時の話題(スマホ、外食産業、メデイア)

 スマホ、外食産業、メデイア、ゲーム、アニメなどに関する過去の時事記事をまとめました。

VAIOスマホにガッカリ?~VAIOはAppleの対抗馬になるか (2015/4/1)
Apple iWatchの脅威!時計業界は生き残れるか(2015/3/12)
作らない方が良かったプリパラ劇場版 (2015/3/7)

アイカツ!映画公開~ホロアバター・アイドルは実現するか (2014/12/14)
マクドナルドは再建できるか~消費者に見抜かれるCEOの人間性(2014/10/9)
「良かった」しか載せないクチコミサイトとステマ問題 (2014/8/23)
食品偽装問題再び~100円マックの正体は!? (2014/7/31)
アナと雪の女王はなぜヒットしたのか (2014/5/6)
ネットゲームの落とし穴~子供の高額課金は何故なくならないのか (2014/5/4)
STAP細胞は存在するか~ウソはいずれバレる (2014/4/23)
ボンゴシ材の橋はなぜ10年で腐ったのか (2014/3/27)
ビジネスホテルの本質と理想の枕
パソコン事業売却!?~ソニーの足切りは正しかったか (2014/2/7)

尖閣諸島をめぐる緊張と日中戦争~ジョン・タイターが残した未来地図は本当か (2013/12/1)
絶滅に向かう大型家電量販店とユーザーレビュービジネス (2013/11/9)
家庭用据置型ゲーム機は復活するか (2013/10/28)
偽装ではなく誤表示?~食品の偽装と「ほこたて」のヤラセ問題 (2013/10/27)
臓器提供~要らなくなった人体のリサイクル (2013/10/21)
日本のインテリアと景観に調和が無いのはなぜか (2013/10/10)
匂いのキツイ商品 (2013/8/4)
クルマの買取と査定価格の不思議 (2013/8/3)
エビフライを規制せよ! (2013/6/17)
スマホの需要に陰り!?テレビやレコーダが売れなくなった理由 (2013/6/14)
マックのメガポテト~消費者を最もバカにした商品 (2000/7/30)
大型連休はどこも人だらけ~「待つ」事が嫌いな人はどうしたらよいか (2013/5/6)
NHKはなぜ嫌われるのか (2013/4/7)
衰退するコンテンツ業界とがんじがらめのコピーガード (2013/3/22)
B-CASの不正改ざん問題と対策 (2013/3/15)
無駄にチャンネルが多い衛星放送~コンテンツ業界に未来はあるか (2013/3/13)
ジョジョ ブーム~今になってなぜ? (2013/2/3)
G’zOne はシャア専用!?~G-SHOCKから透けて見えるカシオの課題 (2013/1/28)
もはや電話でなくなりつつあるスマホと堅牢性の問題 (2013/1/11)

オランジーナはなぜ売れているのか~清涼飲料の問題点 (2012/8/20)
夏休みの自由研究~ゲルマラジオと子育ての難しさ (2012/8/13)
今からでも間に合う 日食用遮光メガネの作り方 (2012/5/18)
正月におせちを買ってはいけない (2012/1/2)

3Dテレビが売れない!?~劇場スクリーン市場に活路はあるか (2011/11/28)
ライトノベルの市場に未来はあるか (2011/11/11)
アニメと著作権問題 (2011/10/23)
放射能を食べる驚くべき微生物 (2011/9/19)
おじいちゃん、おばあちゃんが孫に好かれるにはどうすべきか (2011/9/18)

潮干狩りの秘訣 (2010/4/18)
オリンピック惨敗~結局メダルはカネ次第か (2010/3/1)
ハートキャッチプリキュア スタート (2010/2/14)
人はなぜギャンブルにハマるのか~スキナー箱の実験 (2010/8/18)

インテリアを破綻させる日用品のデザイン (2009/6/26)
ゾウが踏んでも壊れない!アーム筆入れ (2009/6/25)
携帯電話のリサイクルが進まないのはなぜか (2009/9/7)
7段飾りのお雛様~日本の住宅事情にそぐわない巨大置物 (2010/2/8)
ネット時代のサンタクロース~プレゼント配達の変化 (2009/12/25)
唐沢なをき先生がNHK取材拒否? (2009/9/14)
フレッシュプリキュアとおもちゃ (2009/8/23)
金曜ロードショーと映画の興行成績との関係 (2009/8/16)
夏の終わりと線香花火 (2009/8/15)
新幹線の座席とアームレスト争奪戦 (2009/5/22)
ファミリーレストランの問題~外食しない時代をどう乗り切るか (2009/4/30)
整形下着と布団クリーニング~訪問販売のワナ (2009/10/26)
レッドクリフ、スターウォーズ~特撮映画の品質問題 (2009/4/19)
愛知県豊橋市 二川本陣資料館と町並みの保存 (2009/3/1)
USJ再入場禁止!?第三セクターとテーマパークの問題 (2009/1/8)

ファミリーレストランの子供向けサービス (2009/7/21)
アニメ トップをねらえ!の感想と相対物理論 (2007/4/18)
赤福と消費期限の改ざん問題 (2007/11/3)
アルミホイールの記事と最近のアクセス (2007/3/23)
幽霊は存在するか(2007/2/13)
あるある大辞典の破綻とNHKプロジェクトXの共通点(2007/1/26)

こんな病院に行ってはならない~やぶ医者の見分け方 (2002/4/21)
素晴らしいデザイン~アース蚊取りブタ (2002/6/24)
占いで自分の運勢がよくなるか (2002/4/5)
厄年にお祓いをしないとどうなるか~悪霊の正体 (2002/4/5)
日本市場の特異性とファッション流行のワナ (2002/3/17)
今年の水着は何が流行るか(2002/3/17)

観光地の危ない名物~いけすの食材に気をつけろ! (2001/1/15)

時間が経つと美味しくなる~チーズの不思議 (2000/10/28)
運転が難しい自動車学校の教習車 (2000/8/27)
貧乏舌と幸福感 (2000/8/20)
通信販売のリスク~問題商品の見分け方 (2000/8/20)
そば専門店の味は本物か (2000/7/30)

 

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VAIOスマホにガッカリ?~VAIOはAppleの対抗馬になるか (2015/4/1)

 

 期待の新商品が残念な結果になったらしい。

「VAIOスマホ」にみんなガッカリ、日本通信とVAIOが批判を受ける結果に:ITpro(2015/03/27)

 スマホはiPhoneの横並びコピーから脱却できず、携帯機器の進化のStep[1]でいくとStep2にも到達していない。コピーが本物より売れない(儲からない)のは自明で、そこはコピーを続ける限り変わらない。現状を打破するためには、Appleを離れて独自の商品を作らなければならない。

 それを私は、私はVAIOに期待している。

 ソニーは決して他人のフンドシで商売しないメーカーだ。そんなDNAを受け継いでいると思うからこそ、皆VAIOに期待する。堅牢性とデザインを両立させてスマホをStep2へ導くか、このまま消えるか、今後のVAIOの動きで決まるかもしれない。

 ソニー時代のVAIOは量販に走って失敗し身売りするハメになった。今度こそプレミアム路線を貫き、独自の個性ある商品を作って欲しい。

※:フンドシ=フォーマット。β方式ビデオ、メモリースティックなど。ソニーはどちらかといえばフンドシを作って与える方である。

 

<参考購入先>
VAIOブランドの商品

<関連記事>
1.携帯の次のイノベーションは、使う姿がカッコいい(美しい)スマホだ!

 

 


 

Apple iWatchの脅威!時計業界は生き残れるか(2015/3/12)

 

 「Appleの進撃で時計業界が滅ぼされる」

そんな噂から、関係者は戦々恐々だという。ヒトの左手首は100年以上「時計」が占有してきた。この領域を狙って「ウエアラブル」「スマート」と名の付く商品が多く出現したが、時計にとって代わるものが未だない

 今まで沢山のウェアラブルデバイスが作られてきたのに、なぜAppleだけが驚異に見えるのだろう。

※:ウェアラブルなデバイスはなぜか左用が多い。人間の手首は右にもある。私には左より右を狙った方が楽に思えるのだが。「右には嵌めてもらえない」そんな思い込みはないだろうか。

 

 幸いなことにiWatchには弱点がある。iPhoneとセットで使わなければ機能が半減することだ。iWatchを買う人のほとんどがiPhoneユーザだとすれば、Appleの進撃はAppleユーザーにiWatchが行き渡ったところで壁に突きあたるだろう。

 

iWatchを単独で欲しいと思うか

 次の市場は、現在Apple以外のユーザーになるが、iWatchを単独で欲しいと思うだろうか。

 私はガラケーを長いこと使っている。2年縛りが解けるたびに買い替えを検討してきたが、いつも高いことを言われて諦めている。現在ガラケーに払っている料金は、月々1315円。1000円分付いてくる無料通話を使い切らないのでこれ以上払っていない。

 安いと思うかもしれないが、これにホームネットの通信料(プロバイダ、レンタルサーバー、ドメイン、ひかり電話)など全部足すと7000円を超える。私にとって通信費は1円でも下げたい項目で、何をリプレースするにせよ今より安くなることが条件だ。

 ホームネットを持たない人でも単純に維持費の安さでガラケーを使い続けている人は多いと思う。こういう人たちはiWatchを使うためにiPhoneに替えるような消費行動はしないだろう。

 最近「見た目はガラケー、中身はスマホ」などというワケのわからない商品(ガラホ)が出てきたが、これも同じこと。老眼の目に優しくしただけでは乗り換えが進まないことを、この商品が証明している。

 

もしAppleがシンプルな低料金端末を出したら

 可能性は低いが、もしそのようなことが起きれば状況は一変する。時計業界だけでなく端末業界まで存亡の危機に直面するかもしれない。もしAppleが本当にやったら、私も大いに関心を示すと思う。

 

網膜投射時計の可能性

 将来実用化される可能性がこれ。空間もしくは網膜に映像を投射※ し、それをジェスチャーで操作できるバーチャルディスプレイの実用化だ。

 これによりWatchの画面が小さいことが問題でなくなる。スマホも消滅し携帯デバイスはWatchタイプだけになるかもしれない。みんな腕に付けたデバイスを顔に向けて、空間を指でごにょごにょやっている、そんな風景が目に浮かんでくる。いずれにせよ、時計業界の未来は明るくなさそうだ。

 ※:ヒトの網膜に対する追従とアライメント確保は両目の瞳をカメラで検知し投射デバイスの向きや角度を自動調整する機構を付けることで解決できる。一定の角度以内に入った瞳を自動検知し、ほとんどブレなしで投射することも可能になるだろう。

 

<参考購入先>
iWatch
スマートウォッチ

 

 


 

 

作らない方が良かったプリパラ劇場版 (2015/3/7)

 

 アイカツに遅れること3ヶ月、プリパラの映画が劇場公開された。アイカツはバンダイ、プリパラはタカラトミー(アーツ)のコンテンツでどちらも若年女の子をターゲットにマーケティングしている。アイカツとプリパラは真っ向から対立するライバル関係にあるが、うちの娘はそんなことは露知らず両方とも好きで楽しんでいる。今回の映画も公開前から情報をキャッチして楽しみにしていた。

 今日はその公開初日。いつものように娘と一緒に見てきたが、見終わってから娘はひどく気分を害した様子だった。責任者に文句を言いたい!と息まいている。確かにこの映画は酷かった。

 始終歌って踊るだけのプリパラ劇場版は中身のない宣伝映画だった。 アイカツを見て期待していた人はガッカリしたことだろう。

 既にオワコン化しているプリティーリズムを今更宣伝してどうするのだろう。落ち目のリズムをテコ入れしたい気持ちはわかるが、デパートにしても女の子向けゲームはアイカツとプリパラでお腹いっぱい、妖怪ウォッチの人気が高い今、もうリズムを置くスペースはない。

 今回の映画でバンダイとタカラトミーの力の差がはっきり現れたように感じる。後出しジャンケンで負けてどうする。こんな映画なら作らないほうが良かった。責任者出て来い!そう思える気持ちはよくわかる。タカラトミーも妖怪ウォッチのような男の子向けコンテンツの創作と巻き返しを期待したい。

 

<関連商品>
プリパラ
アイカツ

 

 


 

 

アイカツ!映画公開~ホロアバター・アイドルは実現するか (2014/12/14)

 

 アイカツとはアイドル活動をする女の子を描いたバンダイのアニメ作品。デパートにカードゲーム機が設置され、妖怪ウオッチが登場する前は8台体制でも行列をつくる人気ぶりだった。一時妖怪ウオッチに押されたが、映画の公開でアイカツの人気は再び盛り返している。アイカツは小さな女の子のハートをガッチリ掴んで離さない。

 

デパートに設置されたアイカツのゲーム機 2014/4頃。向かい合わせで8台体制だった。

 

 昨日は劇場版の公開日で、娘にせがまれて一緒に見に行ってきた。冒頭、アイドルたちが歌って踊るシーンがあり、その華やかさ観客は目を奪われる。これと同じものがもしリアルで実現できたら・・このとき私の目には、立体ホログラムアイドルによるリアルライブが頭に思い浮かんだ。

 

ホロアバター・アイドルの可能性

 踊りの動きは実際の人の動きをモーションキャプチャーしたもの。ということは、ホログラム映像のアイドルをステージに投射して、その動きをリアルタイム・モーションキャプチャーで演じるといったサービスも可能。

 ステージのホログラムは、裏で操作する人のアバターという形だ。可能であればリアルタイム・プロジェクション・マッピングでも良い。

 こうすればアニメのアイドルがリアルで観客にライブサービスを提供できる。コミュニケーションも可能。踊りがシンクロしすぎて不自然に見える問題は「1/ fゆらぎ」制御を設けることで改善できる

 。声は音声合成によって声優さんそっくりの声を作り出すことも可能になるだろう。ホログラムのアバターアイドルは、リアルアイドルとは異なり賞味期限が無いのもメリットだ。

 

ホロアバター・ライブはいずれ実現する

 ここに書いたようなホログラムアバターを使ったホロアバター・ライブはいずれ実現されるだろう。そして将来はリアルアイドルより増えるかもしれない。

 

リアルアイドルの将来

  アイカツ人気に伴い心配事もある。単にカードをコレクションして遊ぶだけならいいが、主人公たちがトップアイドルを目指す姿をみて「自分もアイドルになりたい」などと思ったりしないか、という点だ。

 アイカツの主人公たちは自分でコンサートを企画するが、現実のアイドルは違う。与えられた衣装を着て、指示された通りに歌って踊るだけのアイドルは人形に過ぎない。夢を与える、というよりは、お金を稼ぐための道具である。

 将来、ホロアバター・アイドルが、リアルアイドルの人気を超えるかもしれない。

 

<関連商品>
アイカツ

 


 

 

 

マクドナルドは再建できるか~消費者に見抜かれるCEOの人間性 (2014/10/9)

 

 私が小学生のときの話。静岡県庁周辺の堀にデカい鯉が泳いでいるのを見つけ、それを橋の上から友達と眺めていた。

 すると横から「ふん!」「ふん!」という声が聞こえる。見ると県庁の役人らしい人がふんぞり返ってこちらにおなかを突き出している。

 自分の進路にいる私たちが邪魔だから「どけ」ということらしい。回りは空いていて避けて通れるのに。この人にとって、市民は卑しい存在なのだろう。

 

記者会見で見抜かれる人間性

  企業のCEOが会見するとき、消費者は話の内容はわからなくても「人間性」は一瞬で見抜く。人間性は、話し方、歩き方、表情、質問の対応などに表れる。消費者はそれを見逃さない。役人とは違い、客商売のCEOは「消費者を見下している」そう思われたらアウトである。

 取引業者が不正をやらかしたら、取引先をよそに切り替えれば解決。おしまい。

 企業の責任者はそう思うかもしれないが、消費者はそうは思わない。一度不信感を持たれると、社全ての商品に疑いが向けられる。

 マクドナルドの再建は困難に見える。私も以前は家族とマックを利用したが、ナゲットの問題以降、 一度も行っていない。マクドナルドの看板をみただけで「あの」映像を思い出して気分が悪くなる。メニューやサービスの内容以前に店に入る気になれないのだ。

 

CEOは裸の王様

 組織の中で上にあげられる情報は、報告する人にとって都合の悪いことがカットされている。そのためCEOは裸の王様になりやすい。

 いっぺんCEO自ら消費者に直接意見を聞いてみたらどうか。自社のハンバーガーを食べながらの食事会がいい。オバチャン同士気さくに会話ができて、それが話題になれば状況は一挙に好転するかもしれない。ネットが発達した現代でもオバチャンの口コミは消費行動を左右する力を持っている。ネット越しの窓口より効果がありそうだ。

 消費者と一緒に食事がイヤなら、CEOの朝昼晩の食事をすべてマックにしてはどうか。あるいは自分の子供にマックだけ食べさせてはどうか。そうした行動は、自社商品の陰に潜むいろんな問題に気づくきっかけにもなるだろう。

 

ベーシックメニュー不在のマクドナルド

 マクドナルド商品の最大の課題はベーシックメニュー(原点となるいちばん重要な商品)の「ハンバーガー」がメニューの隅に追いやられ、見つけにくい状態になっていることではないか。

 まるで「単品バーガーは注文しないで」と言わんばかりだ。こんな状態でまともなメニューが構成できるはずがない。いったん休業し全部のメニューをゼロから作り直した方が早いかもしれない。

 

<関連商品>
ハンバーガー
チキンナゲットの素(永谷園) 自宅で作るチキンナゲットの素。

 

 


 

「良かった」しか載せないクチコミサイトとステマ問題 (2014/8/23)

 

 以前「食べログ」でステマ(ステルスマーケティング)が発覚し問題になったことがある。クチコミの評価サイトでは、提供する情報の信頼性が何より重要なはず。しかしクチコミサイトの多くは、情報の信頼性に乏しい。

 

信頼性の低いクチコミで溢れる

 地域の店舗や飲食店を紹介するクチコミサイトは問題が多い。この手のサイトは顧客ではなく、店舗の利益のために存在している。つまり、集客を目的にお金を払って店舗を登録する仕組み。

 このビジネスモデルでは、「良かった」は載せるが「悪かった」は運営がシャットアウトする。また、ポイントを貰える仕組みがあり、店舗を利用するしないに関係なく誰でも記事を書くことができる。

 その結果、信頼性の低いクチコミであふれ返る。このようなクチコミサイトは参考にならないし読む価値もない。

 そもそもクチコミは利用者の「感動」もしくは「不満」を他人に伝えたいと思う気持ちから生まれるもの。ポイントをエサに書いてもらうものではない。

 店舗や飲食店のクチコミサイトには顧客の方を向いて運営するサイトがほとんど無い。

 これに対し、価格.comの口コミは公平だ。価格.comのクチコミが信頼性を保っているのは、良いことも悪いことも自由に書き込みできる掲示板のおかげ。このような仕組みによって、店舗は悪い評価が付かないようサービスの向上に努め、悪い店舗は自然に淘汰されていく。これが本当の姿に違いない。

 

<参考購入先>
口コミでビジネスを成功させる本

<関連記事>
懐中電灯の選び方~なぜアマゾンの激安商品は不良が多いのか

 

 


 

食品偽装問題再び~100円マックの正体は〇〇!? (2014/7/31)

 

 食の問題が再燃した。この手の話題はいまや定期的である。発覚のきっかけは今度も内部告発で、消費者が見抜けないのが残念なところ。生産者が槍玉に上がっているが、生産者からはこんな声が聞こえてきそうだ。

 

騙されたですって?どうしてこんなに安く買えるのか不思議に思わなかったのでしょうか。
ここまでコストを抑えるには、こうするしかないんですよね。

どうせわからないから、いいんじゃないの?食べても死なないよ。

 

 肉の味がしない牛肉100%バーガー。鶏肉の味がしないフライドチキン。この手の加工食品はマトモなものを探すほうが難しいかもしれない。品質に問題があっても、それが開示されていて、相応の価格で提供されるならいい。たとえば次のよう正直に書いてみたらどうだろう。

くず肉、紙、ラード、澱粉、保存料、甘味料・・

 

ネズミやミミズの肉が混ぜてある?

