水草水槽では、照明+CO2添加と、夜間のエアレーションを自動的にON/OFF出来ると便利だ。タイマーの機能としては1プログラム2系統か、1プログラム1系統+論理反転※のどちらかがあればいい。
※:差込口A、Bがあって、AがONのときはBがOFF、AがOFFのときは、BがONになるものをいう。
このようなタイマーはなかなかない。中には曜日ごとに別のプログラムができて、1日の中でON/OFFをいくつも指定でき、それでいてアウトプットが一つしかないという、どんな用途を想定して作ったのか、よくわからない商品もある。
今回はその数少ない商品の一つ、ニッソーのNT301を導入してみた。
この商品は2系統の機器をそれぞれ1回だけON/OFFするだけのもの。機能的に申し分ない。
欠点は時計用にボタン電池が別途必要なこと。消耗が早いうえ、電池を交換するたびにプログラムが消えてしまう。
タイマーを導入すると、ON/OFFの手間が省けることのほかに、いいことがある。それは機器のスイッチを直接操作しなくて済むようになるため、機器本体に付いているスイッチの寿命が延びることだ。
機器のスイッチは壊れると、機器そのものを修理に出さなければならないが、タイマーならその心配がない。タイマーの接点が半導体スイッチのものは、接点の寿命が問題にならない。お勧め。
<参考購入先>
アクアリウム用タイマー 今はGEXの商品がいいでしょう