あなたの死後、家族の弔辞を聞けたとしたら・・

最近書店の入口付近に「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー氏)と、出口汪さんの「~技術」シリーズが山積みされている。気になって手に取った人も多いと思う。この手のノウハウ書はずいぶん読んだが、ほとんど記憶に残ってない。内容は忘却の彼方にあり、読み返す気も起らない。
そんなノウハウ書で実際に役立ち今も活用しているものが1つだけある。「超」整理法(1993 野口悠紀雄著)だ。これは書類の整理法として確かに機能し、私はこれをパソコン上で実現するために「超」仕事人(現行InfoStudio)というソフトを作った(1996)。

 

DSC01384aネットで沢山の情報が手に入る現在、紙媒体の情報を求める機会は少ない。そんな時代に関わらず、これらの本は良く売れているという。とりあえず何冊か買って読んでみた。

出口汪さんの本は読みやすく、あっという間に1冊終わる。沢山種類があるが、重複が多く内容が薄い。分野が沢山分かれているが、全部1冊にまとめられる内容だ。消費者より出版社の利益を優先した売り方は感心しない。

 

 

7つの習慣は読み応えがある。中でも次の話は私の心に残る(かなり要約しました)。

 


 あなたが死んだと仮定する。葬式の日、家族や友人、会社の同僚が訪れる。皆が順番に、あなたの亡骸の前で、あなたが生前どんな人だったか弔辞を述べるだろう。その内容を想像して見よ。

 これによって自分が今まで何を中心に置いて生きてきたか、それによって周囲にどんな影響を与えてきたかを自覚できるだろう。中心とは、家庭、仕事、恋人、子供、友人、お金、ライバル、宗教など様々なものがある。

 人は本来「○○」ことを中心におくべきで、それが真の成功と幸せを得るうえで欠かせないことだ。 「○○」を中心において、仕事、家族、同僚、恋人など周りにに対する接し方を自分の「行動指針」としてまとめ、それを行動する習慣をつけてほしい。


 

 これは7つあるアドバイスの1つだが、この本には他にも、多くの人が、おそらくは一生気づけないことが書かれている。普通、本を読んだくらいで自分の行き方や考え方が変わってしまうことは無い。この話は私の心にグッサリ刺さった。もしかしたら、あなたの生き方に大きな影響を及ぼすかもしれない。久々にお勧めの一冊だ。

 

<参考購入先>
7つの週間 漫画本もありますが、原著を訳したブ厚いもの(上の写真)がお勧め。沢山の事例が載っていて理解に役つ
出口汪さんの本 内容が薄くてスラスラ読める本です
「超」整理法 現代でも色あせない名著

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