 これは以前から聞く噂。値段が安すぎる違和感がこのような噂を作るのだろう。スーパーのブロック肉を加熱すると肉以外の変な匂いがすることがある。これも肉以外のものがたくさん混じった「整形肉」の証拠。

 いずれにせよ、これを機に外食フードの品質が良くなることを願いたい。消費者もスーパーで買ったものと味が違う、値段が安すぎる食肉加工品は「何かおかしい」と考えたい。

 

<関連商品>
チキンナゲットの素(永谷園) 自宅で作るチキンナゲットの素が登場。タイミング良すぎるという話がありますが単なる偶然でしょう

 

 


 

アナと雪の女王はなぜヒットしたのか (2014/5/6)

 

 アナと雪のヒットについて書かれた記事をよく見る。そうした記事を読んでいつも思うのは、中身を知った上で理由を後付けすることは簡単だということ。

 映画ビジネスは中身を知る前のお客様にチケットを買ってもらわなければ何も始まらない。アナと雪が公開初期においてお客様を映画館へ導いた「動機づけ」は何だったのか。

 この映画では動機づけの主役は子供になる。我が家では子供がこの映画を「何か」で知り、主題歌を「口ずさむ」ようになる。そして「パパ、この映画みたい!」と言わせている。これで「親子で映画館に行く」という映画関係者が羨む消費行動が喚起され、子供が口ずさむ曲のヒットも約束されたといっていい。

 ここで重要なことは、子供がどうやってこの映画の情報を得たか。

 最近では映画の公開に合わせて旧作のテレビ放送を行い一定の成果をあげているが、最近では夜中に放送される旧作映画やCMだけが子供の動機づけの要因ではない。

 

テレビからネットの動画サイトへ

 いまや消費を動機づけするメディアはテレビからインターネットの動画サイトに移りつつある。我が家で動機付けの役割を果たした「何か」とはこの動画サイトだった。我が家では売り上げ不振にあえぐWiiUが、もっぱら動画サイトの閲覧に活用されている。

 動画サイトは見たい時に見たいものが見られるだけでなく、他人に見せたいものを自分で投稿することもできる。投稿に対し、コメントをもらえる機能もある。コンテンツは急速に拡大しており、そのうち映像配信の主流になりそうな勢いだ。これに連動してテレビ放送の視聴はどんどん減っている。

 

なぜテレビを見なくなったのか

 我が家では局が作った番組を垂れ流しするだけのテレビはあまり見なくなった。「テレビが神様で視聴者がこれを有難く見る」このようなスタイルが成立したのは昔の話。

 90年代までは録画需要にビデオテープが売れたが、その頃はまだ神様の映像が貴重に思えたたらで、ほとんどの映像コンテンツが動画サイトで見られる現代、放送をメディアに焼いて永久保存する理由はほとんど無くなっている。不自由なコピーガードがこれをダメ押しているようだ[1]

 

いつでも見たいものが見られる動画サイト

 動画サイトの映像は特殊なことをしなければ保存できないが、いつでも見ることが出来るため保存需要はあまりない。自分に関心のある動画を自動検索して表示したり、視聴者の意見をリアルタイムに反映できる仕組みは未来のテレビそのものだ。

 2013年に出現したスマートビエラはテレビを未来へ導く可能性を秘めた商品だったが、CM業界からダメ出しされ早々に市場から消えてしまった。テレビが生き残る道は動画サイトとの融合であるはずで、4Kとか8Kなど解像度は関係ない。

 

DSC03621 ちょっと待っていればレンタルできるものを・・それが待てないということで買わされてしまったCD。CDを買ったのは十年ぶりのこと。ここまで強い購買意欲が喚起される商品は珍しい。7月に出るブルーレィも買わされてしまうでしょう。

 映画館に行くといつも問題に思うのがいまや自宅のHDに劣って見える映像品質。これで「映画館で見る」理由の半分が消失している。

 

 

 <参考購入先>
アナと雪の女王関連商品 しばらくの間、アナ雪旋風が吹き荒れるでしょう

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1.衰退するコンテンツ業界とがんじがらめのコピーガード
3Dテレビが売れない!?~劇場スクリーン市場に活路はあるか

 


 

ネットゲームの落とし穴~子供の高額課金は何故なくならないのか (2014/5/4)

 

親が知らないうちに子供が高額課金!

そんな話を聞くたび「ばかねぇ」と思っていたところ、なんと我が家でそれが起こってしまった。

このような事故に対する予防策に、スマホのセキュリティ設定をすることがある。しかしIT機器の扱いに疎い主婦にこの操作を求めるのは少々無理がある。高額課金のニュースを聞いても「ウチは関係ないワ」と思うだけで、大抵は初期設定のままほったらかしだ。

 

  子供は大人が考えているよりずっとIT機器の扱いが巧みだ。子供は親がパスワードを解除するときの腕の動きと、画面についた指の跡から4桁のコードを比較的容易に破る。大抵の主婦はそれ以上何もしてないから、いったん入ればシメたもの、やりたい放題し放題である。AppleIDを使って課金するとメールが届くが、子供に削除されると親は気づかない。何らかのトラブルでメールそのものが長期間届かないこともある。

 私が見るに、このような被害が起こる責任の半分はソフト側にある。特に問題なのは、バーチャルマネーを介さず直接的にアイテムが買えてしまうこと、いったん認証が通ると次回から購入が簡素化されてしまう仕様だ。

 これに対しガンホーやミクシィは今のところ、「それは使う側の問題でしょ」という姿勢を示している。

 ちなみに親が意図しない高額課金が発生した場合は大抵の場合救済されるようだ。AppleIDの場合はAppleに事情を話し、OKがもらえたらクレジット会社にそのことを伝えて返金処理を依頼すればよい。魔法石など元々実態のないもの、だれもソンはしないというわけである。

 

<参考購入先>
パズドラ関連商品意図しない課金に頼るビジネスモデルはいずれ行き詰るでしょう

 

 


 

STAP細胞は存在するか~ウソはいずれバレる (2014/4/23)

 

 今のところ真相不明。もしウソでも今回の場合はデータは本人が握っているし、内容が専門的なこともあって本人が自白しない限りバレない、そう思っているのかもしれない。しかし、どんなウソもいずれはバレる。

 これは決して他人事ではない。学生生活や社会生活でも、ミスを起こせば誰でも似たような状況に陥り正直にゲロるか隠し通すかの判断を迫られる。

 隠ぺいが発覚したら大きな代償を支払うことになる。ニュースなどでこれを見て「ばかねぇ」と考える人でも、いざ自分のことになると自白するより隠したほうが得と考えてしまうことが多いようだ。

 ウソは本人が思う以上にバレる可能性が高い。バレたときは失敗の中身よりもそれを隠そうとした態度のほうに高い代償がつく。

 地位やプライドの高い人ほど隠し通そうとする傾向が高く、それゆえバレたときのダメージは深刻なものになる。会社の場合は倒産する場合だってある。

 小保方氏の場合、ウソなら間違いなく身の破滅に繋がり、正直に泣いて謝った方が良いかもしれない。

 若者や学生は失敗がいくらでも許される身分。ミスしたら迷わずゲロることをお勧めしたい。

 

<関連商品>
失敗の科学

 

 


 

ボンゴシ材の橋はなぜ10年で腐ったのか (2014/3/27)

 

「25年手入れ不要」の木橋…10年で腐って撤去 千葉 (朝日新聞)

 ボンゴシ材というのはハードウッドの一種で、他にウリン、イペ、セランガンバツなどが知られている。これらのハードウッドは鉄のように固く、釘が通らず、加工困難だが耐久性は抜群とされている。

 しかし腐朽実験などの定量的データはあまりみかけない。ネットで調べても耐用年数の数字はマチマチだ。何を根拠に25年という数字を出したのかわからないが、ボンゴシ材がコケたということは、ハードウッドも種類によって耐久性に差があるということなのだろう。

 ハードウッドの中でもウリンは耐久性に優れ、水中で30年、屋外で100年以上腐らない「実績」があるという(桟橋で100年持ったという話も)。この数字が本当なら鉄筋コンクリートよりもいい。

 ウリンははぜ腐りにくいのだろうか。それはおそらく豊富に含まれるポリフェノールのせいだ。赤褐色の色がその成分を示しており、ウリンはポリフェノールの塊といっていい。微生物や菌類は、このポリフェノールのせいでマズくて喰えない(分解してエネルギー源にできない)のである。

 ポリフェノールは水溶性だから雨にぬれると染み出す。水中では表面から次第に失われていき、無くなったところから腐っていくに違いない。ということは結局これら木材の寿命は、「ポリフェノールの含有量に比例する」ということが何となく想像つく。
 とすれば、何年もかけて腐朽実験をしなくても、断面の色を比色したり、水を入れたコップに破片を入れてみれば、水中でどの木が一番持ちそうか大体の見当が付きそうだ。

 何事も(ダイエットでも)どんな原理が働いてその効果を得るのか、理屈を知ることが重要だ。今回の悲劇はそういうことを自分の頭で考えず他人の話を鵜呑みにしてしまったのが原因かもしれない。

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我が家のウッドデッキはそんなわけでウリンを使用。左は施工直後、右は8年後の様子。北側の土地を買うと南側にプライベート空間を作れる。ここに広いデッキを作った。新品は写真のように赤色が濃い。紫外線にさらされると濃い紫色になり、その後表面からポリフェノールが流出して右のように銀白化する。業者が材料の扱いに慣れておらず、施工はトラブルが多かった。

 

<参考購入先>
ウリンの商品一覧 結構ユニークな商品があるようです

 

 


 

ビジネスホテルの本質と理想の枕

 

 2013年、遷宮に合わせて伊勢に旅行に行った時、ホテルグリーンパーク鈴鹿 ということろに泊まった。至れり尽くせりのビジネスホテルだったが一番感心したのは備え付けの枕である。二つ折りできる「折り重ね枕」だった。

 そもそも宿泊の目的は疲れを取ること。そのために一番重要なアイテムは枕で、これがダメだと翌日に疲れを持ち越して旅や仕事に支障が生じる。

 このホテルに備え付けられていた折り重ね枕は宿泊客のさまざまな頭に合うよう硬さや厚さを広範囲に変えることがでる。私はこのおかげでよく眠れて疲れを取ることができた。

 この折り重ね枕、ホテルにとって理想のアイテムだが個人向けの場合も硬さや厚さをいろいろ変形できる特徴は便利だ。枕を選ぶとき、高さを測ってくれることがあるが、あまり参考にならない。なぜなら、

 使用時の枕の高さは、ベッドの沈み差し引いたものになるから。

折り重ね枕ならどのような変化にも柔軟に対応できる。

 

 私の頭は後頭部が出っ張っているため、上を向いたときに合う枕はかなり薄く、横を向くと頭が斜めになって首が痛くなりやすい。いままでチューブ、そば殻、ムアツ、低反発などいろんな枕を買ってきたが、どれもしっくりこなかった。

 そもそも、均一な体圧分散を得るには、形が相手と一致していて、かつ「高反発」でなければならないはず。低反発や、パイプ、ビーズ、そば殻、ジェルなどは相手に合わせて変形するだけで、体圧は均一に分散しない。それがこれらの素材の欠点だ。

 折り重ね枕がまくらの理想ではないが、1個で広範囲な試行ができるのがメリットだ。

 

(2017/7/15追記)
 下は14年使ったムアツまくら。上は最新のムアツまくら(西川ベーシックタイプ)。

 昔のムアツまくらは単なる平板だったが、ムアツベーシックはいろいろ調整できる。しかし頭に見合わず、結局使わなくなった。

 

 

<参考購入先>
折り重ね枕一覧
ムアツまくら

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睡眠負債を解消する~寝具の理想と枕の選び方

 


 

パソコン事業売却!?~ソニーの足切りは正しかったか (2014/2/7)

 

 10年前、ソニーのVAIOを買ったことがある。割高だったが優れた質感を持つノートだった。普通ノートパソコンはデジカメ同様、3年で陳腐化し、5年でゴミ同然になる。ところがVAIOは特別で、5年経ってからヤフオクに出したら購入価格の1/3が戻ってきた。純正マウスなどのアクセサリも高く売れた。

 VAIOはパソコンとしての機能を提供するだけでなく、使う人のライフスタイルやインテリジェンスを演出できる数少ないモバイル機器。蓋に描かれるVAIOの文字は遠くからよく見え、スマホの背後に見えるリンゴマーク同様、それを使う人がカッコよく見えたのである。

 

 パソコン事業不振の原因はマーケティングの失敗。元々そんなに売れるわけが無いプレミアム性の高いブランドPCを安価な量販品と同じ土俵で商売しようとしてコスト競争に巻き込まれたのではないか。

 ブランドイメージを武器に身の丈に合った商売をしていれば、こんな結果にならなかったのかもしれない。ブランド商品は安価な量販品と一緒に並べて見せるような売り方は絶対にNGのはず。

 VAIOが築き上げたブランドイメージはソニーにとってかけがえの無い宝のはず。そのブランドを保有するパソコン事業はソニーにとって黄金の足ではないのか。ソロバン勘定だけで足切りしていったら、ソニーには何も残らないかもしれない。

 VAIOのフラッグシップは「Z」だが、私にはどうしても引っかかる点がある。それは四隅が角ばっている点。

 モバイル機器は床や地面に落とす可能性が必ずあり、四つの角はそのときぶつける確率が最も高い部位である。従いモバイル機器の角部は衝撃に強いアール形状にすべきで角ばったデザインは不適当だ。

 

<参考購入先>
ソニーVAIO VAIOは今でも魅力的なブランドパソコン

 

 


 

尖閣諸島をめぐる緊張と日中戦争~ジョン・タイターが残した未来地図は本当か (2013/12/1)

 

 尖閣諸島をめぐる緊張が高まり日中戦争の可能性について活発に議論されるようになった。私が気になるのはジョン・タイター(自称未来人)が残したとされる未来地図[1]だ。ちなみにこれは原発事故の前に公開されたもので、事故が起こる前は気にもしなかった。

 戦争にしろクーデターにしろ相手の意表を突くことが常套であり「それは無いだろう」と楽観視していることが一番危ない。

 ネットが発達した現代では、尖閣問題についていろんなシナリオを見ることができる。多くの人が尖閣諸島の占領を想像しているようだ。

 

<関連商品>
ジョン・タイター

<参考文献>
ジョン・タイターの残した未来地図 http://www.qetic.jp/blog/pbr/archives/3654

 

 


 

絶滅に向かう大型家電量販店とユーザーレビュービジネス (2013/11/9)

 

 大型店舗を擁する家電量販店は、いずれ消滅するかもしれない。

いまや家電の購入はネット通販が主で、実店舗を持たないネット通販にコスト面で勝つのは困難というより不可能である。ユーザーレビューなど購入の参考になる情報も増えておりわざわざ量販店に足を運んで実物を観察する必要もなくなってきた。

 今後は「ユーザーレビュー」がさらに発展し、ほとんどの人が実物を見ずにレビューを参考にして選ぶ時代が来そうだ。

 しかしネット通販の価格競争は熾烈である。多くのネット店が乱立する中で優位性を得るのは厳しいに違いない。信頼できるレビューの情報が差別化のヒントになるに違いないが、必ずしもレビューを提供したサイトで買ってくれるとは限らない。これは店舗で商品をいじり倒したあげくネットで買われてしまうパターンと同じ。

 

 ネットのレビューがほとんどない時代は、レビューの載った雑誌を買って参考にした。多くの経験と優れた観察眼を持つレビュアーにモニターやレビューを依頼し、そうして得た情報を有料で提供する(割引に適用する)ような仕組みがビジネスとなる時代が来るかもしれない。

 いま大型店舗に足を運んでいる客は、ネットで調べたり買ったりすることが苦手な人たち。そういう人たちも今後減っていくに違いない。

 

<関連商品>
家電量販店のノウハウ、ビジネス獲得にお勧めの書籍

 

 


 

家庭用据置型ゲーム機は復活するか (2013/10/28)

 

 Wiiやプレステは絶滅寸前と噂されている。

据置型ゲーム機は売れなくなったのは、皆がスマホでゲームをするようになったからだというが、そうだろうか。私には、ゲーム機の性能を高くし過ぎたことが要因の一つに見える。

 

 ゲーム機の性能が上がれば画面が高精細でリアルになる。ところが「パズドラ」や「マインクラフト」からわかるように、リアリティとゲームの面白はあまり関係がない。

 リアルさが求められるゲームはあるが、その多くはマニア向けである。そのマーケットも、グラボの性能が著しく向上した今では「PC」という選択肢がある。

 無駄な性能はマーケットの小さな領域に自らを追いやり、肥大化した工数がソフト開発リスクを増大させる。リアリティを要求しないゲームまでリアルであらねばならず、売り上げが開発費に見合わなくなる。つまり過剰なマシンの性能が、自らの首を絞める場合がある。

 

 年末に出るといわれるPS4はそんなリアル路線の延長で計画された残念な商品である。ニンテンドーに目を向ければ、なんのユーザーメリットもない3Dをまだ売っている。

 据置型ゲーム機を売りたかったら、子供たちの行動をよく観察することが必要ではないか。

 我が家では今頃になってPS3を買うハメになったが、そのきっかけはYouTubeに投稿されているゲームのプレイ画面(実況)だった。YouTubeにはさまざまなゲームの動画が投稿されていて子供たちはそれを熱心に見ている。我が家のPS3購入は投稿動画のソフト(たった1本)の購買意欲に親が屈したのである。そこに新たなマーケティングのヒントがあるはず。

