ハイブリッド掃除機が登場~ダイソンをマネしてどうする

年末の大掃除のタイミングにあわせてパナソニックから新型の掃除機が登場した。何でもコードレスとACの両方で使えるようにしたというが、こういうのはハイブリッドと言わず「2WAY電源」と呼んでほしい。外観はダイソンそっくり。企画の行き詰まりを感じさせる商品だ。

 

 掃除機のゴミを吸い取る能力が十分になった今、大きな課題として「騒音」が残っている。国内メーカは長年にわたり騒音に手を付けずコストだけを優先してマトはずれのものを作ってきた。デザインについても、どんなインテリアの中に置かれることを想定したものか皆目見当のつかないものばかりだ。
サイクロンが登場すると、各社一斉にこれに追従した。ダイソンを横目でみながら皆サイクロンモドキを作り、高額で、低性能で、使い勝手の悪いものへ退化していった。

 騒音のせいで奥様が掃除機をかけている間、住人は終わるのをじっと我慢しなければならない。音で周囲に迷惑を掛け、インテリアを破綻させるモノを誰が欲しがるのか。ユーザー不在の企画から生まれた掃除機は、誰も欲しがらない。しかし「それしかない」から、壊れたとき仕方なく買ってもらえた。本当に必要な掃除機は、音がまったく気にならないモノではないか。

 

 方式は「紙パック」がベストである。アレコレ余計なことを考えずに、「紙パックで低騒音を追求すべき」と以前から説いてきたが、そのような商品はいつまで経っても日本からは生まれない。 去年、海外メーカが低騒音を追及した掃除機を出してきた。低騒音の秘密はモータの宙吊り構造にある。単なる宙吊りではなく、排気圧を利用してモータ本体をわずかに浮上させ、底部を完全に非接触支持するらしい。

「紙パックで低騒音を追求すべき」という方針は正しいはずだ。国内メーカには40dBA以下のをつくってもらいたい。リビングでテレビを見ている旦那の側で掃除機をかけても、気づかれないものを作れ。ダイソンなど放っておけばよい。サイクロンは原理的に騒音低減が困難であり、こういう方式を後追いするのは無意味だ。

(本記事は2013/6/17の投稿記事を加筆したものです)

137853338524113125635_DSC02973 137853340298613125803_DSC02974

我が家で購入した超低騒音掃除機。国産の掃除機に比べると大きくて重いがその分頑丈に出来ている。マルチフロアのノズルはシンプルで髪の毛を巻き込まない構造だがローラの隙間に多少入る。騒音は能書き通りかなり静かな部類に入るだろう。
紙パック5年分プレゼントの中身はEES96 4個セット。実売価格で約2000円分だった。1個に4枚入っているので、16個。5で割ると1年あたり3枚ちょっとなんですが。5年分プレゼントという広告には問題ありそうだ。

 

<参考購入先>
エレクトロラックス エルゴスリー一覧
掃除機は主婦の蛮用に耐えなければならない。くるくる回るパワーノズルの機種もあるが髪の毛が絡むうえ壊れやすい欠点がある。シンプルなノズルが付いた「マルチフロア」がおすすめ

 

ハイブリッド掃除機が登場~ダイソンをマネしてどうする」への1件のフィードバック

  1. しげ

    紙パック式なら日立のかるパックCV-PA300なら排気もきれいで運転音55~約50dBでかなり静かですよ。
    ブラシ回転音があるから50dBですがブラシを止めればエルゴスリー並に十分静かだと思います。
    日本家屋での使い勝手はやっぱり国産の方がいいでしょう。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です