試乗記~トヨタ ヴィッツ(UA-SCP13)

試乗日:2004/11/1

2003年8月 MC後、1.3L CVT

ボディ・内装

 MC後のインテリアは質感が若干向上しライバルに比べアドバンテージを持つようになった。エクステリアのデザインは未だ色あせない。同時に姉妹車のプラッツがモデルチェンジしている。こちらのセダン版はベンツのコピー商品に成り下がり、当初あったオリジナリティが消滅した。

 トヨタのMCはどこかを良くしたら、その分、別のところをコストダウンして原価をトントンにするのが通例。今回もユーザーに見えないところをコストダウンしている。

 たとえばワイパーを駆動したときリレーの音がカチカチと聞こえ、ステアリングフィールもセンター付近に不自然さがみられるようになった。

 純正のCD&MDコンボは、ラウドネスを効かせた聞きやすい音質になった。

 

走り~高級車に近いフラットライドを実現

 試乗車はCVT。ライバルのマーチよりタイムラグが少なくATから乗り換えても違和感がない。

 サスの動きが改良され、突き上げに対する緩衝が向上して乗り心地がレベルアップしている。特に、車体が水平のままスーッと前に進むようなフラットな乗り味は、高級車の感覚に近い。

 MCによって1.3Lが追加された。1.0Lは軽自動車的なフィールだったが、この1.3Lは1.5Lに匹敵する質感があり、ドライブフィールも良く、バランスのとれたものになっている。低速トルクが太く、軽い車重とあいまってキビキビ走る。

 

総合

 もともと完成度の高いクルマであり、限られたコストの中でバランスよく仕上がっている。ライバルのマーチは外観にコストをかけすぎたのか、内装がクラスで最もチープに見える。

 ヴィッツ/プラッツの中ではハッチバックのヴィッツが人気だが、後席のスペースを優先したためかトランクスペースが狭い。この問題はセダンのあるプラッツを選べば解消するが、こちらはベンツのコピー商品になっている。

 プラッツはヴィッツのセダンニーズを充足させる車種だから、デザインを変えるならヴィッツに近づけるべきではなかったか。ベンツに似せれば売れると考えたのかもしれない。

 いずれにせよ、この安直なデザイン変更によってプラッツはヴィッツの一員ではくなり、カローラとの区別がしずらい、よくわからないクルマになってしまった。

 

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