 従い、機器が売れないのをスマホのせいにするのは違う。スマホは所詮スマホ、中国市場をアテにせずとも、据置型ゲーム機の復権のチャンスは十分ある。ゲームを楽しむ人の目線で新たなゲーム機を作って欲しいと願っている。

 

<参考購入先>
PS4 話題のPS4。果たして売れるでしょうか

この記事はアゴラ 言論プラットフォームに掲載されました。
こうすれば家庭用ゲーム機は復活できる http://agora-web.jp/archives/1569920.html

 


 

 

偽装ではなく誤表示?~食品の偽装と「ほこたて」のヤラセ問題 (2013/10/27)

 

 最近また食の問題が話題にあがり始めた。「トビウオの卵」を「レッドキャビア」と称して出したらしい。これと並行して「ほこたて」のヤラセが話題になっている点も興味深い。偽装とヤラセは似た問題だ。

 私が見るに、今回の事件はいずれもお互い様。「ダマされた」とかいって苦情を訴えるのは筋違いに思える。

 偽装にしてもヤラセにしても、責任の半分は消費者にあると思う。「レッドキャビア」といって「トビウオの卵」を出されても気づかなかったり、キナ臭い内容の番組に対し何の疑問も持たず喜んで見ていたのは、誰だったか。

 顧客のリテラシーが低ければそれにあわせて商売するのが普通だから、この手の話を持ち出すときりがない。観光地のいけす料理を「新鮮で美味しい![1]」と喜んで食べる人がいればそれを続けるだろうし、伊勢えびをザリガニの肉とすり替えても気づかなければ、そうする可能性だってある。

 偽装しても原価相応の価格で提供していれば、問題は少ない。見抜けなかった責任は自分にもあるのだし、

「ああ、そうだったのね、どうりで安いわけだ」

で終わるだろう。しかしもしニセモノを出して「本物」の価格を請求したら、それは許されない。

 

 ヤラセ問題が起こる背景には、真実をありのまま伝えたら番組はつまらないものになり、番組として成り立たない事情がある。いまの世の中、正確な情報を伝える番組を探すほうが難しい。

 あるあるも、ほこたても、お笑いバラエティ番組として見れば楽しめたかもしれない。「川口浩探検隊シリーズ」のように、ヤラセを承知で楽めるような番組であったらよかったと思う。

 

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 食品には表示の問題もある。「高級豆使用」とあるが、「高級豆」の基準は何だろう。これも「鮮魚」と同じ、曖昧な表示だ。

 

 

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臓器提供~要らなくなった人体のリサイクル (2013/10/21)

 

 マグロは捨てるところがないと言われる。私は自分が死んだら、マグロのように余すところ無く再利用してほしいと願っている。自分が死んだら肉体は不要、まだ生きている人のために最大限活用するのが合理的だ。

 私の考えでは人間は有機物にすぎず、死=消滅である。死後の世界、魂 などというものは存在しない。神、悪魔、仏といったものは創造の産物で、悪いことをすると地獄に墜ちるとか、天国に行けるなどという事は考えなくても良い。

 葬式をしたり、お墓を作るのは生きている人のため(心の整理のため)に行うものであって、死者に安らぎを提供することはない。そもそも死後の世界や輪廻転生は死の不安を和らげるために作り出した宗教的な概念といわれる。

 幽霊は精神状態が不安定なときに幻覚、幻聴として知覚されることがある。霊感が強いとか、頻繁に幽霊が見えるとか言う人はウソを言っているか、精神異常のどちらかである。幽霊が実在する物理現象なら、写真に映り誰の目にも見えるはずである。幽霊がいるというのなら、なんの霊でもいいから捕らえて見せてほしいものだ。

 

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日本のインテリアと景観に調和が無いのはなぜか (2013/10/10)

 

 トランスフォーマー ダークサイドムーンに、オフィスの調和を乱す赤いコップを回収させるシーンがある。コップのような小さなものでも、十分な破壊力があることを示す例だ。

 

色を統一することで調和が生まれる

 家を建てるとき、床、壁、造作物にいろんな色を選べる。ここは基本的に白~ベージュ~茶系で統一するのがベストである。人は肌と同系色に囲まれることで安心と安らぎを得るとみられる(遺伝子の記憶[3])。

 家具やカーテン、カーペット、小物類もこれに準じた色にするのが基本となる。壁紙やカーテンには多くの種類があるが、実際に使えるのはごく一部である。

 赤、青、黄、水色、紫、ピンクなどの彩度の高い色はインテリアとマッチが難しい色なので、原則使わないのがよい。

 インテリアの色を統一しても、日用品や家電が調和を乱すことがある。色鮮やかな日用品の多くは店頭で目立つことを優先して計画されたもので、室内に置いたときの調和は考えてない。これらは別のケースに詰め替えたり、扉の中に隠蔽して使うことになる。家電はできるだけ無彩色のものを選ぶ。

 

 我が家のリビング。カーテン、壁紙、床、サッシ枠などベージュとブラウンで統一。

 机の上のティッシュはインテリア破壊アイテムなので木目調の箱に収納。

 

 

和風洋風の建物が混在するワケのわからない住宅街

 新しい造成地ができると、皆思い思いに家を建てる。外壁の色は白、赤茶色、黒など様々。デザインも洋風、和風、ヨーロピアンなど混在。こうして無国籍ランダム色の景観が出来上がる。自宅前に駐車されるクルマもブルーやピンクを選んでしまって、もう無茶苦茶。

 皆が色や形をある程度合わせれば「景観の価値」が生まれるが、残念なことに、そういうことについて意識する人は少ない。

 景観を重視する地域では、景観に関する条例や規制がある[1]。高級住宅街では、低収入の人が貧素な家を建ててしまうのを防ぐため独自のルールを設けているところが多いようだ[2]

 皆が調和について少しでも意識するようになれば、日本の製品のデザインや景観は良くなるかもしれない。

 

 隣地境界に設置したフェンス。お隣とまったく同じものを指定して作ってもらった。もし違うものにしたら、見た目に問題を生じたはずだ。

 

 

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<参考文献>
1.しゃれ街条例 日本建築学会論文集 第79巻 第695号 147-154
2.成城憲章 https://10min.hateblo.jp/entry/seijo-is-a-town-for-rich/

 

 


 

匂いのキツイ商品 (2013/8/4)

 

 「香付き」のトイレットペーパを買ってしまうとトイレが不快な刺激臭で満ちる。1週間くらい外に出して「匂い抜き」しなければとても使えない。

 クルマの芳香剤にマシなものがほとんどない。どれもこれも、「ウッ」とくる悪臭。

 最近は柔軟剤の匂いで健康被害を蒙る人が多いと聞く。柔軟剤の匂いは人の印象をプラスに振り向けるが、やりすぎはダメということなのだろう。

 

 匂いというのは不思議なもので、単独では決して良いとはいえないものが、糞尿の匂いと混ざると「いい香り」になることもあるそうだ。加齢臭やワキガの香りと重ねて良い香りになるものが作れないものだろうか。

 

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香り抜き中のトイレットペーパ。こうして並べると3m離れても鼻に付く刺激臭がにおう。

 

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クルマの買取と査定価格の不思議 (2013/8/3)

 

 13年乗ってきたスカイラインR34 GT-Vを手放した。ターボでもないのに、40万円近くの値段がついた。買い取り価格は売値の4割と聞くから、100万円くらいで中古市場にでるのだろう。

 

 いまではネットで一括査定の申し込みができる。多数の業者に出張査定させたが、どこの業者も比較されるのを嫌ってはっきりした値段を示さない。希望金額を聞き出して即決を迫るのが一般だ。

 クルマの買い取り価格はオークションの相場という「基準」がある。店に展示して1.5ヶ月売れなければオークションに出すので、オークションの相場-諸経費 以上で買い取ると赤字が出るらしい。

 なので、どこに査定させても基本的に金額は同じであり、「どこよりも高く買います」というセールストークの実態はオマケでプラスαいくら付けるかというだけ。なにか特別な事情がない限り(欲しいという買い手が既にいるとか)買い取り金額が大きく変わることはない。

 もっと高く売りたかったら、ヤフオクなどで自分で買い手を捜して売買する手もある。しかし個人売買は犯罪に利用されるなど、いろいろリスクがあるのであきらめた。

 

 業者の査定は1社当たり1~2時間かかるのでネットから一括見積を出すと後の対応が大変になる。そこで複数の業者を同時刻に呼び出してその場で同時査定させる人もいるようだ。これは賢い方法で、その場で競合させられるし時間の手間も省ける。

 査定させるとみな熱心に見ていく。ウエザーストリップまで剥がし始めたときは驚いた。1社だけ、クルマに指一本触れないで査定した業者があった。取締役の方だったが、私の顔とクルマを見て、

「年式にしては状態いいですね。わかりました。」といって帰ろうとしたのだ。

「エ? エンジンをかけるとか、ボンネットの中とか、見なくていいの?」
「ええ、十分でございます。」

内装の様子は、私が車検証を取り出すときにチラっと見たようで、「綺麗に乗られてますね」と言っただけである。まるで「なんでも鑑定団」で見る風な光景だった。

 最後に、クルマを売るときは足元を見られないよう注意したい[1]。どうしても今売らなければらないような状況は作らないことだ。

 

<査定の窓口>
クルマを売りたいなら、クルマの話はやめなさい
あなたの愛車は今いくら?複数社の買取店ネットワークが回答します!!
クルマを賢く買う人はみんな利用しています! 個人売買の仲介。こちらの方がオトクかも

<関連記事>
1.クルマの買取専門店は良心的か

 

 


 

エビフライを規制せよ! (2013/6/17)

 

 嫁さんが時々スーパーでエビフライを買ってくるが、大抵ロクでもない代物だ。先端から食べていくと、衣ばかりでなかなか身が出てこない。全長の半分食べたところでやっと身が見えたと思ったら、針金のように細い。いったいどうやったらエビをこんなに細く整形できるのか。

 元々のエビの大きさは、シッポの大きさから想像付く。ここは誤魔化しが効かない部分で、シッポを見れば衣がウソだということを見抜ける。そこで、エブフライではシッポを少しでも大きく見せようと、目一杯広げている。

 こんな器用な整形をしているヒマがあったら、素直にエビのサイズを大きくしたほうがよくないか。

 ※元の身の長さは、シッポの長さの4~4.5倍だ。

 

 エビフライは中身が見えないことをいいことに、粗悪な商品が横行している。何らかの規制が欲しいところだ。例えば、

衣の全長は、元のサイズの10%を超えてはならない。
衣の厚みは、身の太さの10%を超えてはならない。

とりあえず嫁さんには、衣付でないもの(身が直接見えるもの)を買うよう、注意している。

 

<参考購入先>
エビフライ食品一覧 面白い写真が沢山載っています。胴体とシッポの長さ比に注目!

 

 


 

スマホの需要に陰り!?テレビやレコーダが売れなくなった理由 (2013/6/14)

 

 テレビやレコーダがさっぱり売れず、冷え込んだ需要を回復成長(起爆)させるため、4Kを官民一体で推進するという。

 経営者や役人らは時々、消費者には考えられないような非現実的な判断をする。自宅のテレビが4Kになって喜ぶ人はどのくらいいるのだろう。4Kテレビが普及してないのに、これにつづけと8KをNHKが仕込み中という。

 皆が欲しいのは、生活がより便利に、より豊かになる商品ではないのか。ネットができる高機能なスマホは、万人に必要なものだろうか。本当に需要が多いのは、通話に特化した維持費の安い「携帯電話」かもしれない。

 テレビやレコーダが売れなくなったのは何故か。私にはコピーガードがその根っこにあるように思える。

 

<参考購入先>
4Kテレビ
4Kレコーダー

 

 


 

マックのメガポテト~消費者を最もバカにした商品 (2000/7/30)

 

 ポテトやドリンクは利益率が高い商品。そんなポテトやドリンクの単品価格を高めに表示してセットメニューを割安に見せる手法は昔からだが、今回の新商品は最も利益率の高いポテトを利用してひと儲けしようという魂胆が見え見えである。

 それに、ジャンクフード代表の「ポテト」の量を増やして集客しようとする姿勢は感心しない。マクドナルドは「お客様の健康はあまり考えない」会社なのだろうか。

 この商品からは、顧客を踏み台にして利益を得ようとする姿勢が感じられる。利益とは本来、他人を喜ばせた量に比例すべきもの。

 もしポテトを目玉にするなら、「脂肪がつきにくい油で揚げました」とか、量が増えることによるデメリットの「イメージ」を相殺する要素を付けるべきではなかったか。

 少なくとも、ジャンクフードといわれている負のイメージを払拭する方向でメニューを考えるべきだ。仮に、朝から晩までずっとマックのメニューで生活したとして、健康で長生きすることが出来るか。そこに足らないものが、新メニューの候補になるはずだ。

 「はなまるうどん」はそんなマックと対照的に見える。「淡水化物や揚物だけで体に悪そう」といったマイナスイメージを払拭する努力をしている。

 食物繊維を練り込んだ麺を展開し、野菜類をたっぷり使ったヘルシーメニューを拡充させている。肥満や便通を気にして麺類を避けていた人を取り込める、うまい戦略に見える。

 

<関連商品>
フライドポテト
食物繊維がとれる商品

 


 

大型連休はどこも人だらけ~「待つ」事が嫌いな人はどうしたらよいか (2013/5/6)

 

 大型連休に観光地に行くと、何をするにも、どこに行くにも時間がかかる。そのせいで払うお金の割りに十分なサービスを受けられない。一番辛いのは父さんかもしれない。こんな日が続けばクタクタだ。そんな辛い目に遭っても1年経てばスカッと忘れて毎年同じことを繰り返す。人間とはそうゆうものかもしれない。

 大型連休は人の集まる場所に行かないようにしたい。例えば次のように過ごしたらどうだろうか。

 

1.新しい娯楽を導入して、家の中で遊ぶ
2.毎日近所で外食しておいしいものを食べる(割高な観光地に泊まるより安く済む)
3.あまり知られていない場所にいく(鉱物・化石採掘)

 

 いずれにせよ、家族の同意が得られなければ諦めるしかない。

 

 ところで、観光地に行く人は皆、午前中の早い時間から入ろうとする。朝から混雑がはじまり、何をするにも並んで待たなければならない。食事時では、またレストランで同じ目に遭う。結局早く入っても、快適に過ごせるわけではない。貴重な時間を無駄にして疲れることが多い。

 

 人が集中する観光地へ突入する場合は、外で昼食を済ませて13時以降に入るのがよい。この時期は日が長いので、午後から入っても十分楽しめる。
 15時を過ぎると、帰り始める人が多くなって空いてくるので、観光地を快適に移動できることが多い。

 
 私は「せっかくの連休、有意義に過ごしたい」と願っている。それを実現するポイントは、人が集中する場所へ行かないこと、周りの人と逆の行動をとることではないか、と考えている。

 

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観光スポットガイド 観光ガイドは皆が見るもの。参考にするのはわざわざ混む所に飛び込むようなものです

 

 


 

NHKはなぜ嫌われるのか (2013/4/7)

 

 PX-W3U3というBSチューナー用ソフトのデバッグ[1]のため、BSアンテナを設置したら翌日NHKの集金人がやってきた。私は不在だったが家族から契約の代筆サインをとって帰ってしまった。

 どうしてこんなに早くわかるのだろう。販売店から情報が流れているみたいだが、まだ視聴環境ができていない段階で契約を迫られるのは不愉快だ。

 

 NHKの集金に関するトラブルは多いという。大抵の人は「どうして見ないものにお金を支払わなければならないのか」疑問に思うという。

 いまや衛星アンテナを建てるとNHKの他にもたくさんの番組を見ることができる。NHK-BSを目当てにアンテナを建てる人はどのくらいいるのだろう。

 我が家の場合は集金人が来た翌日にアンテナを撤去した。受信設備がなければ、お金を支払う義務はなくなる。それに、受信アンテナを撤去した理由はもう一つある。NHKに貢いでまで衛星放送を受信するメリットを感じなかったのである。 

 結局意図しないBS契約は地域の支局に連絡して取り消してもらったが、そのやりとりを通じて感じたのは「不快感」であり彼らが「顧客本位」の組織ではないことがよくわかった。

 私から見たNHKは次のような印象である。

 

・努力しなくても潰れることが無いため気が緩みがちである(不祥事の原因か)。
・全国から徴収した受信料を自分たちの給与に還元しすぎている(職員の平均年収は1000万円を超えるとか)。
・意図しない契約が発生した場合の連絡先が不明(諦めさせる意図か)。
・集金や契約の督促といった泥臭い仕事はすべて「地域スタッフ」に丸投げしている。
・地域スタッフは法律を盾に高圧的な態度を取ることがある。(これがNHKへの反感に繋がっているようだ)

 

 いったん契約サインを取った後の取消しや解約手続きをさせないために、いろんな工夫をしている。

・ネットに契約の取り消しや解約方法に関するわかりやすい案内がない。
・問い合わせ窓口を全国一本化して電話でしか受け付けない(電話が繋がりにくく受付を制限できる)。
・支局の連絡先を表に出さない(調べないと解らない形になっている)。
・地域スタッフは自らの連絡先を明らかにしない(契約時に何も残していかない)。

 

 結局NHKにとって重要なのは、

①自分たちの給与(既得権益)
②契約を増やす
③契約を解約させない

であり「あまねく放送を受信できるようにする」「サービスの向上」といったものはもっと後のオマケ的な項目のように感じられる。そして何より、どう考えても、納得いかないのが次の法律だ(少し文言を変えていますが意味は同じです)

 

「TVを持ってる人は、見る見ないに関係なく受信料を支払わなければならない」

なぜか。その根っこには、

 「公共放送のようなものは、TVを持っている人全体で支えなければならない」
「中立性のある公共放送は、日本に必要である」

といった考えがあるため。

 いまや衛星アンテナは5千円以下で買え、設置も自分できる。しかしアンテナを設置するとNHKの集金人がすっ飛んで来て契約を迫る。まるで罰金のように感じられる。月額千円は、他の有料放送を見たい人にとって大きな負担に違いない。

 

<参考購入先>
衛星アンテナ
 アンテナを設置するとすぐ地域スタッフが来るのはなぜか。アンテナを買うときは個人情報をNHKやその関係者に流さないよう、販売店に誓約させる必要がありそうだ。
 市販アンテナを使って屋内でコッソリ受信することは基本的にできない。屋内受信は大型アンテナを自作するしかなさそうだ。

