音楽苦楽部」カテゴリーアーカイブ

音像定位と解像度は何によって決まるのか

 音楽なんて、聞こえればそれでいい・・そんな人が大半だと思う。しかし音にこだわる人にとって、「音像定位」「解像度」は気になるスペックだ。

 この2つが備わっていると、その場に奏者がいるかのような錯覚を得ることがある。今回は、この音像定位と解像度の秘密を明らかにする。

続きを読む

SPEKTOR1を上回る!?PC用 小型スピーカー リアスピーカーの選び方

Classic Pro CS104 口径10cmクラスの小型スピーカーが人気だ。特にDALIのSPEKTOR1PICOがよく売れているという。

 これらの音はクセがなく低音もそこそこ出るが、暗くぼんやりした音。これは能率の低いスピーカーに共通する特徴だ。そこで以前から目をつけていたSR用の小型SP(Classic Pro CS104)を買ってみた。

 

 CS104は元々、ホームシアターのリアスピーカーにマシなものが一つもない状況を打破できる唯一の商品、と見込んでいたもの[1]。これにサブウーファーを追加すれば、Hi-Fiシステムを築くことも可能ではないか、と考えていた。

 今回これにトライして、予想を超える結果が出たのでご紹介したい。

続きを読む

いまさら遅いよDLPAリモートアクセス~衰退するメディア機器業界

DLPAリモートアクセスガイドラインのロゴマーク DLPAリモートアクセスガイドライン2.0というものがある。デジタルライフ推進協会が2014年に策定した。

 

 知らない人にとっては、これが何なのかイメージできないと思う。似たものにDLNAというものがあり余計混乱する。

 メルコ(バッファロー)やアイ・オ-・デ-タ機器などが、このガイドラインに沿った製品を作っている。これと連携してコンテンツを再生するソフトをデジオンが作っている。

続きを読む

ハイレゾとは何か~少しもハイレゾでないスピーカーの現実

 ハイレゾの再生には、ハイレゾのフォーマットで記録された「音源」と、ハイレゾに対応した「再生機器」が必要になる。そのようなシステムから実際出てくる音は、CDを使った今までのシステムと差が無いという意見もあるが、本当だろうか。

 そこで今回は、現在のハイレゾの問題点を明らかにし、今までのCDとハイレゾの差がはっきりわかる音源を使ってハイレゾの差を確かめる。そして、ハイレゾに最も近い音が聴けるシステムを提案する。

続きを読む

ダンプ材の減衰特性を測る~ビスコロイドの代替品はあるか

 かつて、スピーカーのエッジやソフトドーム振動板には「ビスコロイド」という粘性物質が塗られていた。これは年月が経つと乾燥して硬くなる性質がある。

  ネットを見ると、乾いてしまったソフトドームやエッジをなんとかしたい、と考えている人がけっこういる。しかし、ビスコロイドはもう入手できない。そこで代替品を検討してみた。

続きを読む

ヤマハNS-5000は失敗作か

 NS-5000は2016年7月に登場したヤマハのハイエンドスピーカー。廃れた感漂うHi-Fiオーディオの市場において、注目を集めた新商品。

 価格.comを見ると、発売から1年以上過ぎた2018年1月になってもレビューが1つもない。おそらく、あまり売れていないのだろう。なぜこんなことになってしまったのか。

続きを読む

サブウーファーの置き方と音の遅れの改善方法~もうこれで遅い!とは言わせない

 ホームシアターではサブウーファーが使われるが、ポン置きしただけではその性能を十分発揮できないことがほとんど。低音がボワンボワン響いてしまったり、音が遅れる、などの問題で悩むことになりがちだ。

 今回、サブウーファーの遅れの改善にトライして「遅れ」の原因を突き止めたのでご紹介したい。また、この結果をもとにサブウーファーの最適な置き方を導くことができたので、合わせて紹介する。

続きを読む

スピーカーのインピーダンス特性を測る

 スピーカーのインピーダンス特性は、最低共振周波数、バスレフポートの共鳴周波、共振倍率Qといったスピーカーシステムの特性や、エンクロージュアの問題点を教えてくれる。

 インピーダンス特性は、抵抗とICレコーダーがあれば、誰でも簡単に測れる。今回はこれらの道具を使って測る方法をご紹介したい。

 

続きを読む

サブウーファーの音の遅れを測る2~インピーダンス特性から遅れを算出する

 前回はトーンバーストを使った遅れの測定結果をご紹介した[3]。この方法は任意の周波数の遅れを測れるが、ボンボン不快に響く低音は、遅れが最も大きい周波数が目立った結果。私たちが知りたいのは、その遅れの最大値ではないだろうか。そこで、今回はこれを正確に測る方法を検討してみた。

 

続きを読む