知られざるレンタルサーバのリスク2~ExpressWebは使えるか

 このサイトはWordPressを使って書かれている。WordPressが使えるレンタルサーバーといえばロリポップが人気で、多くの人が利用しているようだが、私はExpressWebと契約した。この12月で1年になり更新時期を迎える。ExpressWebは比較サイトのランキングにも挙がらないため知らない人が多いかもしれない。料金はロリポップと同等、WebMatrixと連携して使える特徴があり、面倒なサイトの丸ごとバックアップやレストアが簡単にできる。ローカル環境でfunctionやスタイルシートの編集・動作確認を行い、本番環境にアップロードするスタイルはサイトの早期立ち上げとデバックの効率化に大いに貢献した。SQLサーバーを追加料金なしで3個まで持てるメリットも見逃せない。しかしトラブルがなかったわけではない。

サイトやメールサーバにアクセスできない障害が月に1回くらいあり、9月にバックアップもろともデータを飛ばす事故をやらかしている。障害を監視する能力が不十分で、障害の回復は苦情を受けてからの事後処理なことが多い。月曜の朝、メールサーバーがダウンしていてメールチェックできないことが結構あった。実に困った話だ。サポートを土日に受け付けないのも問題に思える。

 

 1年契約してみて感じたExpressWebのリットはやはりデバックやバックアップ&レストアがやりやすいことに尽きる。プラグインやWordPressの更新でコケてもすぐに元に戻せる。ロリポップのバックアップサービスが別料金なことを考えると、一番有り難い日常のメリットはここかもしれない。このサーバー、障害なく安定さえすれば優れた環境に違いない。

 障害が多いように見えるが、障害の発生頻度そのものはどこのサーバーも同じに違いない。セキュリティや事故対策は横並びで、ここで差が出ることは考えにくい。では利用者が感じるサーバーの安定度は何によって左右されるか。これはおそらく、障害の察知と復旧のスピード(管理能力)によって決まるのだろう。このあたり、気づかずに朝までほったらかしのExpressWebが悪い印象をもたれても仕方ない。「改善に努めます」という話なので、来年1年契約を更新することにした。

 

 

webmatrixsampjpgWebMatrixの編集画面。cssやfunctinファイルの編集が使いやすいデバッガを使って容易に行える。失敗してサイトが表示されなくなってもローカルなので安心。ファイルやフォルダのコピーはエクスプローラ感覚。心行くまで調整したのち本番環境へアップロード。これに慣れるとWeb上の直接編集はとてもリスキーに感じられる。

 ローカルとサーバーの表示が崩れたり一致しない場合はweb.configに問題がある場合が多い。最初のweb.configを残しておくことがポイント。

 

 

 

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