<関連記事>
1.地デジレコーダーはなぜ売れないのか~TVTestとTvRockが見せる理想の視聴環境

<参考文献>
NHK受信料-HACK ! ~賢い断り方と解約方法 教えます
https://sites.google.com/site/nhkhack/

 

 


 

 

衰退するコンテンツ業界とがんじがらめのコピーガード (2013/3/22)

 

 「ダウンロードしたコンテンツがメディアの売り上げを妨げている」これがコピーガードを必要とする根拠の一つとなっている。

 ダウンロードしたコンテンツの鑑賞はパソコンや映像データの取扱いにある程度知識が無いとできない。メディアの売り上げを阻害しているコンテンツの流通量は、ネットよりもレンタルショップのほうが多いのではないだろうか。

 コンテンツの調達価格はきわめて安くなった。100円でDVDが借りられる時代、数千円するメディアを買う人が減っても不思議は無い。メディアの売上で儲けるというビジネスは、成り立たなくなりつつある。

 コンテンツの売上げを増やそうと、法規制を強化したり、コピーガードを厳しくする試みがあるが、ほとんど成功していない。問題が一向に改善しない原因は、やっていることが間違っている場合が多い。

 

 コンテンツが売れないのは、皆が映画や音楽に関心を失ったせいだ、という意見もある。私はこれに関しては、今も昔もあまり変わっていないと思う。需要が変わらないのにメディアが売れなくなった本当の原因は、皆がレンタルやネット配信などのサービスを使って、より安いコストでこれらを入手するようになったからだろう。

 法規制やコピーガードを強化しても再生機器が売れなくなるだけでコンテンツの購買に結びつくことはなさそうだ。コンテンツをダウンロードなどで調達する人たちはコストが安いからそうしているのであって、それが出来なくなれば別の「安い」手段を探すだけである。

 コンテンツの販売が期待できないのなら、コピーフリーにして価格を大幅に下げ、それを楽しむために必要な機器や、コピーに使われるメディアに著作権料を上乗せしたらいい。

 NHKと同じ、見る見ないに関係なく、コンテンツの再生や記録が可能なものに対しあまねく料金を課す。日本はこの手の法律を作るのが得意だ。

 

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B-CASの不正改ざん問題と対策 (2013/3/15)

 

 「B-CASのデータを書き換えるれば衛星放送がタダ見できる」

 そんな話が広まったのは去年のこと。放送事業者は「事業の根幹にかかわる重大問題」と捉えているようだが、そうだろうか。

 私はソフト作者でもあるので、クラックやパスワードの漏洩を過去何度も経験した。最初のうちは「重大な問題」「大きな損害を蒙った」などと思い対策に躍起になったが、事態が収束してみると結果は悪くなかった。

 むしろそれまで関心がなかった多くの人に自分のソフトを知ってもらう機会を得て、その後の売り上げも順調だったのである。クラックがなかったら、その人たちの購入機会は永久に無かっただろう。

 

 不正カードを使ってタダ見している人はその放送事業者に損害を与えているのだろうか。多くの人は安い(タダだから)見ているのであって、カードが使えなくなれば見なくなるだけである。

 放送事業者が損害を蒙るのは、いままで有料契約していた人がタダ見カードを手にして解約してきた場合だ。すると、タダ見対策で重要なのは、「早急な対策の実施」ではなくて、「対策を約束する」ことでいいことがわかる。

 

 現在、数百万枚の対策カードをウン十億円かけて配布することを検討しているらしい。なかなか実行されないところを見ると、自信がもてないのだろう。壁は作るよりも壊すほうがずっと容易だし、絶対に突破されない壁をつくることは不可能に近いことだ。

 それならば、見つかりにくい壁をたくさん仕込めばいいのではないか。

 私は過去、自分が作ったソフトのパスワードが解析されて対策に苦労したことがある。そこやった最終的な対策は、最初の認証を突破されても新たな壁が次々に出現するシカケを作ったことだった[1]

 

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<参考記事>
1.パスワード解析との戦い~多重化で解析困難にする
作る意味などなかった B-CASカード、改造事件を考察してみよう
http://matome.naver.jp/odai/2134903290361799401

 


 

無駄にチャンネルが多い衛星放送~コンテンツ業界に未来はあるか (2013/3/13)

 

 衛星放送を受信できる環境を作ると一挙にチャンネルが増える。最初は喜ぶが、しばらくするとほとんどが自分に関心の無いものであることに気づく。番組が多すぎて選びにくい問題もある。

 過去のコンテンツをタレ流しするだけのチャンネルが多く、レンタルの方が便利で安いように思える。BSアンテナを設置するとNHKの地域スタッフがすっ飛んでくるが、NHKに貢いで割に合うコンテンツは、スポーツの生中継だけかもしれない。

 多チャンネル時代はいずれやってくるだろう。そのときに必要なのは、自分が何もしなくてもチューナが視聴者に関心がありそうな番組を自動的に推薦してくれる仕組みではないか。今でも似たようなことをする機器やサービスはあるが、多くの制約が邪魔をして十分な機能を提供できていない。

 

 未来のコンテンツライフは、テレビをつけると数百のチャンネルの中から関心のある番組(録画したものも含めて)10チャンネル程度が自動推薦され、それらすべてを同時に見せるところから始まる。注目したい番組があればタッチ一つで拡大して残りのウインドウを小さくしたり、ゼスチャーで見る順番や優先度を付けたりできる。再生中のウインドウの一つをつまんでブルーレィのアイコンに放り込めば自動的にコピーディスクが出来上がる。

 視聴環境は高度にパーソナル化され、家の中ならどこでも、タブレットやパソコンで見ることが出来る。もしジョブズのような人がいたら、革新的なUIをデザインしてコンテンツライフにイノベーションを起こしてくれるかもしれない。

 

 いまTVは大画面化、高精細化に進もうとしているが、その先にバラ色の未来があるとは思えない。まずは、B-CASカード、コピーガード、放送法などといったものを見直すところからはじめる必要がありそうだ。

 

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ジョジョ ブーム~今になってなぜ? (2013/2/3)

 

 ジョジョはやはりその名の通り、徐々に理解される漫画なのだろうか。連載当時も、徐々に面白くなるね~、とか冗談を言っていた。ジョジョ連載されていたのは1980年代。当時はアニメ化もなく終わってしまったが、今になってブームが起きている。

 

135985515194513206729_DSC01680 写真はジョジョ連載当時の少年ジャンプ 1987年12月号。コレクションの一つ。普段は捨ててしまうが当時の感性で特に面白く感じたものをスポット的に保管している。

 

135985516737013116687_DSC01678 現在これが注目されるのは、現在の漫画・アニメがハーレム系ばかりでコモディティ化したせいかもしれない。

 

 

 この漫画、いろんなシーンが記憶にある。中でも印象的だったのがこれ。顔に「POWER」の文字が見える。当時のジャンプには、これが2色刷りの見開きで描かれていたから、すごい迫力だった。

 単行本で見ると迫力がない。漫画雑誌の紙面には、それでしか味わえない魅力があった。

 

 現在アニメが放送されているが、残念なことに原作のよさが半分も表現しきれていない。原作は1コマ1コマが「アート」であり、セリフや擬態語も独特のものが多いことから映像化が難しいのだろう。この問題は、徐々に改善されていくのを期待したい。

 

<参考購入先>
ジョジョ関連商品一覧 きわめて個性的なアートスタイル、表現をもつ漫画

 


 

G’zOne はシャア専用!?~G-SHOCKから透けて見えるカシオの課題 (2013/1/28)

 

 カシオのG’zシリーズは堅牢製に優れた数少ないケータイだ。しかしそのアニメチックなデザインが商品の魅力を半減している。

 G’zシリーズはこのデザインのせいで、持つ人がアニメオタクか、ミリタリーオタクに見えてしまう。堅牢性は機能にすぎないのだから、さりげない装いの中で実現べきものではないか。

 

 カシオにはG-SHOCKというヒット商品がある。この時計の欠点は外装やバンドに耐久性の低いプラスチック(ウレタン樹脂)を使っている点。

 G-SHOCKは使う使わないに関係なく外装がボロボロになっていく。日光に当てると急速に劣化が進む。

 耐衝撃性は確かに最高だが、使い捨て消耗品。寿命とセットで価値を提供していない。コレクションするなど考えられない代物だ

 

 

 時計は最も進んだ携帯機器の一つといえる。

 高強度ガラスとチタン合金の外装を持ち、落として踏んづけても壊れず、水に濡れても問題ないものが実用化されている。カッコいい、おしゃれなライフスタイルを演出できる道具に進化している。芸術の域に達している商品も存在する。携帯電話がこの域に到達するには、まだ時間が必要なのかもしれない。

※ウレタンの劣化要因は、光と、空気中の酸素、水分。どーしてもコレを長期保管したい人は、電池を取り出した上で真空パックする工夫が必要だ。

 

<参考購入先>
メタル素材のG-SHOCK 買うならこちらをお勧めします
携帯の次のイノベーションは、使う姿がカッコいい(美しい)スマホだ!

 


 

もはや電話でなくなりつつあるスマホ (2013/1/11)

 

 私にはスマホが「老眼には見えんような小さい文字でインターネットをする機械」に見える。

 自宅にはデスクトップPCがあり、月額数千円でネットにつないでいる。これとは別にケータイを持っているが、通話のみで月額千円ちょっと(最低料金)である。

 私がこれをスマホに切り替えると、現状より料金が高くなるうえ性能、使い勝手が大幅に落ちてしまう。文字が小さすぎて見ずらうえ、本格的な文書作成にも使えない。「見るだけ」「暇つぶし」の利用に限定されてしまいそうだ。

 

 スマホを使いこなせない人が多いという。ヤフオクを見ると、新品同様のスマホが多数出品されている。「買ったけど使いこなせなかった」という事情によるものもあるという。

 この様子を見るとスマホもそろそろ曲がり角にあるように感じる。日本人は自分の頭で考えず周囲に倣う習性がある。周りがスマホを持ち始めると、自分も持ちたくなる。この習性によってニーズにバイアスがかかるから、それを差し引いた残りカスが本来の需要に違いない。

 

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オランジーナはなぜ売れているのか~清涼飲料の問題点 (2012/8/20)

 

 私がオランジーナを初めて飲んだのはおよそ20年前、フランスのパリだった。中身は単なるオレンジ風味の砂糖水で格別美味しいものではないが、甘さと炭酸を控えた飲みやすい飲料だった。色も自然で毒々しくない。最近日本に輸入され、イメージ戦略が功を奏してよく売れているらしい。オランジーナのような薄味の飲料は国内では少数である。

 そもそも、日本には美味しいと思える飲み物が自体が少ない。自販機の前に立つと、いつもこう思う。

 

「甘ったるいジュースにすべきか、不味いコーヒーにすべきか、それが問題だ」

 

仕方なく甘ったるいジュースを選んだ場合は、最初の1/4を我慢して飲み、水道水で元の量まで薄める。これでようやく私などが飲める濃さになる。そこでまた1/4飲んでもう一度水道水を元の量まで入れると、のどが渇いたときにちょうど美味しく飲める濃度になる※。このときの砂糖の濃度は、最初のおおよそ半分だ。

 問題は水で希釈すると甘み以外の味や香りも同時に薄くなってしまうことだ。薄めなくても飲めるよう、最初から砂糖を半分にした飲料を出して欲しいものである。

「甘いものがイヤならお茶にしたらどお?」

そんな声が聞こえてきそうだがお茶にも問題がある。不味い上に、保存料か何かの成分のせいで、飲んだ後不思議に口が渇くのである。

※希釈の度合いは商品によって異なる。「ほんのり甘い」と称する商品は1/4希釈一度だけでよい。最も甘ったるいヤクルトは3倍に希釈してようやく飲める濃度になる。

 

<参考購入先>
オランジーナ

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夏休みの自由研究~ゲルマラジオと子育ての難しさ (2012/8/13)

 

 私に電子回路に興味をもつきっかけを与えたのは、小学生のころ購読していた「学研の科学」についてきたゲルマラジオだった。「こんなものが」と半信半疑でテキトーに作ったそのおもちゃから実際に音が出てきたときは、たいそう驚いたものである。

 そこで、同じ年頃になる自分の子供に同じ経験をさせようと、ゲルマラジオを買って作らせてみた。しかしその反応は「ふーん」と冷ややかだった。

 自分の子供は私とは違ったものに興味を抱き、すでに別の道を歩んでいる。同じ遺伝子なのだから、同じことに興味を持つだろうと思いたいが、現実はそうはいかないようだ。社長が自分の職を子供に継がせようと思ってもうまくいかない、親子3代目には会社がつぶれる、なんて噂があるのも、「やっぱりそうか」と妙に納得してしまうのだった。

 

 数十年ぶりにゲルマラジオを作って気づいたことがある。鳴らすのが難しくなったことだ。昔は電話線やガス・水道管を利用してアンテナやアースが取れたが、いまはIP電話、樹脂配管である。買ってきて説明書どおり作ればおしまい・・・とはいかない教材だ。屋外に十メートルのアンテナを設置、地面からアースをとるなど、教材以外の方に創意努力が求められる。

 とはいえ、ゲルマラジオは電子回路の基本とラジオの動作原理を学ぶために最高の教材に違いない。見た目は単純だがその中身はきわめて奥深い。「こんなおもちゃからラジオが聞こえてくる。。」この不思議と感動を、多くの人に体験してもらいたいと思う。

 

<参考購入先>
ゲルマラジオ製作キット

 


 

今からでも間に合う 日食用遮光メガネの作り方 (2012/5/18)

 

 このところ毎日、日食の話題で持ち切りだ。なんでも129年ぶりの金環日食で貴重だとか。こういうとき、大体の人は直前になってから駆け込みで遮光メガネを買い求める。

 しかし昨年の扇風機と同じように、必要に迫られてから動いたのでは遅い。既に入手難になっていて、日食特需をアテ込んだボッタクリ価格で買うしかない状態になっている。曇って見えなければ無駄になってしまうものだけに、出来るだけ安く済ませたいところだ。そこで、自作を提案したい。

 

 使う材料は、厚紙とセロテープ、使い古しのフロッピーディスク。

 作り方は簡単、厚紙を長方形に切り、中心を折り曲げて遮光マスク(メガネの形でも良い)になる形にする。目のところはあらかじめくりぬいておく(折り曲げて2枚重ねになるので、4つ穴をあける)。

 フロッピーを分解すると磁気ディスクが出てくるので、これを適当な大きさに切り、厚紙にあけた4つの穴すべてにセロテープで貼る。貼った面を内側にして厚紙を折り曲げれば完成。太陽は、磁気ディスク2枚を通して見る形になる。

 なお、この手の簡易遮光でよく問題視されることに、赤外線の透過がある。リモコンを使って試したところ、まったく透過しないことを確認した

※2012/5/21 追試したところ、磁気ディスク1枚では赤外線を透過してしまうが、2枚重ねにすると透過しない。2枚重ねにするとOKなのは、空気層を挟んでいる為か、単に減光度が増えたのか。いずれにしても興味深い。

 

133733495410613104918_megane1 折り曲げた状態で目の部分を2枚同時カットすると位置ズレがおこらない。穴の寸法は20×14程度、カッターナイフを使う。磁気ディスクはずれないようテープでしっかりとめる。

 
133733498653413201408_megane2

 完成したフロッピー遮光メガネ。子供の目の間隔に合わせて2枚作成した。小さい子供に合わせてカスタムメイドできるのは自作のメリットだ。

 

!!注意!!
 絶対に磁気ディスク1枚で太陽を見ないこと。2枚重ねでも市販品同様、連続で見続けるのは危ない。心配な人は、3枚重ねに。かなり暗いが、見えないことは無い。

 赤外線の透過はリモコンの発光部をデジカメで見ることで確認できる。すべてのフロッピーで透過しないとは限らないので、必ず確認しておいて欲しい。

 磁気ディスクだけでも太陽は見えるが、面積が小さいので危険だ。この記事のように周辺に厚紙などの遮光部分をつけて欲しい。

 すべて自己責任で。この記事を参考にしてどのような結果になっても、当方は一切責任を負わない。

 

<参考購入先>
遮光メガネ一覧

 


 

正月におせちを買ってはいけない (2012/1/2)

 

 注文したおせちが正月までに届かない。中身が写真と違う・・

 去年も同じニュースを聞いた覚えがある。毎年懲りないものだ。我が家も「おせち」を食べるが、それはスーパーで買ってきたもの。

 売ってるおせちは、とにかく不味い。カズノコは不自然に黄色い。こんな色の付いたものがなぜ売れるのだろう?キノコは毒が強いものほど色鮮かだというではないか。

 毒々しく色鮮やかな食品は、敬遠されそうなものだが・・多くの主婦は本来のカズノコを見たことがないのかもしれない。おせちの甘辛い味付けにいたっては、もはやお菓子。この味付けがニーズというなら、日本人の味覚はどうかしている。

 不自然にカラフルな色合いと、濃すぎる味付け。これはおせちに限った問題ではないが、ちょっとこれは酷すぎる。

 

 正月におせちを買うのは「作るのが面倒くさい」という事情がある。そこには「正月くらい家事を楽したい」という気持ちがあるようだ。それならば、外食してはどうだろう。

 昔と違って、現代は元旦から営業する店が多い。おせちと同じ金額で、よりマシな食事にありつけるはずだ。

 

<参考購入先>
おせち料理 華やかなお祝い料理。ですが1万円も出して買うものではないと思います

 


 

3Dテレビが売れない!?~劇場スクリーン市場に活路はあるか (2011/11/28)

 

 3D市場の凋落を見ると、かつての4chステレオを思い起こす。映像の3Dは所詮オマケであり、そこから新たな市場も、付加価値も生まれないことは、最初からわかっていたことではないだろうか。

 3Dには致命的な欠陥があった。3Dと引き替えに”肝心”の画質が2D以下に落ちてしまうことだ。つまり3Dは2Dの上位規格ではなく、ただのオマケ機能だったのである。

 人間の脳は良く出来ている。映像が2Dでも3Dの音声によって総合的に3Dで楽しめる。この仕組みはサラウンド(ホームシアター)として立派に市場を形成しいる。映像は2Dのままで良いから、ひたすらクオリティを高めていくのが正解だったようだ。

 2Dのクオリティアップには、「大画面化」と「高精細化」の2つの方向がある。クオリティといえば4Kのウワサがあるが、40インチ程度では4Kのメリットはでない。4Kは100インチ以上で違いが理解される規格だ。

 

 一方で映画業界は低迷が続いていて解決の糸口が見えない。3Dの集客効果も薄れてきた。いったいどうしたらお客さんは映画館に来てくれるのか。

 映画館も同じように、必要なのは映像の3D化ではなく「画質」のクオリティアップだと考える。いまや家庭でも大画面TVでHD映像が見られるようになった今、映画館との画質差が無くなりつつある。

