音楽苦楽部」カテゴリーアーカイブ

BOSEの音はなぜガサツなのか!?~11.5cmフルレンジの秘密に迫る

 写真はBOSE101MM。グリルを取ると11.5cmのフルレンジユニットが見える。

 101シリーズは現在生産されていないが、このユニットはSR用SPのメインユニットに使われている。

 

 BOSEはこのユニット1つでプロ機器から民生機器まで支えてきたといっていい。振動板にバリエーションがあるが、基本設計は同じ。今回はこの11.5cmフルレンジの秘密に迫る。

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浴室音響システムの選び方~トクラス(ヤマハ)のサウンドシャワーは買いか

 システムバスを付けると音響設備をオプションで選べる。「お風呂で音楽が聞けたらステキ」そう思う人もいるはずだ。

 トクラス(ヤマハ)のシステムバスを買うと「サウンドシャワー」と称するシステムが付いてくる。要らなくても外すことができない。その理由についてヤマハは「リラックスする場所である浴室に音楽は欠かせないものと考えます[1](要約)」と説明している。

 我が家のシステムバスはヤマハなので「サウンドシャワー」が付いている。でも音を出したのは最初のうちだけ。7年間利用してきた印象は「無駄な付帯設備」。「付いていてよかった」とは思えない。

 使わなかった理由は2つある。それは、使い勝手が良くないこと、そして肝心の音が悪いことだ。

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ジャズ喫茶ベイシーの音の秘密~ハイレゾ時代のスピーカー選び

 ベイシーとは岩手県一関市にあるジャズ喫茶。音の魅力だけで客を引き寄せる数少ない店の一つだ。スピーカーの構成は軽量コーンの15″ウーファー(JBL 2220B)2発を密閉箱に入れ、中高域にホーンを使ったもので、能率は103~104dBと推測される。

 密閉箱の容積は1kL近い巨大なものらしい。低域再生限界は計算上50Hzだがそれ以下もダラ下がりに伸びていると見られる。

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人気復活するアナログレコード~なぜ今注目されるのか

 アナログレコードの需要が2006年を底に上昇しているという。

 注意深く針を落としたらササッと後ろに退いて体育座りで音楽を楽しむ。そんな時代は確かにあった。レコードにはA面とB面があり、片面の再生が終わったらひっくり返さなければならなかった。

 曲間に針を落とすのはやや難しく、1曲目から再生することが多かった。この時代の「アルバム」はA面かB面の1曲目から順番に聴くことでアーティストが意図した音楽(ドラマ)を味わえる「音楽作品」だった。片面の最後には終わりを印象づけるテンポのゆっくりな曲が収録されることが多かった。 続きを読む

AVアンプ(AVレシーバー)の選び方~これからはスリム&薄型&省電力

 5.1ch用のスピーカセットはコストを削った手抜き商品ばかりでロクなものがない。3万円程度のAVアンプにこのような手抜きSPを組み合わせてみても満足いくシステムができるはずがない。

 どんなアンプを選べば満足いくシステムが作れるのか。今回はAVアンプ(AVレシーバー)の選び方~これからはスリム&薄型&省電力をご紹介したい。

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MP3でハイレゾを越える究極のデジタルサウンドを楽しむ

 以前、パソコンをデジタルアンプに繋ぐ環境をご紹介した[1]。foobar+WASAPI の組み合わせにより、無劣化で音楽信号をデジタルアンプに送り出すことが出来て素晴らしいサウンドが聴ける。

 でも音楽を聴くためにいちいちパソコンを起動するは面倒だ。そこで、foobarの部分をMP3プレイヤーで代替できるか検討してみた。 続きを読む

ハイエンドオーディオとは何か

 長引く不況で絶滅したと思っていたハイエンドオーディオが息を吹き返してきた。元々ハイエンドは見た目がメインの商品で、音はいまひとつのものが多かったが、オーディオ製品のデジタル化が進んだおかげでローエンドからハイエンドまで音の差がなくなり、価格の差は単に「見た目」の差にすぎない状況になってきた。

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