★特集★ 観光地とテーマパーク~レジャー業界

 レジャーに役立つ情報と、業界の課題をご紹介します。

 

ビジネスホテルの本質と理想の枕
大型連休はどこも人だらけ~「待つ」事が嫌いな人はどうしたらよいか (2013/5/6)
潮干狩りの秘訣 (2010/4/18)
夏の終わりと線香花火 (2009/8/15)
新幹線の座席とアームレスト争奪戦 (2009/5/22)
愛知県豊橋市 二川本陣資料館と町並みの保存 (2009/3/1)
USJ再入場禁止!?第三セクターとテーマパークの問題 (2009/1/8)

 

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ビジネスホテルの本質と理想の枕

 

 2013年、遷宮に合わせて伊勢に旅行に行った時、ホテルグリーンパーク鈴鹿 ということろに泊まった。至れり尽くせりのビジネスホテルだったが一番感心したのは備え付けの枕である。二つ折りできる「折り重ね枕」だった。

 そもそも宿泊の目的は疲れを取ること。そのために一番重要なアイテムは枕で、これがダメだと翌日に疲れを持ち越して旅や仕事に支障が生じる。

 このホテルに備え付けられていた折り重ね枕は宿泊客のさまざまな頭に合うよう硬さや厚さを広範囲に変えることがでる。私はこのおかげでよく眠れて疲れを取ることができた。

 この折り重ね枕、ホテルにとって理想のアイテムだが個人向けの場合も硬さや厚さをいろいろ変形できる特徴は便利だ。枕を選ぶとき、高さを測ってくれることがあるが、あまり参考にならない。なぜなら、

 使用時の枕の高さは、ベッドの沈み差し引いたものになるから。

折り重ね枕ならどのような変化にも柔軟に対応できる。

 

 私の頭は後頭部が出っ張っているため、上を向いたときに合う枕はかなり薄く、横を向くと頭が斜めになって首が痛くなりやすい。いままでチューブ、そば殻、ムアツ、低反発などいろんな枕を買ってきたが、どれもしっくりこなかった。

 そもそも、均一な体圧分散を得るには、形が相手と一致していて、かつ「高反発」でなければならないはず。低反発や、パイプ、ビーズ、そば殻、ジェルなどは相手に合わせて変形するだけで、体圧は均一に分散しない。それがこれらの素材の欠点だ。

 折り重ね枕がまくらの理想ではないが、1個で広範囲な試行ができるのがメリットだ。

 

(2017/7/15追記)
 下は14年使ったムアツまくら。上は最新のムアツまくら(西川ベーシックタイプ)。

 昔のムアツまくらは単なる平板だったが、ムアツベーシックはいろいろ調整できる。しかし頭に見合わず、結局使わなくなった。

 

 

<参考購入先>
折り重ね枕一覧
ムアツまくら

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大型連休はどこも人だらけ~「待つ」事が嫌いな人はどうしたらよいか (2013/5/6)

 

 大型連休に観光地に行くと、何をするにも、どこに行くにも時間がかかる。そのせいで払うお金の割りに十分なサービスを受けられない。一番辛いのは父さんかもしれない。こんな日が続けばクタクタだ。そんな辛い目に遭っても1年経てばスカッと忘れて毎年同じことを繰り返す。人間とはそうゆうものかもしれない。

 大型連休は人の集まる場所に行かないようにしたい。例えば次のように過ごしたらどうだろうか。

 

1.新しい娯楽を導入して、家の中で遊ぶ
2.毎日近所で外食しておいしいものを食べる(割高な観光地に泊まるより安く済む)
3.あまり知られていない場所にいく(鉱物・化石採掘)

 

 いずれにせよ、家族の同意が得られなければ諦めるしかない。

 

 ところで、観光地に行く人は皆、午前中の早い時間から入ろうとする。朝から混雑がはじまり、何をするにも並んで待たなければならない。食事時では、またレストランで同じ目に遭う。結局早く入っても、快適に過ごせるわけではない。貴重な時間を無駄にして疲れることが多い。

 

 人が集中する観光地へ突入する場合は、外で昼食を済ませて13時以降に入るのがよい。この時期は日が長いので、午後から入っても十分楽しめる。
 15時を過ぎると、帰り始める人が多くなって空いてくるので、観光地を快適に移動できることが多い。