 現行のボヤけたスクリーン投射映像と、HDと大差なくなってきた画質をなんとかすべきだ。

 映画館としては、家庭では決して体験できない「圧倒的な高画質」と「迫力」は最低限確保すべき品質といえる。

 まずは、ソースのクオリティを落とさず再現してほしい。スクリーン投影をやめてプラズマ画面にするのが、その一つの有効手段かもしれない。

 

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ライトノベルの市場に未来はあるか (2011/11/11)

 

 ライトノベルとは10~20代の若者を対象に書かれた小説をいう。読者が感情移入しやすいよう、ほとんどの場合主人公が中学~高校生であり、学園生活など身近なテーマが題材になっている。

 ライトノベルのデビューを志す作家は多く、年間数千件の一般投稿があり、その1/100程度が出版され書店に並ぶ。さらにその一握りがアニメ化され、ゲーム、フィギュアといった媒体に発展し、これが現在のおたく文化の基盤を形成しているようだ。

 これまでに投稿されてきたライトノベルの数が膨大なことを考えると、アニメ化されている作品は厳選された優秀作ばかり、と思えそうだが、私が人気作品を一通り見た感じからすると、だいたい半数がおたく向けだった。

 ライトノベルで優れたストーリ、独自の世界観を構築するには「ネタ」が必要だが、ネタの鉱脈は日本のライトノベル作家によってことごとく掘り尽くされ、新しい作品は既成のパクリを含むのが避けられないという。

 美少女ばかり登場するおたく作品は需要が見込めることから、ここに業界が注力してしまうのも仕方ないことだが、それだけではマズイと感じている関係者も少なくないはずだ。

 ネタが尽きたあとにオリジナリティのある優秀作品は出難い。これはハリウッドなどの映画業界でも同じ状況のようだ。

 

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アニメと著作権問題 (2011/10/23)

 

 オタク文化の経済効果は4000~5000億円といわれている。その消費行動はきわめて広範囲で二次著作物、フィギュア、衣装、小物、PCパーツ、AV機器、通信機器が含まれる。そういう関連消費を含めた総合的な経済効果は5000億円をはるかに上回りそうだ。

 ほとんど同じ商品をいくつも買ってコレクションする行為を「お布施」というらしい。消費をそこまで強く駆り立てる原動力は単純に「それが好きだ」という思いにある。

※このようなオタクやファンの弱みに付け込む商売も存在するようだ。高額な「お布施」を求めるビジネスは感心しない。ファンをを食い物にした商売は、いずれ息詰まるに違いない。

 

 このような消費行動をもとにした経済効果を助長するためには「著作権」を見直すとともに、一次著作物を広く開放することが必要ではないか。

 ネット上の動画はもはや規制困難といえる。動画のコンテンツは、それが世に出た瞬間にコピーされ世界中から配信されてしまう世の中だ。

 いっそ一次著作物を無料化してしまってはどうだろう。入り口を広げておけば、裾野も広がるに違いない。

 

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放射能を食べる驚くべき微生物 (2011/9/19)

 

 放射線は有機物の汚染と違って自然に崩壊するのを待つしかないという。放射性物質は無機物だから、煮ても焼いても変わらない。除去する方法は「場所を移動」するしかないのが現状だ。土壌と混ざってしまったものを分離するのは困難で、セシウムの半減期は30年というからその間出される汚染物の体積は膨大なものになりそうだ。

 除染手段の一つに、微生物のエサにすることがあるらしい。

 微生物の能力には驚くべきものがある。ダイオキシンがあればそれをエサにするものが現れるくらいだ。放射線が豊富にあれば、これをエネルギー源にするものが現れても思議はない。チェルノブイリでは、放射線をエサにする微生物が発見されたという。

 微生物が働くためには「水」が不可欠だ。コンクリートや鉄の密閉容器で覆うのは得策でない。

 チェルノブイリから菌を採取して、有用株を培養する取り組みはすでに実施されているのではないか。おそらくこれが、最も有効な除染手段に違いない。

 

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役に立つ放射能測定器

 


 

おじいちゃん、おばあちゃんが孫に好かれるにはどうすべきか (2011/9/18)

 

 敬老の日に息子夫婦が孫を連れて実家に帰ってくる。おじいちゃん、おばあちゃんにとって、一番うれしい日だ。

 ところで、お孫さんと面会したとき、おじいちゃん、おばあちゃんはどういう対応をしているだろう。まずお菓子を出して、お小遣いをあげて、一緒に買い物に行く。それで一日が終わってないだろうか。

 子供からみると、そんなおじいちゃん、おばあちゃんはお小遣いをくれたり、おもちゃを買ってくれる便利な人に過ぎない。積極的に会いに行こうとは、思わないだろう。

 それに、むやみにお菓子を出すのはよくない。「お菓子をあげれば喜ぶ」というのは、昔の話。

 逆に「いつもご飯を食べさせるのに苦労しているのに!勝手にお菓子を与えないでよ!!」と、息子の嫁から怒られるのがオチだ。

 

 最近流行しているゲームの仕組みを知り、子供向けアニメを毎週よく見ておけば、子供と会話を楽しんだり、一緒に遊べる機会が増える。かわいい孫と一緒に充実した日を送るためには、おじいちゃん、おばあちゃんの側にも努力が必要だ。

 これをやっていいれば、孫から「おじいちゃんのところへ 行きたい」という言葉が出て、来訪する回数も増えるに違いない。

 

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お孫さんに最適なプレゼント

 


 

潮干狩りの秘訣 (2010/4/18)

 

 潮干狩りの場所には、管理地、準管理地、完全放置がある。管理地では事前に貝がばら撒かれて、それを人が採取するだけ。それは事前に人が埋めた化石や遺物をあとから掘り出す「発掘ゴッコ」とかわらない。

 ばら撒かれた貝を採取するだけなら、ばら撒く前にそれをもらった方がよくないか。

 

 

 準管理地は、漁協などが管理している場所で、貝のばら撒きはしないが入漁量を取り、持ち出しの制限もある。しかし、あまり採れない場所では実質放置のところもある。これは一人で大量に採っていく密漁がまねいた結果かもしれない。

 完全放置は、文字通り誰も管理していない場所。完全放置で貝が採れる場所は少ないが、上述したように準管理地で実質放置のところは結構ある。

 

 私が考える潮干狩りの正しい楽しみ方は、自然に生息する貝を、その生態を学びながら採取すること

 

 貝はどこに集まっているのか、貝の目とは何か。貝は自然にどのような役割を果たしているのか。
 単に採って食べるだけでなく、このようなことを子供や家族と学びながら、潮干狩りをすれば、単に採るより数倍楽しいにちがいない。

 

<参考購入先>
潮干狩りに役立つ道具

<参考文献>
史上最強の潮干狩り超人 http://harady.com/shiohigari/

 


 

オリンピック惨敗~結局メダルはカネ次第か (2010/3/1)

 

 2010年の結果は、オリンピックなどスポーツに対する国の姿勢がはっきり現れた形だ。スポーツにはカネがかかる。エンジェル投資家がいなければ、出元は税金しかないが、それもつい最近「仕分け」の対象になったばかりである。

 日本は国を挙げてメダル獲得に取り組まない。これは、国が「オリンピックの効果が、投資に見合わない」と判断しているためだろう。

メダルをとった個人も得るのは「栄誉」だけで、経済的なメリットはほとんど無いという。

 いくらスポーツに励んでも、オリンピックの競技は収入に繋がらないものばかり。国の財政が厳しいときに、夢や娯楽にカネを使っている余裕は無いということか。それは家計が苦しいときに、子供のスポーツに金を出す親が少ないのと同じことなのかもしれない。

 寂しいといえばそれまでだが、これが現実。この分だと、次はもっと惨めな結果に終わりそうな予感がする。

 

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オリンピックは成功するか

 


 

ハートキャッチプリキュア スタート (2010/2/14)

 

 先週からプリキュアの新シリーズがスタートした。同時に関連グッズがジャストインタイムで供給され、映画「オールスターズ」も3月に公開されるらしい。新作効果があるうちに矢継ぎ早に娯楽を提供し、儲けるだけ儲けようという戦略が巧みだ。私も娘にせがまれて、この戦略にまんまとハメられている。

 ハートキャッチは誰がデザインしたのか、絵柄がガラッと変わった上に単純化されており、コストダウンを意識させるものだ。この顔を旧来のオールスターズに混ぜるのはムリではないかと思っていたが、もう作ってしまったのならしょうがない。娘と一緒に検証させてもらおう。

 オールスターズは歴代プリキュアと合わせ総勢17人である。声優も大変だが制作費も大変である。ハートキャッチは2人からのスタートなので、もう一人二人、途中で増える可能性が高い。そうすると19人・・ 来年には20人を超えそうだ。もうそろそろ、なんとなせねばなるまい。

・・・声優17人と思ったら、プリキュア一人ひとり小動物が付随するので34人である・・・まあ、一人で複数兼ねていてもっと少ないかもしれないが、大変な人数に違いない。

 

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プリキュア

 


 

人はなぜギャンブルにハマるのか~スキナー箱の実験 (2010/8/18)

 ねずみを使った動物実験で、レバーを押すとエサが出てくるシカケの話がある。たまにしか餌がでないようにしておくと、ネズミは何度もレバーを押すという。このことは、「スキナー箱の実験」として有名。パチンコや宝くじなどは、動物のこの性質ををうまく利用した娯楽だ。 

 このような仕組みで人をギャンブル依存症にしてしまえば、そこから大きな収益が得られる。

 その最も大きなものにタバコがある。タバコに含まれるニコチンは神経毒の一種で覚せい剤や麻薬との違いは毒性の強さだけ[Wiki]。国民をニコチンの依存症にしてしまえば、経済活動を破たんさせることなく税金をたくさん取れる。昔からあるこの仕組みは、実によくできている。

 

日本にカジノを作ると経済効果が期待できる?

 このところ、IR法案が国会で審議されている。パチンコは庶民の娯楽だが、カジノはお金持ちをターゲットにした集金システム。

 カジノが解禁されれば、そこにたくさんのお金が落ちて、最終的に経済が上向く。そんなシナリオを考えているようだ。

 カジノもパチンコ同様、やればやるほど胴元が設定した期待値に近づく。つまり長期間やり続ければ、確率的に必ず負けるようにできている。短い時間に大きなお金が動くので、庶民は決して、手を出してはいけない。

 このシステムは当然、カジノだけでは成立しない。地域全体の取り組みが不可欠なはず。はたして、思惑通りうまくいくだろうか。

 

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インテリアを破綻させる日用品のデザイン (2009/6/26)

 

 インテリアとの調和を考えていない商品が多い。メタリックの紫や赤など、いったいどこの室内においていいのかわからない家電が売られている。

 色鮮やかな外装の殺虫剤や洗剤のたぐいはそれ1個で美観をすべて台無しにする破壊力を持っている。そのため、容器をわざわざ入れ替えたり、蓋のある扉の中に「隠す」ことになっている。

 洗剤はしまえばよいかもしれないが、トイレの芳香剤はそうはいかない。芳香剤くらいは、シックで周囲に溶け込むようなパッケージにしろよ、と思う。

このような商品が多いのは、多くの人が「単品だけ」で商品を選らんでいて、室内の「調和」については、あまり考えないせいかもしれない。

 トイレに設置した芳香剤。アロマオイルを染み込ませて使う。

 周囲のものと色を合わせる、もしくは彩度の低い色を使うことが、インテリアデザインで重要なポイントだ。

 

 

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ゾウが踏んでも壊れない!アーム筆入れ (2009/6/25)

 

 1960年代、ゾウが踏んでも壊れないと称する筆入れがあり、実際にゾウがそれを踏むCMが作られた。

 YouTubeに当時のCMが2種類ほど登録されているが、記憶がない。私がみたのは、千鳥に配列された円柱の上に筆箱を置いて、そこをゾウが歩くシーンだが、記憶違いだったか。
当時、これを売る店が近所になく、私は手にしたことがなかったが、買ってもらった人は子供の間で耐久試験をされて、悲しい末路をたどることが多かったようだ。

 

 当時小学生だった私はこれが欲しかったが、近所の文具店に置いてなかった。買ってもらった人は友達に踏みつけられるなど耐久テストを受けることが多かったという。

 この筆入れが今手に入らないか。そう思って調べたところ、当時のものと形を変えて今も市販されていることがわかった。商品名はアーム筆入れという。

 アーム筆入れは青と赤が市販されている。材質はポリカーネード1体モノ、垂直の静荷重に対しては相当強いはず。

 ポリカーボネードは防弾ガラスにも使われる素材。落としたりぶつけたくらいで割れることはない。一つ買えば小学校生活の6年間どころか、半永久的に使えるシロモノである。これは実質剛健で作られた数少ない商品の例だ。

 

 

<参考購入先>
アーム筆入れ 今でも売られているアーム筆入れ。ゾウのCMを見て育った世代をターゲットにマーケティングすれば再びヒットするかもしれない

 


 

携帯電話のリサイクルが進まないのはなぜか (2009/9/7)

 

 携帯電話は貴金属やレアメタルを豊富に含むが、一向にリサイクルが進まない。古い携帯を回収できる最大最高の機会は、ユーザーが新しい機種を受け取る瞬間にある。ところが、新しい携帯を買うと次のように聞かれる。

「古いほうの携帯はいかが致しましょう、よろしければこちらで処分しますが」

こう言われると、大抵は「いえ、持って帰ります」となってしまうはずだ。高いお金を払ってせっかく買った携帯を渡すのは勿体無い。思い入れもあるだろうし、通話以外の機能が使えなくなるわけではない。データ消去サービスや回収ボックスの効果が無いのは、そんなことが原因の一つに違いない。

例えば、こうはできないか。

「古いほうの携帯はいかが致しましょう、よろしければこちらで買取りますが」
「料金はこちらの表のようになっております」

これなら、かなり回収率があがるはずだ。問題はこの買取の仕組みとお金の出何処である。

 

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7段飾りのお雛様~日本の住宅事情にそぐわない巨大置物 (2010/2/8)

 

 我が家は毎年「お雛様」を出している。これがまたデカイ代物だ。出すのも片付けるのも大変、保管場所もかなりとる。

 これをくれたのは、妻側のおじいちゃん、おばあちゃん。粗略にもできない。私は毎年、これのせいで面倒な思いをしている。「いっそ、納戸の奥深くにしまって出すのを断念するよう仕向けようか」そう思ってしまう。

 こんな商品ができないか。

 普段はたんすの顔をしていて、シーズンになるとひな壇に変形できる「ひな壇たんす」。

 人形だけ別のところから出して置けばよい。人形小物も、ひな壇の中に収納できれば問題ない。これで、おき場所や収納、出し入れの問題が解決する。

 

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ネット時代のサンタクロース~プレゼント配達の変化 (2009/12/25)

 

サンタクロースは古来、煙突から侵入してプレゼントを届けるとされてきた。しかし、煙突の無い今時の住宅に、サンタはどうやってプレゼントを届けているのだろうか? 私はこの疑問について、自分の子供にこう説明している。

 

「いまどきのサンタは電子メールで願いを聞いて、宅配を利用してプレゼントを届けるんだよ。」

 

 あながちウソではない。実際、プレゼントをインターネットで注文しておいて、クリスマスの夜まで隠しているご家庭が多いはず。

「煙突なんか家にないし、そこから侵入してくるなんて話、ありえないよねー」

 

 いっそ宅配業者の方でサンタ代行サービスをやってくないものか。ソリに改造した宅配車が「シャンシャン」音を立てて来訪し、サンタに扮した宅配業者が子供に荷物を手渡しする。子供の笑顔が目に浮かぶ。素敵なサービスに違いない。

 

<参考購入先>
クリスマスギフトガイド アマゾンのギフトガイドです
ニンテンドーのゲーム機 子供が喜ぶクリスマスプレゼントの定番です

 


 

唐沢なをき先生がNHK取材拒否? (2009/9/14)

 

 テレビの取材を受けると嫌な思いをすることがある。私は、一緒についてくるディレクターだろうか、その高飛車な態度にカチンときたことが幾度かある。だから、唐沢なをき先生が取材拒否した理由も何となく想像つく。

 ディレクターからみると、私たちは単なる素材。自分がイメージした番組を作るために、誰だろうが好きなように「命令」するし、やりたい放題し放題、こちらの都合など二の次が多い。それでも多くの人が我慢して取材を受けるのは、テレビの力が大きいことを皆知っているからだ。

 

 新聞取材の場合は、インタビューがメインだからそういうことにはなりにくい。だが、実際記事になった文章を読んでみると、言ったことの半分も伝わらず、記者の憶測だけで適当なことを書かれてしまうことが多い。これは、取材を受ける側にも責任がある。素人にわかるように、要点を簡潔に説明しないからこうなってしまう。

 

 おかしな記事を書かれた場合、訂正や謝罪を求めるのはやめたほうがよい。記者の気分を害するだけでなく、訂正謝罪文が載ったとしても隅っこの目立たない場所にチョコっと書かれるだけだ。

 取材は一発勝負だと思って、誤解をまねく記事を書かれないよう、十分な配慮をすることが重要のようだ。

 

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フレッシュプリキュアとおもちゃ (2009/8/23)

 

 現代の子供向け番組は完全におもちゃとリンクしている。いまや、おもちゃを売るために、番組が作られている。おもちゃ売れ行きが悪いと、新キャラを追加したり、変身ユニフォームやアイテムを勝手に追加する。

 子供の親はこのことを見抜いていて、1年でゴミ同然になるおもちゃにあまりお金を使わない。おもちゃを売るためだけに作られた作品は、見ていてつまらないし、番組が終われば記憶にも残らない。

※オープニングは気になっていた音痴な主題歌も改善され、まともになった。エンディングも変わったがCGの動きが相変わらず無機質で不自然だ。これは4人の動きが機械的に正確で完全同期しているのが原因だ。微妙なズレやゆらぎがないと、おかしく見えるようだ。

 

 プリキュアの戦闘は初代からずっと肉弾突撃。武器が登場したのは最近のこと。音が出て演奏可能な商品をイメージしたステッィクが追加されたとき、あまりの露骨さに嫌気がさした。

 おもちゃに結びつく道具といえば今までは変身に使う携帯機器くらいで、初期の作品ではそれもなかった。作品を重ねるごとに道具が増えてきたのは、おもちゃの売り上げを伸ばしたいという意図が伺える。

 

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プリキュアのおもちゃ

 


 

金曜ロードショーと映画の興行成績との関係 (2009/8/16)

 

