砂糖を固まらなくする方法

 砂糖を出すと粒同士がくっついて硬い塊ができる。原因は乾燥とされているが、この対策が難しい。ネットを調べると様々なアドバイスが出てくるが、実際は効果がないものがほとんどだった。そこでこの課題の改善に取り組み、いくつか答えが見つかったのでご紹介したい。

 

 砂糖と称して売られている商品には、上白糖、てんさい糖、ざらめ糖などがある。上白糖は固まってしまう問題の砂糖。てんさい糖は固まりにくいが、甘みが少なく値段も高い。

 ざらめ糖には3種類ある。カラメルの付いた「中ザラ糖」、「白ザラ糖」、「グラニュー糖」。どれも上白糖より甘みが少なくアッサリした味で、コーヒー、紅茶やお菓子などに向いていて料理に向かない。料理に使われるのは、中ザラ糖。

 私の提案は、粒の大きい中ザラ糖、白ザラ糖をくっつき防止に使うこと。どちらも結果は同じだが、料理に使うので中ザラ糖がベストと考える。

 

なぜくっつかないのか

 ざらめは元々くっつきにくい性質の砂糖。これを上白糖と適当な混合比で混ぜると、間に入ったざらめの粒により上白糖がくっつきにくくなる。見た目にざらめがまばらでもくっつかない。その理屈はよくわかっていない。

 

対策の実例

1.中ザラ糖と混ぜて使う

上白糖に中ザラ糖を混ぜたところ

 実験中の様子。中ザラ糖が混ざることで甘みが少し減り、カラメルのコクが加わる。

 混合比は、上白糖:中ザラ糖=4:1(重量比)まで問題ない(夏季の場合)。空気が乾燥する冬季はもう少し比率を抑える必要がある。

 

 

2.二層構造にする実験(2019/2/10)

ざらめ糖の上に上白糖を重ねた砂糖の容器

 中ザラ糖を容器の底1/3入れて、その上に上白糖を重ねる。固まらないのが中ザラ糖の調湿効果なら、これでもいいはず。

 この結果は効果なし。ちゃんと混ぜないといけないようだ。

 

 

3.底に湿らせたキッチンペーパーを敷く実験(2019/3/17)

湿らせたキッチンペーパーを砂糖のストッカーの底に敷いた様子

 実験開始。砂糖がしっとりした感じになる。

 この方法は千切りキャベツなどの野菜を乾燥させないよう保存する用途にも使える。

 

 


 

しばらく使わない砂糖の保存方法

 

 砂糖の使った砂糖のビニールをクリップシーラーでシールしたところ封を開けたらクリップシーラーで密封シールする。これで保存中の砂糖が固まらない。とても便利な道具なのでぜひ揃えておきたい。

 

 

<参考購入先>
白ザラ糖 あまりみかけない糖です
砂糖入れ 湿度を一定に保つ保存容器があればよいのですが、見当たりません

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