は好きなのでついツッコミたくなる。

偽装といえば「船場吉兆」「赤福」、ヤラセといえば「あるある」が記憶に新しい。NHKの「プロジェクトX」も以前から噂されるように怪しい番組の一つだ。

私が見るに、今回の事件はいずれもお互い様で、「ダマされた」とかいって苦情を訴えるのは筋違いではないか。この問題の責任の半分は、「レッドキャビア」といって「トビウオの卵」を出されても気づかなかったり、キナ臭い出来過ぎの番組を喜んで見ていた側にある。

顧客のリテラシーが低ければそれにあわせて商売するのが普通なので、この手の話を持ち出すときりがない。観光地のいけす料理を「新鮮で美味しい」と喜んで食べる人がいればそれを続けるだろうし、伊勢えびをザリガニの肉とすり替えても気づかなければそうする可能性だってある。
偽装しても原価相応の価格で提供していればクレームは出ないかもしれない。価格が「本物」をベースにしていた場合は深刻な問題だ。

ヤラセの方だが、世の中、中身が正確な番組を探すほうが難しい。あるあるも、ほこたても、お笑いバラエティ番組として見ていれば問題なく楽しめたはずだ。真実をありのまま伝えたら番組はつまらないものになり、ほとんどの番組が成り立たない。「川口浩探検隊シリーズ」のように、皆がヤラセを承知で楽めるようにならないものか。

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こちらは私がいつも飲んでいるマズいコーヒー。「高級豆使用」という表示がひっかかる。「高級豆」の基準は何だろう。これも「鮮魚」と同じ、曖昧な表示だ。コップにあけると不自然にドス黒い。無糖カラメルドリンクと名前を変えたほうがよくないか。もうちょっとマジメに作ってもらいたい。

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