 最近、新しい映画の公開に合わせてその旧作がテレビで放送されるようになった。間に入るCMが新作の紹介なので意図は明らかだ。どうやら、テレビで旧作を放送すると興行成績があがることに気がついたらしい。映画館だけでなくレンタルの売り上げアップにも効果がある。

 新作映画の紹介といえば、以前は脈絡のないタイミングで現れるCMだけで、ロードショートとリンクすることはあまりなかったように思う。

 これはうまい宣伝の仕方だ。なぜなら、みんなが右に行くといえば左に行くこの私が、この戦略にまんまと乗せられて続編をレンタルするハメになったからだ。

 しかし、HW映画の興行成績がふるわないのは中身にも問題があるように思える。映画は脚本が大切だが、最近では日本のアニメやおもちゃを題材にした作品が増えており、もしかして脚本がネタ切れではないか。この調子では、ドラえもんが実写で登場しかねない。

 興行成績第一主義はそろそろ限界かもしれない。アクションドンパチものも食傷気味だ。古くからある脚本の実写化にも限界がある。脚本がネタ切れなら、今までありえなかった「クリエイターが作りたい創作映画」の中からネタを発掘するのも手ではないだろうか。

 

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夏の終わりと線香花火 (2009/8/15)

 

 数ある花火の中で、線香花火ほど情緒のある花火は無い。線香花火の燃え方はドラマチックに変化する。

 火の玉からパチパチ火花が散り、次第に激しく、元気に燃え盛り、やがて衰退して暗くなり、ポトンと落ちて一生を終える。

 その様子はまるで、人の一生を見ているようだ。

 プレイスタイルは独特で、日本の風物にマッチし和服にも良く合う。

 

 この素晴らしい花火、いったい誰が発明したのだろう。

 線香花火は見るたびにそんな不思議な感動と、寂しさを感じさせる。

 

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新幹線の座席とアームレスト争奪戦 (2009/5/22)

 

 新幹線の3列シートは、真ん中の席の幅がやや広めに出来ている。これは窮屈間を軽減するためとみられるが、自分の体の幅より少々広くても、メリットは無いように思える。長距離を快適に過ごすためには、座席の広さよりも、アームレストが大事だ。

ところが、アームレストは隣の席と共有していて所有権が曖昧になっている。そのため、所有権をめぐって無言の圧力が発生し、そのために不快な思いをすることがある。

 

 基本的に3列シートの場合、真ん中のレスト2本は、真ん中の席の人に譲るべきだと思う。
 問題は2列シートの場合だ。これはどちらに優先権があるのだろう。

 

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ファミリーレストランの問題~外食しない時代をどう乗り切るか (2009/4/30)

 

 ファミリーレストランが苦境に立たされているという。我が家では主婦の家事を楽にする目的で外食することがあるが、それでもファミレスには行かない。理由は、

・ボリュームが少なすぎ
 育ち盛りの子供の食欲を満たせないし、大人についても量が少なすぎる。

・特徴に乏しい
 ファミレスには焼肉、カレー、ラーメンなどたくさんのメニューがあるが、これらは結局、業務用の食材を暖めて出しているに過ぎない。飲みものはすべて業務用紙パック。

 

 いまや業務用の食材は専門スーパーで安く手に入るし、その何倍ものお金を出して食べに行こうとは思わない。業務用商品を専門に扱っているスーパーに行くと、レストランがどんなものを使っているかわかる。手間のかかる調理を量産することで価格をさげ、沢山のメニューを同じ味で素早く、安定供給するしくみは実に合理的といえる。

 

 ファミレスが廃れてきたのは核家族化や生活様式の変化だけではない。「何でもあります」でも「特徴が無い」レストランに飽きられてきたことも要因ではないだろうか。

 結局外食産業で生き残れるのは、付加価値のあるメニューか、あるいはマックや牛丼のように割安なメニューを持つことしかない。すなわち、こだわりで勝負するか、値段の安さで勝負するかのいずれかしか無いように見える。

 ファミレスが生き残るには、業務用食材を出すだけの形から脱却して、今までに無い、新しいサービスの形を創出することが必要なのかもしれない。

 

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整形下着と布団クリーニング~訪問販売のワナ (2009/10/26)

 

 整形下着、布団クリーニング、ダイエットグッズ、英会話教材、何かの無料点検・・電話や戸別訪問販売には問題が多い。いつだったか、妻が遠赤外線の効果でやせるとか言うコルセットと塗り薬をウン十万円で購入し、3日でウエストが数センチ痩せたとか言って喜んでたことがある。

 コルセット数日続けると、たしかにウエストが細くなるが、これを「痩せた!」と勘違いする人が多い。ウエストが細くなる理由は、圧迫された部分の水分や血液が移動しただけである。

 英会話教材は2~3歳の子供がターゲットだ。おもちゃのような教材と言葉巧みなセールスで子供の興味を引き、場を盛り上げて子供を味方につけようとする。

 

 布団クリーニングは新婚主婦をターゲットに「お宅に羽根布団はありますか」という話から始まる。「無料」と称してクリーニングし、「外に羽根が出てますね」とかいって仕立て直しを提案してくる。

 

 訪問販売の商品は30~40万円と高額だが、数年分の商品をまとめて売る事で「1日あたりわずか数百円」という形にして「高いから」という断り文句を封じてくる。

 教材の中身から類推する原価は、1/10くらいである。これは商談成立の率が低く、1件あたり10倍くらいで売らないと採算が合わないからだが、購入側からすればこれほど割高な買い物はない。

 悪質な訪問販売に対する最もよい対処方法は「水際撃退」である。電話勧誘や訪問販売は一切受け付けない姿勢が大切だ。無料だからと思って呼んだら最後、セールスの思う壺である。

 

 自分の電話番号を他人に知られないことも重要だ。最近は個人情報保護法が厳しいせいか、電話帳を情報源にする業者が多い。NTTに申し込めば、電話帳への掲載を取りやめてもらえる。カーナビの情報も電話帳がベースだ。気になる人は掲載中止を申請することをお勧めしたい。

 

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レッドクリフ、スターウォーズ~特撮映画の品質問題 (2009/4/19)

 

 三国志を題材にした映画やアニメは多く作られているが、レッドクリフは実写のスケール感において過去最大といえる。三国志は史実を元に作られた「物語」。後世によってだいぶ脚色されているという。孔明が数万本の矢をわずかな時間で調達した話も逸話らしい。

 三国志は、壮大なスケール、ロマンに魅かれる人が多いが、政治、戦略的な観点でもレベルが高く、盛んに研究されている。三国志を題材に書かれたノウハウ書も多い。三国志をきっかけに知った孫子などの兵法書を読んでみたことがある。

 戦闘やアクション場面のある映画が所詮「娯楽」作品なことがわかる。特撮、SFXがいかに優れていても、戦略、戦術が陳腐で見るに耐えないことがある。

 

 スターウオーズは、それ以前にはない素晴らしいSFXを見せてくれた。私は子供のころこれを見て感激した。大人になってみると、陳腐な部分が気になるようになってきた。

 確かに特撮は素晴らしいが「所詮は子供向けの娯楽作品」そう思えるようになった。スターウオーズの質は脚本家の創造力の限界を示している。映画は所詮娯楽、面白く楽しめればそれでよいのかもしれない。

※スターウオーズに登場するモンスターは、ディズニーの子供向けアニメのレベル。モンスターのひとつひとつに種族としての文化や歴史的な背景が何も無いから、リアリティに欠ける。

 

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愛知県豊橋市 二川本陣資料館と町並みの保存 (2009/3/1)

 

 愛知県の豊橋市には二川本陣資料館があり、立ち寄ってみた。ここらへん一帯は、過去宿場町として栄えたという。本陣通りの土地は間口が狭く奥行きが長い、いわゆる「うなぎの寝床」で、昔は旅館が立ち並んでいたと推察される。

 

 しかし、住民は既に思い思いに家を建て替えてしまっており、現在は寂れた商店街となっている。無計画に建替えが進んだ結果、いまや宿場町の面影はなく観光名所の魅力もない。中には洋風の家もみられ、住民に町並みを保存しようという意識は無いようだ。

 おまけに、下水道工事とやらで通りの道路はことごとく掘じくり返され、舗装もデコボコ。

 過去の経緯はわからないが、もし、住民と市が共にこの周辺一帯を本陣を中心とした観光名所にする取り組みをしていたら、現在とはまったく別の風景になっていたはず。二川駅がすぐ近くにあるから、観光だけで皆十分収入を得ていたかもしれない。

 町並みの保存は、住民の理解と協力が無いと出来ない。しかし、現在の閑散とした商店街を見ると、ここはやはり観光名所にすべきではなかったか、と思えてならない。

 

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USJ再入場禁止!?第三セクターとテーマパークの問題 (2009/1/8)

 

 USJが再入場を禁止したらしい。理由は「お客様のため」というが、パーク内で飲食させて、パーク内に落ちるお金を増やそうという意図は明らか。

 それを聞いて、ディスニーランドに行ったときのことを思い出した。ここも、出来る限りパーク内の店舗にお金を落とす工夫がされている。

 

テーマパークの問題点

 

・異様に長い待ち時間

 アトラクションの待ち時間も異常だ。寒い中、2時間も立って待たされれば風邪を引いてしまう。USJはアトラクションのスペースが多段構成になっていて、とりあえず屋内に入れるし、ヒマをもてあまさないよう、いろんな工夫がされている。しかし、ディズニーは何もない。寒風や強烈な日射の下で、ひたすら立たせるだけだ。幸いなことに、ディズニーはファストパスという解決策が示されている。出来る限り、これを活用することが必要のようだ。

ディズニーもUFJも、お客様に楽しんでもらうための施設のはず。待ち疲れ、歩き疲れた人に充実した休憩スペースを提供せず、飲食費で稼ごうとする仕組みには違和感を感じる。

 

・リアリティに欠ける造形物

 多くのテーマパークで共通する課題がもう一つある。それは造形物のリアリティのなさ。素人が一目でモルタル、人形とわかるものばかり。

 日常からトリップして夢の世界に浸るには、ある程度のリアリティが欠かせない。例えば、

「コレ、本物?」「いったい、どうなってるの」「不思議ね」

と思わせることが必要だ。夢の世界の中身が興覚めする造形だらけなのは、これらの造作を外注業者に丸投げしているためと思われる。

 このような造作は「モデラー」と称する人たちが得意だ。彼らに造形や塗装を任せれば、本物と見まがうディテールアップが可能だ。モデラーはアーティストである。彼らはお金がすべてではない。他人が作品を見て感動、関心する様子に満足を感じる人種だ。

 年間パスポートと食事券でも与えてやって、「テーマパークのディテールアップをやって欲しい」といえば、喜んで引き受けてくれる人がいるかもしれない。

 

・休憩するには店に入るしかない

 テーマパークは動物園や公園などと違って休憩場所がない。冬の屋外は寒さに震え、夏場の屋外は地獄。快適な場所で休もうと思ったら、何か注文して店舗の中に入らなければならない。

 ところが、屋内の椅子が空いている保証がなく、飲食代も異様に割高。ディズニーランドではポップコーンを高額な値段で売っているが、これは最も原価の安く利率が高いためだろう。

 

・破綻と背中合わせの経営

 テーマパークといえば、ディズニーやUSJが有名。今のところ好調だが、油断するとすぐ赤字転落、危険と背中合わせだという。小さなテーマパークを田舎にポツンと作れば、失敗しそうなことは容易に想像付く。

 そんなプランを成功させるには、人を引き付ける特別な「何か」が必要だ。

 例えば、愛知県にあるラグーナ蒲郡にはそのネタが存在する。それは次だ。

カヌー
マジクエスト
ドリーミングクエスト

 

 

飽きやすい「ライドもの」

 テーマパークのアトラクションといえば、基本的に自分は動かないで観るだけの「ライドもの」が多い。座席が自分で動いたり、激しい運きをするものもあるが、基本は自分は動かないで身をゆだねるスタイル。

 ディズニーやUSJにあるアトラクションのほとんどがライドもの。昔からある遊園地の施設も、ほとんどがライドものだった。

 どこにでもある座って観るだけの「ライドもの」は食傷気味だ。今までにない「冒険もの」の提案が欲しい。ラグーナの場合は、「そこでしか楽しめない」体験ものに特化した方がよいかもしれない。

 

 ライドものの問題は、施設の建設や維持にお金がかかるうえ、一度作ったら内容をチェンジしにくいことにある。そのため変化に乏しく、飽きられやすい。こういうフレキシビリティの無いアトラクションを中規模パークが建設運用するのは、かなりの重荷であることが想像つく。

 ラグーナにあるカヌーやマジクエストは、ライドものとは違ってアトラクションの目的を完遂するために自分が動き、工夫しなければならないよう出来ている。

 例えば4人乗りのカヌーは、船をまっすぐ進めるために漕ぎのテクニックと、同乗者との協調が求められる。転覆する危険もあってスリルがある。この手のアトラクションを、「冒険もの」と称しておく。

 

P1010021 話題のカヌーも休日の待ち時間ゼロに。しかし、このパークの中ではこれが一番楽しかった。

 

 

スリルを提供してくれる「冒険もの」

 ラグーナにあるカヌーを漕いで狭い水路を航行するような体験は、海外旅行でもしなければ経験できないこと。こういう日常体験できないことを利用しやすい形で提供して、「面白そう」「やってみたい」と思わせることが大事なように思う。

 ラグーナの問題は、この優位を徹底できていないことではないか。どこにでもありそうな遊園施設や、3Dプロジェクションマッピング、閲覧ものなど多くの中に埋没していて、総合的にみると大規模テーマパークの縮小版みたいになってしまっている。

 個人的には、戦争の冒険ものを体験してみたいと思っている。2軍に分かれて、1軍は銃剣突撃、2軍は防御で機銃陣地を担当する。緊張が最高潮に達する突撃体験は、何回やっても飽きないのではないか、と想像する。

 

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ファミリーレストランの子供向けサービス (2009/7/21)

 

 ファミレスなどの外食産業では子供心を掴むことが重要だ。「パパ~、どこそこに食べに行きたい」という要求は、多くの場合承認される。子供が食欲を示すことは親にとってうれしいからだ。

 子供心を掴む工夫において、最も上手に見えるのがマクドナルドだ。しかし、「マックでDS」というサービスは成功しているとは言い難い。最大の問題は、通信環境の悪さ。店外でアクセスさせないために電波を弱くしているのだろうか。

 

 マックでDSの実態は、一々操作に時間がかかり、待たせた挙句「エラー」。これでイライラしてしまう。どうせやるなら、良好な通信環境を前提に家族で楽しめるようなサービスにしてもらい。それに、このようなサービスは客の回転を悪くしていないか。

 いろいろ問題があるが、ある程度は成功しているようだ。

 マックというと、私はドライブスルーで100円バーガーだけを沢山買って家に持ち帰るのが常だった。そんな私を「マックでDS」で釣りあげて、子供にハッピーセットを注文させたのは事実である。

 ひょっとして、私のような利益のない商品を買い逃げする客を店内に取り込み、ハッピーセットの売り上げに繋げることが目的だったのか。

 

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アニメ トップをねらえ!の感想と相対物理論 (2007/4/18)

 

 その昔、私が寮住まいで暇をもてあましていた頃、近くにアニメおたくの友人がいて、そこからビデオを借りては観ていた。この作品は、その中で印象に残るものの一つ。

 最近レンタルショップで劇場版を見かけたので、久々に観てみた。製作はあのエヴァンゲリオンを生み出したガイナックス。当時はヒット作がなく予算が厳しかったらしい。

 

 この作品は「巨大ロボット」「美少女」「学園」などいろんな要素をごちゃ混ぜに詰めこんだ作風。ストーリーが途中からガラっと変わり、最後はモノクロになってしまう。

 この作品で私がおもしろいと感じたのは、相対性理論に基づいた時間と空間の科学考証が比較的正確な点。主人公が宇宙に出ている間、地球の友人知人との年齢差が開いていく。

 戦闘から戻ると、同級生の友達が大人になっている。次に戻ると、結婚して子供までいる・・自分はまだ、学生なのに。そんな様子がリアルに描かれている。

 感動的なラストのおかげで世間の評価も高い。「終わりよければ途中は無視出来る」そんな言葉がよく当てはまる作品だ。

 

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赤福と消費期限の改ざん問題 (2007/12/16)

 

 赤福が製造年月を偽って販売していた。この事件が明るみに出てから、わらわらと類似事例が出てきた。こういう話は赤福に限らずどこの食品会社にもありそうな話だ。というのも、「売れ残り」をどう処分、リサイクルするのか。これは、食品業者にとって共通問題だ。

 消費期限を改ざんするのは、「売れ残り」を減らしたいからだと思う。

 だがもし、日本中が消費期限の改ざんをやめ、売れ残りを「破棄」したら日本はゴミだらけになってしまう。売れ残り最小生産を実行するには高度なマネジメントが必要で、中小零細もふくめ全部にこれを求めるのは困難だ。

 

 赤福では消費期限が過ぎた物を焼却処分するという。いままで値段の付いていた商品が、ある日ある時間を境にゴミになってしまうというというルールは、メーカの立場からすると非常に「勿体無い」と思うだろう。消費期限が過ぎると価値がゼロになるというなら、食品の価格は消費期限の「残り日数」に比例させるのが適当ではないか。

 

 商品の価格を残り日数に応じて段階的に値段を変える仕組みはどうだろう。消費期限当日になったら、価格を1/3以下、もしくは「タダ」にしてしまえば、売れ残りゴミ問題は起こらない気がする。スーパーではここまでしないが、日常的に似たようなことは実施されている。それは、売れ残りのリスクを負っているからだろう。

 消費期限の残り日数に応じて値段を増減してはどうか。つまり、消費期限が長いうちは卸より高く売り、日数がたつと次第に値段が下がるような仕組みだ。

 破棄するしかないものは、リサイクルするとよいが、用途は家畜のえさ、堆肥くらい。売れ残りのリサイクル設備を自社内に持つことが理想だが、個人事業主のレベルではどうにもならない。これをやるには、地域ぐるみの取り組みが必要になりそうだ。

 

コンビニが売れ残りの値引き販売を開始 (2009/7/17追記)

 コンビニが消費期限の近づいた商品の値引き販売を始めた。以前は全部捨てていたという。

 フランチャイズは経営者から見るとリスクが少なく、安定を得やすいというメリットはあるものの、利益の多くが胴元に吸い上げられてしまう。「店長」「経営者」といえば聞こえがいいが、裁量を発揮する余地もなく本部の言いなりに「生かさず殺さず」使われる有様はあまり感心しない。

 消費期限に対する消費者の過剰反応も気になる。買うときは消費期限をやたら気にする人が、いったん自分の冷蔵庫に入れてしまったあとは無関心になり、消費期限切れの食品がゴロゴロある、なんてことはないだろうか。

