音楽苦楽部」カテゴリーアーカイブ

ジャズ喫茶ベイシーの音の秘密~ハイレゾ時代のスピーカー選び

 ベイシーとは岩手県一関市にあるジャズ喫茶。音の魅力だけで客を引き寄せる数少ない店の一つだ。スピーカーの構成は軽量コーンの15″ウーファー(JBL 2220B)2発を密閉箱に入れ、中高域にホーンを使ったもので、能率は103~104dBと推測される。

 密閉箱の容積は1kL近い巨大なものらしい。低域再生限界は計算上50Hzだがそれ以下もダラ下がりに伸びていると見られる。

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人気復活するアナログレコード~なぜ今注目されるのか

 アナログレコードの需要が2006年を底に上昇しているという。

 注意深く針を落としたらササッと後ろに退いて体育座りで音楽を楽しむ。そんな時代は確かにあった。レコードにはA面とB面があり、片面の再生が終わったらひっくり返さなければならなかった。

 曲間に針を落とすのはやや難しく、1曲目から再生することが多かった。この時代の「アルバム」はA面かB面の1曲目から順番に聴くことでアーティストが意図した音楽(ドラマ)を味わえる「音楽作品」だった。片面の最後には終わりを印象づけるテンポのゆっくりな曲が収録されることが多かった。 続きを読む

安くて音の良いお勧めのイヤホン

 スマホ普及のおかげでステレオイヤホンの市場がにぎわっている。耳にラバーを押し込むカナル型が原理的に有利なことを以前ご紹介した[1]

 このタイプのイヤホンは f 特などの測定が一般に困難(ダミーヘッドが必要)なため、選ぶ際に参考になりそうなデータがない。

 イヤホンは当たり外れが大きく、試聴できないものを買う場合、まるでクジを引くようである。しかも、過去の経験からすると当たりよりハズレの方が圧倒的に多い。

 価格と音質との関連がなく、高ければ良い(ハズレを引かない)という保証もない。そんな中、珍しく満足いく商品が見つかったのでご紹介したい。

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AVアンプ(AVレシーバー)の選び方~これからはスリム&薄型&省電力

 5.1ch用のスピーカセットはコストを削った手抜き商品ばかりでロクなものがない。3万円程度のAVアンプにこのような手抜きSPを組み合わせてみても満足いくシステムができるはずがない。

 どんなアンプを選べば満足いくシステムが作れるのか。今回はAVアンプ(AVレシーバー)の選び方~これからはスリム&薄型&省電力をご紹介したい。

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MP3でハイレゾを越える究極のデジタルサウンドを楽しむ

 以前、パソコンを音楽ソフトの再生に使いデジタルアンプに繋ぐ環境をこちらで紹介した。foobarというソフトを使うとピュアダイレクト出力が出来、素晴らしいデジタルサウンドが聴ける。でも音楽を聴くためにいちいちパソコンを起動するは面倒だ。そこで、MP3プレイヤーで代替しようと考えてみたが簡単にいかない。このことは以前も課題だったが現在も改善されていないようだ。 続きを読む

ハイエンドオーディオとは何か

長引く不況で絶滅したと思っていたハイエンドオーディオが息を吹き返してきた。元々ハイエンドは見た目がメインの商品で、音はいまひとつのものが多かったが、オーディオ製品のデジタル化が進んだおかげでローエンドからハイエンドまで音の差がなくなり、価格の差は単に「見た目」の差にすぎない状況になってきた。

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スピーカーの選び方~能率に注目した選び方のコツ

 能率の高いスピーカーほど応答に優れる。その結果、微小信号によく反応し、細かい音までよく聞こえる。世間の表現を借りれば、

「クリアで鮮明」「打てば響く」「音離れがよい」「生々しい」

といったもので、私的には「音が飛んできて頭に突き刺さる」そんなイメージがある。「ひっぱたかれる」ような強烈なドラムの音や、「金属を摺り合わせる」ような弦の音は、高能率スピーカーからしか出てこない。

 かつて隆盛したジャズ喫茶も、このような音でお客を魅了させていたに違いない。

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小型スピーカーの選び方~人気のDALI ZENSORを検証する

 近年小型SPの人気が上昇している。テレビの横に置いて音質を改善したり、PCモニターの横に置いてネットを見ながら音楽を聴く。そんな楽しみ方をしている人が多いようだ。

 手軽にPCスピーカーのグレードアップができて、PCスピーカーよりもいい音で音楽を楽しむことが出来る。今回はそんな人気の小型スピーカーを入手して特性を調べてみた。

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