研究」タグアーカイブ

ねじ締結の落とし穴~締付けトルクを管理しても緩むのはなぜか

 「ねじが緩んだので締付けを強くしました」これは必ずしも正しくない。ねじの使い方が間違っている場合、締めれば締めるほどよく緩む。ねじ締結で問題が起きた際、緩めたにせよ、強めたにせよ、標準的な締付けトルクを逸脱する形で問題を収めたら、締結の信頼性か、強度のどちらかが犠牲になっている。

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コーヒーの味を長持ちさせる

 コーヒーは淹れたてが美味しく、その後急速に味が落ちる。朝淹れたコーヒーはせめて昼まで持って欲しい、そう願うのだが2時間がせいぜいだ。この品質劣化をステイリング(staling)と呼び、その原理はまだ解明されていないらしい[1]
 アルカリ処理でこの劣化を遅らせることが出来ることはわかっていて、そのpH調整剤に炭酸水素ナトリウムもしくは、炭酸ナトリウムが使われているという。この添加によってどのくらい味が持つのか。コーヒーの風味がどう変わるのか。今回はこれを実験してみた。

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pH計/pHメーターの選び方2~長持ちさせる秘訣を紹介

 久々にpHメーターを取り出してみたら白い粉を吹いてダメになっていた・・そんな経験はないだろうか。pHメーターは維持管理が最も難しい計測器の一つだ。今回は、そんなpHメーターを長期間維持するコツと、長持ちするpHメーターの選び方をご紹介する。

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茶碗1杯(0.5合)の炊飯を極める

 鍋とコンロを使うと、電気炊飯器よりずっと美味しく炊ける。電気炊飯器の味がまずい原因は「水加減」と「蒸らし」だった。以前はガスコンロを使ってこの検証をやったが、今回はIHクッキングヒーターを使ってガスの味の再現にトライする。
 そして、難しいといわれる0.5合の極少炊飯でガスを上回る味の実現にチャレンジする。

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IHと鉄のフライパンでパラパラチャーハンを作る

 チャーハンは難しい調理メニューの一つ。一般家庭でパラパラに作れないのは火力が弱いからだという説があるが本当だろうか。ご飯同士がくっつかなくなる理由はタマゴに含まれる「レシチン」の採用に違いないが、タマゴの使い方に何か重要なポイントがあるようだ。

 今回、この謎の解明に取り組んで成果を得たのでご紹介したい。この方法を使えば、一般家庭にある普通の調理器具を使って、誰でも簡単にパラパラチャーハンを作ることができる。

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顕微鏡カメラの選び方

 顕微鏡カメラを使うとコリメート法より安定したセッティングができ、専用ソフトを使って写真が撮れる。ところが手頃な価格の顕微鏡カメラが国内にほとんどない。ニコンやオリンパスの純正品は高価で手が出ない。このあたりデジカメ市場と状況が大きく異なる。海外に目を向けると ebayやアリババに数万円クラスの商品が多く並ぶ。今回はebayを中心にいろんな商品を取り寄せてみた。

 

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遠心分離機~コストパフォーマンス抜群の一品

 遠心分離機を求めると学習用のオモチャか、理化学用の高価なものしかない。海外に目を向けると、アマチュアが使える手ごろな機種が見つかる。写真はebayで購入した中国製のノーブランド商品(800-1)。5種類のラインナップがあり、これは一番下位の機種。 20mlの遠沈管が6本入り、最大4,000r/min。価格は送料込み1万円前後。 続きを読む

ミジンコの永久プレパラートを作る~白濁,気泡不良の原因

 写真は30年以上前にバルサム封入して作った永久プレパラート。気泡が入っているものと、そうでないものがある。当時の市販品(プリンス光学製)も9割に気泡が見られる。

 気泡が入っていないものは、良好な保存状態にある。本来ならば今頃とっくに土に還っているはずの有機物が保存されていることに驚きと感動を覚える。現代ではいろんな封入剤があるが、バルサムは長期間の保存に確かに有効だ。

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扇風機と乾湿計を使って湿度を高精度に測る

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 自宅にある湿度計をかき集めて並べてみたところ。いつまで経っても数字はバラバラ。いったいどれが本当なの?

そう思ったことはないだろうか。これらの湿度計は徐々に劣化し誤差が増える。例えばエンペックスが作るバイメタル式は開封後から劣化が進んで3~5年で使えなくなる使い捨て消耗品。どの程度誤差が増えているのか、使い物になるのかならないのか、判定できる手段がないことが課題だ。

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