 

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アルミホイールの記事と最近のアクセス (2007/3/23)

 

 最近のアクセス解析によると、またクルマ関係のアクセスが急増している。とりわけ、アルミホイールの記事[1]が興味を引いているようだ。 アクセスが増えた主な原因はウィキペディアにリンクが張られたことにあるらしい。carviewにも当記事に関するスレッドが立ち上がっており、こちらからのアクセスも多い。

 工学モデルや数式を世に示す場合は、中身に非常に気を遣う。

 carviewのスレッドからもわかるように、新しい知見が世に広まると、それを妬んで無責任な批判をする人が大勢現れる。これは、洗車スポンジ濾材[2]が世に広まった時もそうだった。

 ただ今回は、スポンジ濾材の時と違って理論的な記事。carviewや2chではいろいろな意見があるが、ほとんどが感想レベルである。

 

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1.アルミホイールの真実~軽量ホイールは乗り心地を悪くする
2.洗車スポンジ濾材

 


 

幽霊は存在するか(2007/2/13)

 

 「幽霊」とは、自然現象を誤認した物か、過度の疲労や不安な心理状態が作り出した幻覚(脳が見せる幻)だと私は考えている。

 「生まれつき、霊感が強い、幽霊を見ることが多い」という人は、つねに不安や悩みを抱えていて精神的に不安定なのだろう。

 幽霊が物理現象なら、誰の目にも見えなければならない。特定の人にしか見えないということは、その人の「特殊能力」ではなく、「精神状態に問題がある」と考えるのが適当だ。

 とはいえ、人は得体の知れないものには恐怖を抱く。そこで今回は、世間で取り上げられている様々な心霊現象について考察してみる。

 

心霊写真とは何か

 幽霊がカメラに捕らえられたのが事実なら、それは物理現象といえる。しかし、本や写真で紹介される心霊写真はすべて自然の物理現象を、カメラの仕組みを知らない素人が幽霊と勘違いしたもののようだ。

 よくあるのが、裏蓋の光漏れ、レンズ手前に写ったストラップ(その模様から蛇のように見える)などだ。多重露光を使って意図的に作られた心霊写真も多い。

 銀塩カメラを多重露光して撮った霊の捏造写真(1988年)。

 

 こちらは仏壇から霊が出入りしたところを捉えた(つもりの)写真。

 多重露光を使えばどのような心霊写真も捏造可能。

 

 

 夏になるとテレビでいろんな心霊写真が紹介される。明らかな間違い写真に霊媒師がもっともらしい講釈を付けている様子が何とも笑える。カメラのストラップの模様を白蛇の神様だとか・・霊媒師も少しはカメラの仕組みを勉強すべきではないだろうか。

 

 こちらはUFOを撮ったつもりの写真。電灯を多重露光しただけ。

 

 

監視カメラに写った物は心霊現象か

 これも写真と同じ。自然の物理現象を、素人が幽霊と勘違いしたものがほとんどのようだ。監視カメラはレンズやCCDの画質があまり良くないため、光の加減で起こる様々なものが霊と誤認される。

 

幽霊の映画を作るとスタッフが奇妙な体験をするのはなぜか

 幽霊の映画を作ると、その制作スタッフの多くが不安定な精神状態になる。そんな状態で仕事を続ければ事故が起こりやすく、何でもないノイズ映像や音声が霊と誤認されやすくなるのは、無理のないこと。

 

絵に書いた目が動くのはなぜか

 古くは渡邊金三郎が書いた生首の目が生放送中に開いた(ように見えた)話が有名(1976年)。最近では座敷わらしの瞬きが話題になっている。これらはいずれも光の反射や陰が原因と見られている。

 

人形の髪の毛が伸びるのは霊のしわざ?

 人の髪の毛は切った後も残っている栄養で若干伸びる。これを知らない人が「人形に霊魂が乗り移った」と勘違いしたものだろう。

 

幽体離脱・金縛りとは何か

 寝ている自分の姿を見たという体験は「夢を見た」のだろう。

 離脱したときの周囲の状況を覚えているという事例があるが、人間は寝ていても耳は聞こえる為、耳からの情報だけで周囲の状況をある程度類推できる。寝ている間耳から聞こえてきた情報が、夢の中で具現化されることは、普通にあること。

 金縛りは体が寝ているのに意識だけ覚めてしまったときに起きる現象で心霊などとは関係が無い。

 

あの世は存在するか

 人間瀕死の状態になるとお花畑や川のような物が見えることは日本に限らず万国共通に報告されている。これは脳の一部を刺激することで似たような夢をみることが知られており、死の苦痛を和らげるために仕組まれた脳のプログラムといわれている。

 そもそも「来世」「死後の世界」といったものは、人の命が有限であることを知った人類が、死の不安から大衆の目をそらすために作られた宗教的な概念だと言う。

 中には前世の記憶が有るという人もいるが、私には「宇宙人に会って身体検査された」という話と同じに聞こえる。

 

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あるある大辞典の破綻とNHKプロジェクトXの共通点(2007/1/26)

 

 あるある大辞典がついに破綻した。この番組が胡散臭いことは、以前からいくつかのサイトで指摘されていたから、こうなるのは時間の問題だったかもしれない。

 

 「あるある」の中身は、身近にある一部を大げさに強調し、「すごいパワーを発掘した」ように「見せかける」ことの繰り返しだった。

 健康分野に未発掘のすごいネタなど、そうそうあるものではない。視聴率を稼ぐため、番組を維持するため、捏造に走ったのがいけなかった。

 「捏造」は程度の差はあれ身近なところにたくさんある。例えば、新聞の地域欄。事実をありのまま書いても読者の関心を引かないし、おもしろくもない。だから大抵は事実を歪めて書かれる。

 私が取材を受けた経験からすると、事実ありのままといえるのは5割。残り5割は記者の捏造だった。

 

 捏造で次に危ういのがNHKの「プロジェクトX」。涙が出るような感動的なプロジェクトは、そうあるものではない。出演した人から漏れ聞く話によると、事実が歪曲され、実際にない作られたエピソードも多いという。

 これも結局、平凡な実話の紹介では番組にならないから、感動的に見せるために捏造が行われてしまうのだろう。

 

 

 あるあるにしろ、プロジェクトXにしろ、捏造された部分を取り上げて「ダマされた」と苦情を訴えるのは筋違いだと思う。雑多の情報が溢れる現代では、情報の質を判断するのは自己責任。

 「TVで放送されているから正しい」と考えることは、もうできない世の中だ。

 この手の番組は、内容をおもしろおかしくするために、ある程度の捏造がつきもので、むしろそれが普通と考えたい。特に民放の健康や医療関係の放送は怪しいものが多い(病気の予防、熱中症対策など)。

 出来過ぎのストーリにはウソが付き物。ではどこがウソか。それは、疑いの気持ちをもって見ていれば、大体想像付くもの。皆がそんな意識を持つようになれば、あるあるのような怪しい番組は、自然に淘汰されていくに違いない。

 

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ポチは見た!~マスコミの嘘と裏~
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こんな病院に行ってはならない~やぶ医者の見分け方 (2002/4/21)

 私の実家の近くに、O医院という内科専門の個人医院がある。昔(私が子供の頃)よくお世話になっていた病院だ。

 亡くなった祖母がここに通っていて、いつも薬を沢山もらっていた。

 しかし、ある日突然、不整脈があると言われ、検査したら手遅れだった。あれほど病院に通っていながら、どうして手遅れになるまで気が付かなかったのだろう。

 

 

 先日私は風邪をひいてしまい、数十年ぶりに祖母が通っていたO医院に行ってみた。建物は昔と違い見違えるほど立派で、広い駐車場を完備している。

 午前中は御老人でいっぱいでなかなか順番が回ってこない。内科と一緒になった待合室には風邪のお客さんがいて、せき込んでいる。しかし空気清浄機も換気設備も見当たらない。

 受付と医局が一つに統合されていて、待合室とはガラスでぴっちり隔離されている。患者との接点は、窓口にある小さな窓だけ。1時間以上待ってやっと私の順番が回ってきた。

 

「どうされましたか」
「昨日からのどが痛くて、体がだるいんですけど。。」
「口をあけて。はい、次は前をあけて。・・・へんとう線が腫れてますね。風邪です。」
「風邪薬一週間分、うがい薬と、念のために熱冷ましも出しておきますね。1週間後にまた来てください。お大事に。」

 

 診察時間は20秒くらいだった。へんとうを見た時間は一瞬。聴診器もペタペタペタ・・と一瞬当てただけ。診察するフリをしただけのような気もする。

 医師が診断を下すと、すぐ追い出されてしまい相談をする隙もなかった。

 私はまた待合室に戻った。体がしんどいので早く帰って休みたいのだが、なかなか薬が出てこない。医局の中をのぞいてみると、1回一袋になるよう、わざわざ薬を調合して袋に梱包している。

 作業が非効率的でなかなか進捗しない。薬を受け取るまで、結局40分くらい待った。

 

 これと対照的な経験をしたことがある。腹痛が我慢できなくて、T内科に行ったときだ。

 

「はーい、おなかを見せてください」あっちこっち押したりさわってみて

「うーむ。どこも悪くなさそうですね。」
「大丈夫だと思いますので、しばらく様子を見てください」
「・・・・あれ、薬とかはもらえないんですか?」
「ええ、特に必要ないでしょう。」

 

 やたら薬を出さないと言う点においてO医院と対照的である。O医院は、とにかく薬を出す。御老人に人気があるのは薬をたくさんもらえる為かもしれない。

 T内科は、さわるだけで悪いところがわかるという評判の病院。薬をあまり出さないので患者が不安に思うくらいだ。
 その後の経緯は、先生の言った通り。腹痛は自然に治ってしまった。

 

沢山薬をくれる病院は、いい病院か

 医者から見ると、薬を出せば出すほど儲かるので、患者の口から出る言葉を参考に可能な限り多くの薬を出す。目の調子が悪いと言えば目の薬を、血圧に問題があれば血圧の薬を、神経が高ぶって眠れないと言えば鎮静剤を、風邪でのどが痛いとえいばうがい薬を・・・

 どうしてそのような状態になったのか、なぜ調子が悪くなったのか、ということについては、一切ふれず、とにかく患者の訴えに応じて薬を出すだけである。

 患者の側からみると、あれもこれもと薬をたくさんくれる方が気の利いた良い医者に見える。その結果、待合室に御老人があふれ、医者は老人を薬漬けにして、医療保険から可能な限りのお金を吸い取っている。医療保険が破綻すると言われるのも、もっともだ。

 

やぶ医者(医院)の特徴

 私の経験では、次のようだ。

  1. 薬をたくさん出す
  2. 老人に人気がある
  3. 待合室に二次感染を防ぐ設備がない
  4. 診察がきわめて短時間である
  5. 患者の話を直接聞かない(代わりに看護師がアレコレ聞くだけ)

 二次感染の予防措置はとても重要だ。病院に行ったら別の人の風邪をもらったという話を時々聞くが、これでは何のために病院に行ったのかわからない。

 患者の話を聞かないで、診察を短時間で済まそうとするのは、患者の回転を早くしたいから。こういう病院で原因はなんですかねと相談すると面倒くさそうな顔をする。

 先のO医院は最初はマジメに経営していたのかもしれない。しかし、たくさん薬を出して、回転を早くすれば、儲かることに気が付いたのだろう。個人開業医にしては立派な建物と広い駐車場も、そうして見ると納得できる。

 

薬漬けに注意

 いま病院に通院している高齢の方は、自分が薬漬けにされていないか考えて欲しい。歳を取れば身体機能が衰えていろいろ不調が出る。これは仕方のないことで、薬はその症状を緩和させることしかできない。薬は「毒」が多く、飲み続けると耐性ができてしまうことも。

 いくつもの医院に通い、薬をもらって回るヒマがあったら、旅行やレジャーを楽しんだほうがよくないか。本当に必要な薬以外は、辞退をお勧めしたい。

 

かかりつけ医がやぶ医者の場合に起こる悲劇

 かかりつけ医を持つことは重要だが、それがやぶ医者だと私の祖母のように薬漬けにされて、可能な限りお金を吸い取られた末あの世行き。なんて悲劇が起こりかねない。
 いまのかかりつけ医が上記(やぶ医者)に当てはまる場合は、すぐに変えることをお勧めしたい。

 

大きな病院は避ける

 総合病院や市民病院は、本来専門医療を行う機関。紹介状をもって行くところであって、一般診療で行くところではない。先生がたくさんいて当たりはずれがあるうえ、待ち時間も長い。研修医のおもちゃにされてしまうこともある。

 

<参考購入先>
やぶ医者のつぶやき
ジェネリック医薬品
健康食品 高いものは避けるのが基本です

 


 

素晴らしいデザイン~アース蚊取りブタ (2002/6/24)

 

 これまで電子蚊取り器はインテリアを破綻させる存在だった。アースの「蚊とりブタ」と「ツートンBR」はそんな中で異色の出来だ。

 

DSC03372 私はこの蚊取りブタを初めて見たとき、しばらく手に持って思わず唸ってしまった。「いったい誰がデザインしたのだろう・・」たかが蚊取り器。だが、その素晴らしいデザインに感動を覚えたのは事実だ。

 

 

 アースの蚊とりブタは樹脂製だが一見「焼き物」のようで、夏の情緒をイメージさる。しかも蚊取り線香を入て使う焼き物の蚊取りブタとちがって小振りに出来ていてかわいらしい。ツートンBRも一見陶器の置物のようだ。
 どちらも和室に置いて違和感がなく、インテリアとして十分なクオリティを持っている。

 アースの蚊とりブタはしっぽの部分がグリーンに光る照光式スイッチ。その電子機器のイメージと、焼き物イメージとの融合がとても斬新に見える。

 

<参考購入先>
アースノーマット蚊とり黒ブタ 現在入手できるのは黒ブタ。白ブタは残念なことに生産していないようです。

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蚊の対策

 


 

占いで自分の運勢がよくなるか (2002/4/5)

 

 先日子供が生まれ、名付けについて考える機会があった。姓名判断についてはたくさんの書籍が出ているが、最近ではインターネットで姓名判断ができる。子供のついでに自分や家族、知人の名前を入力したところ、結構当たっていることに驚いた。

 私はこれまで占いなど信じなかったが、名前と運勢には、ある程度の相関があって、その人の運勢に何らかの影響を与えているのは事実のようだ。

 ではなぜ、名前がその人の運勢を左右するのだろう。現在の自分の境遇は、自分が過去に周囲に与えてきた影響の積み重ねと考える。「名前」は、その周囲に与える影響の一因だ。

 名前の印象は、その人のイメージを形成し、そのイメージは、友人作りから、人付き合い、就職、結婚に至るまで、少なからず影響を与えている。

 以前、子供に「悪魔ちゃん」と命名しようとして受理されなかったことがニュースになっていた[悪魔ちゃん騒動-Wiki]。そんな名前を付けたら子供が不幸な人生を歩むことが容易に想像つく。

 

 名前の鑑定書の例。これをもとに運勢がよくなる行動指針、身に着けるといい「色」ラッキーナンバーなどアドバイスをくれる。

 

 

 

周囲に影響を与えるその他のパラメータ

 名前以外にも、人相、服装(カラー)、番号(人物の識別に使う)などが影響を与えるパラメーターとして挙げられる。
 例えば、だらしない格好をしている場合と、ピシッとスーツを来ている場合でどう違うか。中身が一緒でも、外観の違いによって別の扱いを受けそうなことが想像つく。

 戦国時代、豪傑のシンボルである兜をを他人に貸した話がある[菊池寛 形]。貸した本人は苦戦のあげく討ち取られてしまったが、兜を借りた人は大活躍したという。これは「兜」というシンボルが周囲に与えた例だ。

 自分の外観によって与えてきた周りの影響(周りの目)が、自分自身の行動指針に影響を及ぼすこともある。
 例えば、お坊さんでない人がお坊さんの格好をしていると、他人からお坊さんの扱いをされて、本人は次第にお坊さんらしくなってしまう。警察官の格好をしていれば警察官らしくなり、軍服を着ていれば軍人らしくなるという具合だ。

 

占いは非科学的か

 科学的に解明されてはないが、人間の運勢と相関がある事象をあらかじめ知識として獲得し、その知識をもとに人の運勢を説明したものが「占い」と考える。

 姓名判断による運勢占いは、名前(漢字の画数や呼び方)と運勢との関係について、長い年月の経験則をまとめたものと考えられる。
 名前の「画数」は見た目に※、名前の発音は聴感上の印象に影響する。名前は文字も発音も、その人のイメージを左右する大きな要素なので、画数や発音が占いに利用されるというわけだ。

※画数は、占い師や本によって数え方がまちまちである。図形が持つ固有の周波数成分と関連づける方がより適切かもしれない。

 

因果応報は本当か

 多くの宗教が善行を勧め、悪を戒めている。すなわち、良い行いを続ければ幸せに、悪い行いを続ければ天罰が下るという。これは「迷信」ではなく、実際にそうなる可能性が高いといえる。

 

幸運は待っていればやってくるか

 自分のツキのなさをボヤき、「何かいい事ないかなー」などと暗い顔をしていたのでは、永遠に自分の運勢は向上しないく。そんな状態で「いい事」を待っていても、まず来ないことが想像つく。先に、

“現在の自分の境遇は、自分が過去に周囲に与えてきた影響の積み重ねの結果である”

と書いた。自分の運勢を良くしようと思ったら、自分の運勢が良くなるような影響を、周囲に与えていかなければならない。自分で行動を起こなさければ、何も変わらない。

 ツイていない人は、「あの人のせいだ」「世の中が悪い」などと、他のせいにする前に、自分がこれまで周囲にどんな影響を与えてきたか、振り返るといい。
 今の自分のツキのなさは、降ってわいた災難ではなく、生まれつきの運命でもなく、自分自身で招いたものかもしれない。

 「何をやってもうまくいかない、何が悪いのかわからない」という人もいる。そういう人は自己分析が苦手だ。プロの占い師に問題点を見つけてもらうと良いかもしれない。

 

「占い師」は、何をしているか

 「自分が周囲に与える影響について、予測してもらうこと」と言い換えることができる。占いしてもらう目的は、自分の問題点を指摘してもらい、将来起こりうるトラブルを未然に防ぎ、人生をより良い方向に導くためのアドバイスを得ることだ。

 

悩み事をなくすにはどうしたらよいか

 普段から悩み事が絶えない人は、その悩みの種を自分で造り続けている。他人のせいにする前に、自分の行動や発言を振り返って、最終的に自分の悩みにつながるようなことをしていないか、チェックをお勧めする。自分で自分の悩みを造っている人は、このことに気付かない。

