設計」タグアーカイブ

ねじ締結の落とし穴~締付けトルクを管理しても緩むのはなぜか

 「ねじが緩んだので締付けを強くしました」これは必ずしも正しくない。ねじの使い方が間違っている場合、締めれば締めるほどよく緩む。ねじ締結で問題が起きた際、緩めたにせよ、強めたにせよ、標準的な締付けトルクを逸脱する形で問題を収めたら、締結の信頼性か、強度のどちらかが犠牲になっている。

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地球ゴマの秘密を解く~3軸ジンバルに見る不思議な挙動

 地球ゴマが2015年4月を持って生産を終了し、生産元が廃業することになった。私が持っている地球ゴマは最近買ったもの(といっても10年くらい前)だが、子供のころ売っていたものとあまり変わっていないように見える。何十年もの間、意匠もパッケージも変えずによく同じものを作り続けてきたと思う。

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ボンゴシ材の橋はなぜ10年で腐ったのか

「25年手入れ不要」の木橋…10年で腐って撤去 千葉 (朝日新聞)

 ボンゴシ材というのはハードウッドの一種で、他にウリン、イペ、セランガンバツなどが知られている。これらのハードウッドは鉄のように固く、釘が通らず、加工困難だが耐久性は抜群とされている。 続きを読む

高気密・高断熱の落とし穴~24時間換気とサッシの隙間

住宅の高気密・高断熱化に伴いサッシもそれなりの性能が求められるようになった。しかし、24時間換気の性質まで十分考慮したものはまだ無いようだ。我が家はトステムの樹脂サッシを導入したが、次のような問題があった。 続きを読む

壁クロスの選び方

壁クロスの材料は大きく分けて塩ビ、オレフィン、紙の3つがある。もっとも多く普及している塩ビは「可塑剤」を含む。世間では可塑剤の環境問題が指摘されているが、私は可塑剤の消失による劣化の方が問題に思う。つまり壁クロスに塩ビシートを使うと必ず「張り替え」が必要になってしまうことだ。オレフィン、紙は可塑剤を含まないためこのような問題が起こらない。他のメリット、デメリットを含め比較表を作ってみた。 続きを読む

間違いだらけの24時間換気システムの設計~個室が寒い 1Fの窓を開けると2Fの個室が換気されない・・

換気口から入ってくる風が寒い、寝室が冷え切ってる。寒いので吸気を閉じたらガラスが結露でビシャビシャ・・

 換気システムには1~4種があり、3種が仕組みが最も単純でコストが安くできることから広く施工されている。しかし3種は設計難易度が高く設計通り機能することはまずない。にもかかわらず、大抵の建築業者は風量測定もせず「完成しました」といって引き渡してしまう。

 新築の換気設計はファンを作るメーカーに丸投げすることが多い。我が家では建築業者がMAXに投げたが、出てきた計画がダメだったので自分でやることにした。

 自分で設計してみて気づいた24時間換気システムの設計のポイントと注意点をまとめてみた。 続きを読む

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