クルマの自動運転とレーダー反射ビジネス

 クルマの自動運転が急速に普及している。EVやFCEVなどとは違い、この流れは間違いない。自動運転といっても完全にクルマ任せで移動できるようになるのはまだ先の話だ※。当面は追従走行したり、追突、レーン逸脱などを検知して警告やブレーキアシストするものが主流になるだろう。自動走行の課題のひとつにレーダー反射の少ない「人間」の検知があるという。

 人間を見つけすくするための工夫は昔から実施されている。夜間光る反射材がそうだ。これと同じように、今後はレーダーで見つけやすくするためのレーダー反射素材が求められそうだ。自動運転の普及に伴い、需要の拡大が予想される。

 

 現在はまだ影も形も無いが、次のものが開発普及しそうだ。

・レーダー反射シューズ
・レーダー反射帽子
・レーダー反射ウェアー(上着、下着、ハラマキなど身に着ける衣類全般)
・レーダー反射ランドセル(傘、鞄など持ち物すべてが対象)

 老人や子供用には装着義務化される可能性があり、そのマーケットはとても大きい。

 レーダーをよく反射する素材にアルミやステンレスなどの金属がある。反射材は波長に対して大きくないとダメなので、ある程度の面積と、車に向けて広い面が向くようなものがよい。
 板状のものはランドセルのカバーの内側など、目立たないよう仕込むと良いだろう。表面に貼るだけの反射材もありうる。これは赤外線レーダーに対しても有効だ。
 衣類など柔軟素材の場合はアルミやステンレスなどの金属糸を編みこむ必要がありそうだ。洗剤との反応など課題が多いので、今からの開発が望まれる。
 赤外線レーダーにも検知されやすいよう、赤外線を吸収しにくい素材や塗料の開発が進むに違いない。

 

 自動運転車というとなぜかEVとセットで考えているものが多い。EVの普及は自動運転で弾みがつくだろうか。EVの課題は過去に述べたとおり。当分の間は無いと考えておきたい。

※:googleは完全自動運転にとても熱心だが、人間が移動するためのクルマ作りが目的ではなさそうだ。googleが自動運転を開発する本当の目的は、カメラを積んだクルマを自動運転でたくさん走らせて、世界中の詳細地図を効率よく作りあげるために違いない。

 

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