 悩みを減らすのは簡単で、自分で悩みの種を作るのをやめればいいだけ。周りに良い影響を与えていれば自分の運勢は向上し、周囲に悪い影響を与え続けている人の運勢は自然に悪くなっていくものだ。

 私は、まだ幼い自分の子供たちに対し「いいこと貯金」「悪いこと貯金」と表現して、「周りの人にいいこと貯金をするよう、努めなさい」と指導している。

 

世の中に自分一人しかいなかったら

 仮に、この世に自分一人しかいないのなら、運勢というのもは存在しない。自分の行動で何もリアクションが起こらない世界では、何をしようが何も起こらない。

 

<参考購入先>
占いBOOK
運勢学
名づけの本

 


 

厄年にお祓いをしないとどうなるか~悪霊の正体 (2002/4/5)

 

 神社は「厄年」「出産」「工事」などのイベントに対し「お祓い」というサービスを提供している。「お祓い」とは何だろう。その昔、病気は悪霊が取り憑く事で起こると信じられていた。お祓いが「病気の原因である悪霊を取り除く儀式」とするならば、物理現象ということになる。

 悪霊を信じない人には「非科学的」に映るが、理屈の面から一つだけ説明できることがある。

 

お祓いの効果

 神仏を信じる人にとって厄年は「驚異」に感じ「不安要素」となる。「お祓い」の効果とは、その不安を払拭して「安心」を得ることだ。

 もし厄年を不安に思う人が「お祓い」をしないかったらどうなるか。おそらく、お祓いをしなかったことに不安を感じてその人の「行動」に変化が起こる。メンタル的に落ち込んだ心理状態が続くことで、病気や不運を招きやすくなるだろう。

 結局のところ、「お祓い」とは本人のメンタルを改善するための精神療法であり、不安を抱く人の「不安を祓う」ことが目的だ。

 

悪いことをするとバチが当たるのはなぜか

 「悪いことをするとバチがあたる」といわれるのも同じ理屈になる。「悪いこと」をした後、段差で転んだり、頭をぶつるなどの痛い思いをすることがある。これは、神様があなたの行動を意図的に操作している、のではなく「悪いことをした」という罪の意識が精神状態を不安定にさせ、注意力を散漫にさせる為に違いない。

 どんなに悪いことをしても罪の意識を感じない人には、このような「バチが当たる」ことは無いことも想像つく。

 

厄年を不安に思わない人には無意味

 従って、厄年を不安に思う人は、お祓いを受けた方がよいし、私のように神仏を信じず、厄年を何とも思わない人は受ける意味がない。そんなものにお金を払うのは「無駄」と思うだろう。

 そもそも厄年とは、一般に大病・災難を患う確率の高い時期を当てはめた物。これに対する「お祓い」は、対象者にとって確かにメリットのあるサービスといえる。

 

お祓い、お葬式はビジネス

 神社にとって厄年やお葬式はビジネス。厄年の前後にある「前厄」「後厄」などは、葬式後の「回忌」のように、収入の機会を最大限活用するために作られた仕組みにも見える。それが本当に必用かどうか、よく考えてお願いしたほうが良い。

 

結論~悪霊の正体とは

 お祓いが「不安を祓う」行為ならば、「悪霊」とは、自分の心に生じる「不安要素」そのものに違いない。

 

<参考購入先>
魔除け商品 怪しげなアイテムが多いです

 


 

日本市場の特異性とファッション流行のワナ (2002/3/17)

 

 多くの消費者は自分の頭で物事を考えない。メディアの情報を単純に信じ、単に噂や流行に流されて生きている。いったんマイナスイオンがいいとなれば、一斉にそれを求め、カイワレや牛肉が危ないとなると、一斉にそれを避けるといった具合だ(これを、同調行動の原理というらしい)

 

 その市場心理は非常に強力で、いったん動き出した流れは変わらず、強力なバイアスがかかってますます増幅されていく。それは、多くの人が、「皆がそうしているものに従うのが、正しいだろう」というスタンスで、世間の流れに従っているからだ(これを、バンドワゴン効果というらしい)。

 この性質は商売に巧みに利用されている。また、この効果によって生まれた需要や期待のことを、最近は「バブル」と表現されることがある。

 

 ブームは、加熱するほど、冷めるのも早い。飽きてきた頃になにか新しいものを業者が考え出すと、過去のブームのことなどすっかり忘れて一斉に飛びつく。ブームや流行の火付けはいつも業者で、踊るのは消費者だ。

 こういう商売が成立するのは、業者のせいというより、消費者の意識の問題かもしれない。一人ひとりが自分の頭で物事を考えるようになれば、業者も個人のニーズに訴える誠実な商品戦略に切り替えてくるはずだ。私は、そんな世の中になることを願っている。

 


 

今年の水着は何が流行るか(2002/3/17)

 

 毎年海水浴シーズンの前になると、テレビでこんなインタビューを目にする。

「今年はどんな水着が流行りですか?」

 私は、次の聞き方が正しいと思う。

「今年はどんな水着を流行らせるんですか?」

 

 「流行」は大衆の意思から自然発生したものではなく「業者」によって作られたものが多い。

 例えば、去年ミニスカートだったから、今年はロングスカートにしようとか、水着でも去年ビキニだったからワンピにしようとか。

 基本的に、去年流行したものが、まったく着られなくなるようなものを「流行らせる」。同じものを2年も着られたのでは儲からないからだ。

 流行を追えば、つねに業者に踊らされるだけ。「私、流行に敏感なの」という発言は、自分の愚かさをアピールしているようにも見える。

 流行の外にいる人や、ライフスタイルが確立してる人、お金がない人は、つねに同じ服を着ている。私の場合、気に入った服があると、同じものを数枚まとめ買いして洗いながら交互に着るので、常に同じ服を着ているように見えると思う。

 流行をトレースするということは、周囲に合わせて行動している。みなが右に行けば右に行き、左に行けば左に行く。それは、船が沈没しそうになったら、「みなさんそうしてますよ」と言わて、海に飛び込む国民性そのものである[1]

 

<関連商品>
靴下 同一色の10足セットを買っておくと当分困りません
流行の分析書

<参考文献>
1.沈没船の小話
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tecna-wada/koramu/koramu141.htm
市民のための環境学ガイド書庫
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/

 


 

観光地の危ない名物~いけすの食材に気をつけろ! (2001/1/15)

 

 観光地で名物を食べると、お腹を壊したり体調が悪くなることがある。私は胃腸が敏感で、少しでもヘンなものを食べるとお腹の調子が悪くなる。実際、次のものでお腹を壊したことがある。

 

アイスクリーム(ジェラート)
高原牛乳
サザエ、ハマグリ、カキなどの焼き物

 

 被害に遭うのは、個人経営の小さな店で買った場合が多かった。行列のできている店は安心だが、人があまりいない店は要注意だ。いけすに入っている生き物も油断できない。

 

 私は一度、いけすの生き物でひどい目にあった。愛知県渥美半島の先端に、恋路ヶ浜という名所がある。ここに土産物店が並んでいて、どの店もいけすを持っている。いけすにはサザエ、ハマグリ、カキなどがいて、その場で焼いて食べることができる。
 私は、ここのある店で焼き物を食べた後、サザエをお土産に4個買った。家について開けてみると、3個が死んでいて悪臭を放っていた。腐敗の様子や臭いからすると、死後相当時間がたっているようだ。

 店先では生きているものを焼いて食わせるが、お土産には弱ったものや死んだものを選んで渡しているらしい。「旅行客が戻ってきて交換を要求するはずがない。死んだものを渡してしまおう」そんな不誠実な商売をしているようなのだ。

 また、恋路ヶ浜には店の前に駐車スペースがあるが、クルマを停めたすぐ後ろに店に入らないと、店主が不機嫌になり怒鳴り散らす様子も伺えた。どうやら、駐車スペースは共用ではないらしい。

 

 いけすに限らず、牛乳やジェラートも、個人経営の小売店がきちんと品質と衛生管理している保証は無い。いけすは要注意で、弱ったものから焼き物に出すのが普通と考えてよさそうだ。

 今回はサザエの代金を損したが、いけすのる生き物が必ずしも新鮮でないことを学んだ。弱って死にかけたものを焼いても、美味しいはずがない(このことは、これ以後、度々経験することになった)。「観光地では、いけすの生き物は基本的に避ける」この事件以降、これが私の基本行動になった。

 

<参考購入先>
活サザエ、ハマグリ レビューを良く見て買えば問題ないでしょう
生鮮魚介の通販

<関連記事>
1.旅館で食べる魚介類はなぜまずいのか

 

 


 

時間が経つと美味しくなる~チーズの不思議 (2000/10/28)

 

 ワインにはチーズがよく合う。スーパーでいろんなチーズが売っているが、私のお気に入りは「十勝カマンベールチーズ」だ。
 ところでこのチーズ、何度も食べるうち、あることに気が付いた。

 

 開封したてのチーズは味がきつい。しかし5日くらい経つと、トロッとした食感が出ると同時に風味が複雑になり、別物のように美味しくなっている。

 どうやらこの手の乳製品は、開封して少し寝かすと熟成が進んで美味しくなるようだ。熟成とは「雑菌により腐敗が進んだ」と言い換えることができる。様々な菌の働きで複雑な味を醸し出すことから、いろんな食品で「熟成」が行われている。

 我が家は5日で1箱消費するペースなので、最初に2箱買って両方開封しておく。最初の1箱は我慢するとしても、2箱目から美味しく食べられる。
 最初の1箱を食べ終わった時点で1箱買ってすぐに開封する。これを繰り返せば、以後つねに食べ頃のチーズを味わえる。ちなみに、夏以外は開封後冷蔵庫に入れず、室温で保管するといいようだ。

 

 パスタにかけるパルメザンチーズ(クラフト)にも同じ現象が見られる。そろそろ無くなると思って新しく買ってくると、開封したてはカマンベールチーズと同様に味がきついことを知る。この商品は1本使い切るまでの時間が長いので、新品との味の差を大きく感じる。

 ちなみにパスタにかける粉チーズは、開封後、室温保管が良い。冷蔵庫に入れると外に出すたびに結露して粉同士がくっつき、次第に塊りになる。衛生的にも良くない。

 

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運転が難しい自動車学校の教習車 (2000/8/27)

 

 最近、自動車学校で社会人講習を受けた。自動車学校のクルマを運転するのは、免許を取ってから12年ぶりだ。ATとMTが選択できたので、私は迷わずMTを選択した。

 久々に教習車を運転して、「なんて運転が難しいクルマなんだ」 と思った。教習車は国産ミドルセダンで見た目は結構いい。しかしエンジンはガラガラでトルクは無いに等しく、足回りはショックアブソーバーのガスが抜ているのかフニャフニャだった。ロール剛性など皆無に等しい。

いつもの調子で交差点を曲がろうとすればグワーっとロールし、「おーっトット」と蛇行運転になってしまった。交差点を曲がる際は、相当スピードを落として慎重にステアリングを操作する必要があるようだ。

シフトアップやクラッチミートのタイミングも難しい。普通にシフトアップするとトルクが無くてほとんど加速しなうえ、カラカラノッキング音が聞こえる。ローからセカンドのシフトアップはエンストしやすく、クラッチミートにかなり気を使う。いったいどんなタイミングでシフトアップすればスムースに走るのか? 私はついにタイミングを掴むことが出来なかった。

 

 私が乗った教習車の中身はまさにポンコツで、現行のクルマに比べると相当レベルが低い。自動車学校すべてのクルマがこうだとは思わないが、これからクルマの免許を取ろうとする初心者が、「よくこんな難しいクルマで練習しているな」と驚いた。「シフトアップのタイミングが掴めない」と悩む人が多いのは、最なことだ。

 

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貧乏舌と幸福感 (2000/8/20)

 

 美味しいものを食べ続けると舌が肥えてくる。学生時代、ロッテリアのチーズバーガを初めて食べたとき「こんなうまい食い物があったんだ」と感激したのを覚えている。学生食堂のカレーが1皿180円だったから、1個200円を超えるチーズバーガは高価な食べ物だった。

 

 その後、モスバーガと出会って感激した。モスバーガーの味に慣れると、不思議なことにロッテリアのチーズバーガが最初ほど美味しく感じられない。たまにマックやロッテリアで食事をする機会があると「何でこんなものに感激したのだろう」と思うことがある。「味が落ちたのか」そう思ったこともある。

 

 社会人になると、出張先や接待などで高級料理を食べる機会が生じる。より美味しいものを口にする経験が重なるにつれて、食べ物で感激する機会も少なくなってきた。

 先のお盆休みには鳥羽の相差に泊まり、ヒラメや伊勢エビ、アワビなど海の幸を食べてきた。相差の旅館を訪れる機会が増えるにつれ、最初は喜んで食べていた料理も、おいしいと感じなくなってきた。

 相差の旅館はどこも近所の魚市で仕入れた材料を切ったり焼いたりして出すだけだ。だから、どこに泊まっても出てくるものや味に大きな差はない。それに、新鮮な食材は刺身で出すが、ちょっと古くなった物は焼き物や煮物にして出てくる。そのことが、口に入れるだけで直ちにわかるようになってきた。

 

 「舌は肥えないほうが、人生幸せかも」そう思えるようになった。食事をご馳走になったとき、心から喜ぶ姿を見せたほうが相手も喜ぶ。子供にも小さい頃から旨いものを与えてはいけない。

 

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通信販売のリスク~問題商品の見分け方 (2000/8/20)

 

 通信販売は便利だ。全国どこでも、家電量販店よりずっと安い価格で商品を入手できる。しかし、同時にリスクを伴う。 激安で流れている商品の質は様々だ。本当に新品未開封のものもあれば、明らかに開けた痕跡があるもの、初期不良で帰ってきた商品を修理した「不良再生品」もある。

 これは後述するようによく観察すればわかる。また、同じ商品でも、メーカ通常ロットで作られたもののほかに、大手家電の発注で作られた特別ロット品や、訳あり品も存在する。

※部品に安いものを使った特別ロット品。通常、家電量販店がメーカーに発注して作る。正規品と区別するために印があるそうだが、消費者にはわからない。

 

 不良交換されたものが流れてくる場合もある。例えば、液晶モニタのドット不良は原則交換不可だが、一部の販売店ではお客様の要求で交換に応じる場合がある。この商品はその後、再生専用工場に送られ、箱などの外装を取り替えた上で「新品」として戻されているようだ。

 通販というのはお客が物を確認できないわけだから、商品の質には細心の注意を払うのが本当だろう。しかし、営利を優先して不良ではないがそれに近い商品も流れているのが現実だ。このあたりは、信頼のあるショップ、良心的なショップを選ぶなどして自己防衛するしかない。

 一般的な傾向として、値段の安いものほど、中身に問題がある商品である確率が高い。激安で買ったと喜んでも、価格が安いものは、中身もそれなりと考えるのが適当だ。

 

ショップ選びのコツ

 最近は価格comなどで簡単に最安ショップを検索できるようになった。しかし、値段だけでショップを選ぶと痛い目に遭うことがある。楽天では購入した人しか書けないクチコミが参考になる。特に悪い評価を良く見るようにしたい。
 このようなシステムがあると、誠実を欠いたショップは排除され、ショップはサービスに励むようになる。評価がオープンになることでショップも価格だけの勝負から脱却できるメリットがある。
 新規のショップでは最初に悪い評価が付くと最悪だから、商売が軌道に乗るまではサービスに励むだろう。

 

商品が到着したら

 商品が到着したら、慎重に梱包を開いて次のことをチェックする。

 

  1. 外箱に開けた跡がないか(粘着シールに剥がされた跡があるか)
  2. 付属品がすべてビニールに入っているか
     国産製品でビニールに入っていない付属品はほとんどない。外に出ている部品があれば、何らかの理由で一度返品された物である可能性が高い。
  3. 付属品のビニールに開けた跡がないか
     ビニールは大抵ヒートシールか、セロテープで留められている。他のビニールはきちんとセロテープで留められているのに、空いているものがある場合、ハサミで切ったか、お客に感づかれないようにセロテープを取っている可能性がある。セロテープを剥がした跡がないか、チェックする。
  4. 商品に指紋がついていないか
     ガラスや透明プラスチックがチェックしやすい。メーカの製造工程では指紋が付かないよう手袋をはめて作業しているのが普通でだから、新品に指紋が付いていることは、まずない。

 

 商品に異常がないことが確認できたら、主要な機能の動作チェックを出来るかぎり速やかにおこなう。異常を見つけたらそこですぐに写真を撮る。箱や梱包材は、ビニールやケーブルを縛っていた紐など細々したものまで捨てずしばらくの間取っておこう。これらの配慮は問題が見つかったときの交渉を有利にするはずだ。

 以上のことをチェックして、納得行かない部分があればショップに問い合わせるといい。空けた形跡があっても問題なく使える場合も多い。すべてに交換を要求するのはあまり好ましくないので程々に。

 

<参考購入先>
アマゾン アマゾンは返品交換に寛容なので安心して購入できます。元箱梱包材は必ず1ヶ月保管ください

<関連記事>
モデル末期製品のデメリット~不良再生品の行方

 


 

そば専門店の味は本物か (2000/7/30)

 信州にうまいと評判のそば屋があった。狭く入りずらい駐車場の入り口から道路にかけてクルマの行列ができている。やっと駐車できたと思ったら、店の入り口は空席待ちのお客で溢れていた。ようやく席に着いてオーダーを入れる。しかし、なかなか食事が出来て来ない。結局食事にありついたのは、到着してから2時間後だった。

 私がオーダーしたのは、単なる「ざるそば」。そば粉100%というそのメニューの値段は、高額に思えた。口元まで運んでみて驚いた。塩素の香りがしたのだ。ちょうどそのとき、あんかけそばをオーダーした隣のお客さんかの声が聞こえてきた「おいしい!うちでは出せない味ねー!!」。

 

 私がそば屋にいくと、まずざるそばをオーダーしてみる。なぜなら、店の実力や姿勢がはっきりわかるからだ。イタリアンレストランでは「ペペロンチーノ」やトマトソースのみの「ナポリタン」、和食では「ご飯」と「味噌汁」、ラーメン店では何も乗せないただの「ラーメン」、ハンバーガ店では一番シンプルな「ハンバーガー」がこれに相当する。

 単純なものほど誤魔化しが効かず、品質がダイレクトに出る。メニューのボトム(ベース)がダメなら、それを発展して作ったメニューはすべてダメ。そう考えられる。

 上のそば屋の例でいえば、茹で上げた麺の水洗いになにか問題がある。そばは繊細な香りが命。あんかけにすれば、誤魔化されて問題が見えない。

 

<参考購入先>
そばのかえし 本格的な「かえし」が通販で入手できます
生ワサビ