 
 私は「せっかくの連休、有意義に過ごしたい」と願っている。それを実現するポイントは、人が集中する場所へ行かないこと、周りの人と逆の行動をとることではないか、と考えている。

 

<関連商品>
観光スポットガイド 観光ガイドは皆が見るもの。参考にするのはわざわざ混む所に飛び込むようなものです

 


 

 

潮干狩りの秘訣 (2010/4/18)

 

 潮干狩りの場所には、管理地、準管理地、完全放置がある。管理地では事前に貝がばら撒かれて、それを人が採取するだけ。それは事前に人が埋めた化石や遺物をあとから掘り出す「発掘ゴッコ」とかわらない。

 ばら撒かれた貝を採取するだけなら、ばら撒く前にそれをもらった方がよくないか。

 

 

 準管理地は、漁協などが管理している場所で、貝のばら撒きはしないが入漁量を取り、持ち出しの制限もある。しかし、あまり採れない場所では実質放置のところもある。これは一人で大量に採っていく密漁がまねいた結果かもしれない。

 完全放置は、文字通り誰も管理していない場所。完全放置で貝が採れる場所は少ないが、上述したように準管理地で実質放置のところは結構ある。

 

 私が考える潮干狩りの正しい楽しみ方は、自然に生息する貝を、その生態を学びながら採取すること

 

 貝はどこに集まっているのか、貝の目とは何か。貝は自然にどのような役割を果たしているのか。
 単に採って食べるだけでなく、このようなことを子供や家族と学びながら、潮干狩りをすれば、単に採るより数倍楽しいにちがいない。

 

<参考購入先>
潮干狩りに役立つ道具

<参考文献>
史上最強の潮干狩り超人 http://harady.com/shiohigari/

 


 

夏の終わりと線香花火 (2009/8/15)

 

 数ある花火の中で、線香花火ほど情緒のある花火は無い。線香花火の燃え方はドラマチックに変化する。

 火の玉からパチパチ火花が散り、次第に激しく、元気に燃え盛り、やがて衰退して暗くなり、ポトンと落ちて一生を終える。

 その様子はまるで、人の一生を見ているようだ。

 プレイスタイルは独特で、日本の風物にマッチし和服にも良く合う。

 

 この素晴らしい花火、いったい誰が発明したのだろう。

 線香花火は見るたびにそんな不思議な感動と、寂しさを感じさせる。

 

<参考購入先>
国産線香花火

 


 

新幹線の座席とアームレスト争奪戦 (2009/5/22)

 

 新幹線の3列シートは、真ん中の席の幅がやや広めに出来ている。これは窮屈間を軽減するためとみられるが、自分の体の幅より少々広くても、メリットは無いように思える。長距離を快適に過ごすためには、座席の広さよりも、アームレストが大事だ。

ところが、アームレストは隣の席と共有していて所有権が曖昧になっている。そのため、所有権をめぐって無言の圧力が発生し、そのために不快な思いをすることがある。

 

 基本的に3列シートの場合、真ん中のレスト2本は、真ん中の席の人に譲るべきだと思う。
 問題は2列シートの場合だ。これはどちらに優先権があるのだろう。

 

<関連商品>
鉄道の旅に役立つ快適グッズ

 


 

USJ再入場禁止!?第三セクターとテーマパークの問題 (2009/1/8)

 

 USJが再入場を禁止したらしい。理由は「お客様のため」というが、パーク内で飲食させて、パーク内に落ちるお金を増やそうという意図は明らか。

 それを聞いて、ディスニーランドに行ったときのことを思い出した。ここも、出来る限りパーク内の店舗にお金を落とす工夫がされている。

 

テーマパークの問題点

 

・異様に長い待ち時間

 アトラクションの待ち時間も異常だ。寒い中、2時間も立って待たされれば風邪を引いてしまう。USJはアトラクションのスペースが多段構成になっていて、とりあえず屋内に入れるし、ヒマをもてあまさないよう、いろんな工夫がされている。しかし、ディズニーは何もない。寒風や強烈な日射の下で、ひたすら立たせるだけだ。幸いなことに、ディズニーはファストパスという解決策が示されている。出来る限り、これを活用することが必要のようだ。

ディズニーもUFJも、お客様に楽しんでもらうための施設のはず。待ち疲れ、歩き疲れた人に充実した休憩スペースを提供せず、飲食費で稼ごうとする仕組みには違和感を感じる。

