暮らしの知恵」カテゴリーアーカイブ

ボードアンカーの選び方~引抜強度の落とし穴

 石膏ボードにはねじか効かないため、多数のボードアンカーが市販されている。ボードアンカーには引抜強度の数字が書かれているが、これを信用して施工すると脱落することがある。

 実際、どのくらいの引抜強度が期待できるのか。これを知るため、いくつかの商品を入手してテストしてみた。

続きを読む

人気スチールラックの落とし穴~ルミナスは錆びる

 写真は10年の検証実験を終え、錆びて破棄することになったルミナス。

 昔、ルミナスPlusという商品を買ったことがある(現在廃番)。1年で錆びだらけになり、これも全部廃棄になった。

 スチールラックは頑丈で、用途に応じて多様な形にできる。錆びさえしなければ機能的に優秀な商品だ。しかし実際は錆びる。

 

 今回はそんなルミナスの品質問題を取り上げる。そして、錆止めに有効な方法を見つけたのでご紹介する。

続きを読む

もう張替え??~長持ちする壁クロスの選び方

 壁クロスの材料は大きく分けてビニール(塩化ビニール、通称塩ビ)、オレフィン、紙の3つがある。もっとも広く使われているビニールクロスは環境問題が指摘されているが、私は将来必ず「張替え」が必要になる事の方が気になる。

 ビニールクロスは時間がたつとボロボロになってしまう。なぜそうなるのか。

 それは、可塑剤を含むため。これは塩化ビニールを柔らかくするために添加剤で、時間がたつと別の素材に移行したり蒸発する[1]などして徐々に消失する。この添加剤には、ほかにも塗装をできなくする弊害もある(塗ると可塑剤が塗料に移行してベタベタになる)。

続きを読む

間違いだらけの24時間換気システム設計~個室が寒い 窓を開けると2Fが換気されない・・

 「換気口の風が寒い」「寝るとき寝室が冷え切っている」「換気口を閉じたら結露でビシャビシャ」

 換気システムには1~4種があり、3種が仕組みが最も単純でコストが安くできることから広く施工されている。しかし3種は設計難易度が高く設計通り機能することはまずない。にもかかわらず、大抵の建築業者は風量測定もせず「完成しました」といって引き渡してしまう。

 新築の換気設計はファンを作るメーカーに丸投げすることが多い。我が家では建築業者がMAXに投げたが、出てきた計画がダメだったので自分でやることにした。

 自分で設計してみて気づいた24時間換気システムの設計のポイントと注意点をまとめてみた。 続きを読む

ほとんどの人が失敗する!新築マイホーム間取の落とし穴~開放感を作る秘訣とは

 若い夫婦が家を作るとき、大抵はハウスメーカーに次のような注文をつける。

おじいちゃん、おばあちゃんのための「和室」が欲しいわ。
人数分の「子供部屋」を作って頂戴。

そうしてできた住宅は、一つ一つの部屋が狭く、どっちを向いても壁だらけ。トイレや洗面脱衣場は、ギリギリの閉塞空間。大きな借金を背負って建てた家がウサギ小屋の延長。モデルハウスで見た夢の空間とかけ離れている。なぜこんな結果になってしまうのか。

続きを読む

FPの家~手堅い選択肢の一つ

 F&Pでは住宅で最も問題となる壁内結露に関して50年間保証し、竣工後もきちんとデータ取り工場にフィードバックして改良に役立てている。

 本社には様々な実験設備があり、一つ一つの工法について実験で検証したものを採用している(工場見学して確認した)。

 また、施工した物件についても数十年にわたって観察を続けている。世の中いろんな工法があるが、これほどまじめな取り組みをしている所は珍しい。

続きを読む