コーヒードリッパーの選び方

 写真は2014年に購入したHARIO V60 珈琲王。プロのハンドドリップと同じ作業を実現した[1]数少ないコーヒーメーカーの一つ。

 付属の円錐ドリッパーに一般的な紙フィルター(台形)を入れて使うとフィルターの底が抜けてしまうことがある。ドリッパーはペーパーに合ったものを使う必要がある。

 珈琲王は、市販のサーバーとドリッパーを自由に組み合わせて使える。そこで、使えそうなドリッパーを調査購入してみた。

 

 

 上の列は左から、カリタ103-DLハリオVD-02TハリオVCS-02B

 下の列は左から、ハリオVDM-02HSVハリオXGS-60TBメリタAF-M

※付は珈琲王に付属しているものと同じ。

 

 

 ドリッパー4種類、サーバー2種類ある。これらをどのように組み合わせてもV60珈琲王にセットできる。但し、サーバーとドリッパーを組み合わせた高さが低いと、落ちてきたお湯が跳ねて周囲を汚すことがある。

 

 最も全高の低い組み合わせ。ハリオXGS-60TB+VDM-02HSV。湯口と距離がかなり離れてしまうことがわかる。

 これだけ離れていると抽出するときお湯が跳ねて周囲が汚れる。

 

 最も全高の高い組み合わせ。ハリオVCS-02B+カリタ103-DL。

 大きいドリッパーなので入らないと思ったが、問題ない。

 

 ドリッパーを調べていて一つだけユニークな構造をもつ商品があった。写真はメリタAF-M 。排出口が一つ傾斜の途中に配置されていて、そこからパイプが下の方に伸びている。そこに至る経路が、下からUターンして繋がる形になっている。写真の穴の上にある水平部がUターンの頂点。

 

 

 試しに水を入れてみると、穴の位置まで水面が上がらないと下に落ちない。

 次に、ペーパーを入れてから水を入れると、ペーパーと溝の間の空間で「サイフォン」が構成されて、全部の水が残らず排出される。このシカケみをみて、久々に驚きを覚えた。

 つまり、お湯がUターンの頂点を超えるとサイフォンが作動して、ドリッパーの底の方からお湯を吸い上げて落ちていく。

 この仕組みのおかげでダラダラお湯を注いでも適切な蒸らしができる。つまり誰が注いでも、だいたい同じ品質のコーヒーが出来上がる。

 それと、必ず底の方から吸い上げて出ていくので、粉が無駄なく抽出される。通常ペーパーの底が詰まるとドリッパーの上の方を通り抜けた薄いコーヒーが出て行ってしまうが、これがない。

 

 私の今のお気に入りは、ハリオVCS-02BメリタAF-M 。

 V60珈琲王は蒸らしを自動でやるので、メリタのような仕組みは要らないが、無駄なく抽出できる点を評価したい。

 

 

 保温プレートはかなり熱くなるが、ステンレスに換装[2]してから全然痛まなくなった。保温の必要が無い夏場は、シワを付けたアルミホイルをプレートの上に数枚重ねておくと飲みやすい温度に仕上がる。

 

 

<参考購入先>
デロンギのコーヒーメーカー 次はkMixにしようと考えてます
1.コーヒー通を唸らせる HARIO(ハリオ) V60 コーヒーメーカー
2.コーヒーメーカーを長持ちさせる