足元保温ヒーターの選び方

冬場、椅子に座ってOA作業や勉強をするとき、足元にヒーターがあると快適だ。部屋全体を暖房するより、頭寒足熱を実現したほうが作業が捗る。この季節はいろんなヒーターが売られており、今までに無い新しい商品も出ている。今回はデスク作業に使えるヒーターを取り上げてレビューする。

 

DSC01237a よくある小サイズのホットカーペット。写真はナショナル製のミニマットで消費電力40W、最高表面温度38℃(気温24℃、以降共通)。暖かく感じるのは触れた部分のみ。

手入れはコロコロを使って髪の毛を取るくらい。基本的に洗えないので徐々に汚れていく。

 

DSC01238a デスクスパ。オフィスなどの床に敷いて靴を履いたまま使うよう設計されている。消費電力60W、最高表面温度54℃。通電中は中央が熱膨張で膨らむ。
 これも触れた部分しか熱が伝わらないためしばらく足をのせて動かないでいる必要がある。また、表面温度が高いため、暖まってくると熱く感じる。通電中は赤いランプが明るく光り目立つ。

 吹き掃除できて手入れは楽だが防水ではないので注意。

 

DSC01241a コタツと同じ、ハロゲンヒーターによる保温器具。写真はメトロのフットヒーター。赤外線の輻射と対流熱伝達によって熱が伝わるので足が触れていなくても温かく感じる。緒に足元を毛布で覆ってコタツみたいに使うことも可能。最大消費電力180W。温度コントローラーのほか、消し忘れ防止タイマーが付いている。

 細部まで良く考えられており子供の勉強机にベストマッチする。1人用こたつのような商品もあるが、足を乗せて使えるこのタイプの方が使いやすい。

 

 

DSC01282a パネル式のデスクヒーター。屏風のように立てて使う。写真はパナソニックのDC-PEKD3で消費電力165W、弱82.5W。平均表面温度55℃、弱で38℃ (気温20℃)。しばらくつけていると床も加温され、表面温度がプラス9℃、弱でプラス5℃の上昇だった。

 主に熱輻射による暖房器具。温度が低く、普通こういう商品は成り立たないが、放射面積を十分広くとり、コの字に設置することで効率(形態係数)を改善して実用化している。あまり類例を見ないユニークな商品。

 

 膝から下がじんわり暖かく意外に快適。足の裏は加温されない。スリッパなどを履いていると足の甲への輻射が遮られるので脱いだ方が温かい。

 以上4種類でお勧めは、OA作業用にパネル式のデスクヒーター。子供の勉強机にメトロのフットヒーター。床に敷くカーペット類は足の裏だけ熱くなってあまり快適とはいえない。

 

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 足元ヒーターは消し忘れしやすい。タイマーが付いていない機種では、写真のダイヤルタイマーと組み合わせて使いたい。

 

 

<参考購入先>
フットヒーター 49cmタイプがお勧め
デスクヒーター 屏風のように立てるタイプがお勧め
放射率温度計 物体の表面温度を測るのに便利です。私はA&DのAD-5614を使っています

<改定履歴>
 2015/12/2 パネル式ヒーターのレビューを追加。