音楽苦楽部」カテゴリーアーカイブ

たった1つのスペックでオーディオ機器のクオリティを見抜く方法

 数百万円のアンプや数万円のケーブルが市販されている。これらの商品に価格相応の価値があるのだろうか。これまでそれを知る手段がなく、雑誌のレビュー(評論家の主観)を参考にするしかなかった。
 音のクオリティを定量的に調べることができれば、商品の価値を判断するうえで参考になる。以下にその方法をご紹介する。

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なぜオーディオ機器は組合わせで音が変わるのか

 下の図は、2つのオーディオ機器をケーブル(ピンケーブル)で接続したときの一般的な回路図。CDプレーヤとアンプを繋いだときや、プリアンプとパワーアンプを繋いだとき、こうなる。

 機器の入出力には抵抗やコンデンサがある。ケーブルがないとき(単独の時)、これらの素子は次の働きをする。

 R2は出力インピーダンスを、R4は入力インピーダンスを決定づける。
 R3,C2でローパスフィルタを構成する(ノイズカット)。
 C3がカップリングコンデンサになる(直流カット)。
 C1とR1でハイパスフィルタを構成する(直流カット)。

 これらの回路定数は、各メーカの設計ポリシーによって決定されている。

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オーディオマニアはこうして生み出される

 これまでオーディオに関心の無かった人が、オーディオ機器を求めることがある。それは「自分の好きな音楽を、今よりいい音で聞きたい」という純粋な願望が多いのではないか。
 そのときの自分の好きな音楽とは、アニメの主題歌だったり、アイドル曲だったり、おさかな天国かもしれない。

 そこで何らかのオーディオ機器を買って音楽を聴き始めるわけだが、その後、その人たちの行動は次のパターンに分かれる。

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【書評】オーディオマニアが頼りにする本

 「オーディオマニアが頼りにする本」をご存じだろうか。マニアが突かれたくないところをグスグス突かれる。中傷非難が散見され、著者は良識に欠けるように見えるが、工学的知識がある人にとって、結構納得できる内容になっている。逆に、雑誌の情報を頼りにしてきたマニアには理解できず、ただ腹が立つだけかもしれない。 続きを読む

ラジカセから出る「おさかな天国」はピュアオーディオの音を越えるか

 おさかな天国が流行っている。スーパーの魚売り場でお馴染みの「さかな さかな さかな~」というBGMがブレイクした曲。CDを買って自宅で聞いた人は、どのような印象だったろうか。おそらく、意外な印象を受けたと思う。

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我が家のオーディオシステム2002~冬の時代が続くオーディオ市場

 フルサイズのオーディオコンポーネントの需要は、長引く不景気と相まって死んだも同然だ。
 私の記憶によると、1980年代までは皆、フルサイズにあこがれた時代だった。ガラス扉付きのラックに整然と積み重ねられたオーディオセットはリビングを飾り、訪れる人の羨望を集めた。

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