タグ別アーカイブ: 設計

ねじ締結の落とし穴~締付けトルクより重要なもの

 「ねじが緩んだので締付けを強くしました」これは必ずしも正しくない。ねじの使い方が間違っている場合、締めれば締めるほどよく緩む。ねじ締結で問題が起きた際、緩めたにせよ、強めたにせよ、標準的な締付けトルクを逸脱する形で問題を収めたら、締結の信頼性か、強度のどちらかが犠牲になっている。

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地球ゴマの秘密を解く~3軸ジンバルに見る不思議な挙動

 地球ゴマが2015年4月を持って生産を終了し、生産元が廃業することになった。私が持っている地球ゴマは最近買ったもの(といっても10年くらい前)だが、子供のころ売っていたものとあまり変わっていないように見える。何十年もの間、意匠もパッケージも変えずによく同じものを作り続けてきたと思う。

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5千円の機械時計はロレックスを超えるか~ひぶ朗でタイムグラファー2

時計のテンプが発する振動はたいへん小さい。タイムグラファーではこの微細な振動をいかにS/Nよく検知し、増幅するかがポイントになる。ネット上には市販のアンプや100均グッズを利用した自作記事が見られるがS/N十分とはいえないようだ。前回はネット上の記事を参考にトライしてみたが、出力がBTLだったりゲインが不足するなどして満足いくものを作れなかった。

圧電素子をチャージアンプで受けたい、ローカットフィルが欲しい、電源をUSBから取れるようにしたい、などと考えると100均やキットの寄せ集めでは作れなくなってアンプを自分で設計して自作するしかない。今回はこの方向で検討した。

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ボンゴシ材の橋はなぜ10年で腐ったのか

「25年手入れ不要」の木橋…10年で腐って撤去 千葉 (朝日新聞)

 ボンゴシ材というのはハードウッドの一種で、他にウリン、イペ、セランガンバツなどが知られている。これらのハードウッドは鉄のように固く、釘が通らず、加工困難だが耐久性は抜群とされている。 続きを読む

24時間換気システムの設計の落とし穴3【まとめ】

24時間換気システムはシックハウスを防ぐ他にも、汚染源(人間)が発するホコリや湿気を速やかに排出し、結露を防止する役目もある。しかし現実の施工には問題が見られる。その内容は、必要な換気量がなかったり、特定の部屋が寒くなるなど様々だ。本サイトでは、以前からこれらの問題について考察してきた。今回はその総まとめになる。24時間換気システムは、結局次のように計画すればよい。 続きを読む

高気密・高断熱の落とし穴~24時間換気とサッシの隙間

住宅の高気密・高断熱化に伴いサッシもそれなりの性能が求められるようになった。しかし、24時間換気の性質まで十分考慮したものはまだ無いようだ。我が家はトステムの樹脂サッシを導入したが、次のような問題があった。 続きを読む

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