 

・リアリティに欠ける造形物

 多くのテーマパークで共通する課題がもう一つある。それは造形物のリアリティのなさ。素人が一目でモルタル、人形とわかるものばかり。

 日常からトリップして夢の世界に浸るには、ある程度のリアリティが欠かせない。例えば、

「コレ、本物?」「いったい、どうなってるの」「不思議ね」

と思わせることが必要だ。夢の世界の中身が興覚めする造形だらけなのは、これらの造作を外注業者に丸投げしているためと思われる。

 このような造作は「モデラー」と称する人たちが得意だ。彼らに造形や塗装を任せれば、本物と見まがうディテールアップが可能だ。モデラーはアーティストである。彼らはお金がすべてではない。他人が作品を見て感動、関心する様子に満足を感じる人種だ。

 年間パスポートと食事券でも与えてやって、「テーマパークのディテールアップをやって欲しい」といえば、喜んで引き受けてくれる人がいるかもしれない。

 

・休憩するには店に入るしかない

 テーマパークは動物園や公園などと違って休憩場所がない。冬の屋外は寒さに震え、夏場の屋外は地獄。快適な場所で休もうと思ったら、何か注文して店舗の中に入らなければならない。

 ところが、屋内の椅子が空いている保証がなく、飲食代も異様に割高。ディズニーランドではポップコーンを高額な値段で売っているが、これは最も原価の安く利率が高いためだろう。

 

・破綻と背中合わせの経営

 テーマパークといえば、ディズニーやUSJが有名。今のところ好調だが、油断するとすぐ赤字転落、危険と背中合わせだという。小さなテーマパークを田舎にポツンと作れば、失敗しそうなことは容易に想像付く。

 そんなプランを成功させるには、人を引き付ける特別な「何か」が必要だ。

 例えば、愛知県にあるラグーナ蒲郡にはそのネタが存在する。それは次だ。

カヌー
マジクエスト
ドリーミングクエスト

 

 

飽きやすい「ライドもの」

 テーマパークのアトラクションといえば、基本的に自分は動かないで観るだけの「ライドもの」が多い。座席が自分で動いたり、激しい運きをするものもあるが、基本は自分は動かないで身をゆだねるスタイル。

 ディズニーやUSJにあるアトラクションのほとんどがライドもの。昔からある遊園地の施設も、ほとんどがライドものだった。

 どこにでもある座って観るだけの「ライドもの」は食傷気味だ。今までにない「冒険もの」の提案が欲しい。ラグーナの場合は、「そこでしか楽しめない」体験ものに特化した方がよいかもしれない。

 

 ライドものの問題は、施設の建設や維持にお金がかかるうえ、一度作ったら内容をチェンジしにくいことにある。そのため変化に乏しく、飽きられやすい。こういうフレキシビリティの無いアトラクションを中規模パークが建設運用するのは、かなりの重荷であることが想像つく。

 ラグーナにあるカヌーやマジクエストは、ライドものとは違ってアトラクションの目的を完遂するために自分が動き、工夫しなければならないよう出来ている。

 例えば4人乗りのカヌーは、船をまっすぐ進めるために漕ぎのテクニックと、同乗者との協調が求められる。転覆する危険もあってスリルがある。この手のアトラクションを、「冒険もの」と称しておく。

 

P1010021 話題のカヌーも休日の待ち時間ゼロに。しかし、このパークの中ではこれが一番楽しかった。

 

 

スリルを提供してくれる「冒険もの」

 ラグーナにあるカヌーを漕いで狭い水路を航行するような体験は、海外旅行でもしなければ経験できないこと。こういう日常体験できないことを利用しやすい形で提供して、「面白そう」「やってみたい」と思わせることが大事なように思う。

 ラグーナの問題は、この優位を徹底できていないことではないか。どこにでもありそうな遊園施設や、3Dプロジェクションマッピング、閲覧ものなど多くの中に埋没していて、総合的にみると大規模テーマパークの縮小版みたいになってしまっている。

 個人的には、戦争の冒険ものを体験してみたいと思っている。2軍に分かれて、1軍は銃剣突撃、2軍は防御で機銃陣地を担当する。緊張が最高潮に達する突撃体験は、何回やっても飽きないのではないか、と想像する。

 

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テーマパークの施設経営