ASUS TransBook T90Chi~WiFi無線が不安定・遅い問題と改善策

DSC01523a 写真はASUS T90Chi 。キーボード付きタブレットのニーズをうまく掴んだ商品で、値段が安いこともあって良く売れているらしい(実売3万円前後)。

 使いやすいキーボードとセットになっていて、ストレスの無い入力が可能。写真のようにキーボードと合体できて使い勝手はノートと変わらない。分離してタブレットだけ持ち歩くことも可能。
 性能も申し分ない。数年前のネットブックとは雲泥の差だ。ローカルの記憶容量は少ないが、クラウドドライブと併用すれば問題ない。これは使える。

 

 

 ところでこのタイプの端末では以前から無線機能の問題が指摘されている。内容は、WiFiの接続が不安定で遅いというもの。この問題は本機に限らず、T100TAなどTransBookで共通するようだ。
 この問題をネットで検索すると、ネットワークアダプターの設定をいじったり、レジストリをいじって省電力機能のメニューを出すような記事が出てくる。実際私のところに届いた本機も同じ問題が起きていて、セットアップしていく過程で無線が遅いことに気付いた。そこでネットの記事を参考に設定をいじると多少は良くなるが、根本的には直らない。ドライバーの問題で改善待ちと結論付ける記事もみかける。

 この問題を詳しく調べると、遅いのは下りだけで、上りの速度はそこそこ出ていることに気付く。この結果から推測できる原因は無線干渉で、真っ先に思い当たるのがBluetoothだ。
 この機種のキーボードはBluetoothで、無線の2.4GHz(g)帯と被っている。ためしにBluetoothマウスを追加すると、ほとんど使い物にならない速度に落ちてしまう(ブロードバンドスピードテストで0.5~1Mbps前後)。この結果から、無線機能の問題は、Bluetoothなどの無線干渉が原因と見て間違いないようだ

※:ネットワークアダプターに「Bluetooth Collaboration」という設定項目がある。これを無効にするとWiFiは改善するが、入力デバイスの応答が悪くなる。Enableにすると入力は快適になるが、WiFiの速度が落ちるので結局両立しない。遅いといっても、普通にネットを見る分には問題ない。ここがこの問題の微妙なところだ。

 

DSC01526a 解決方法は簡単。Bluetoothと被る2.4GHz帯を避けて他の帯域で接続すればよい。試しに無線を5GHz(a)で繋いでみると、設定などいじらなくても十分な速度が出る。

 写真はバッテリ駆動の状態でブロードバンドスピードテストを走らせた結果。省電力設定に関係なく20M~50Mbpsは出る。我が家のネットブックでも普段こんなもの。正常だ。

 

 

補足:office mobileが閲覧のみになってしまう問題について

 この端末は画面サイズの関係でoffice mobileが無料で使える。ところが、マイクロソフトにサインインして本人確認を済ませてもoffice365の登録を促すメッセージが出て使えないことがある。この場合、認証されるまで少し待つ必要があるようだ(10分~数時間)。windowsのアップデートやサインアウト-インの繰り返しをしても無駄なので注意(直ることもあるが単に時間が経過した結果とみられる)。

 

 

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