ロードスターの純正ホイールをエイトスポークMAGに換装したのでご紹介する。このホイールはマグネシウム鋳造品のため、インチアップしても純正アルミより軽い。このころ私は、ホイールは軽い方が良いという風評を信じていた。そのためインチアップで乗り心地を悪くしないよう軽いホイールを選んだのだった。
スペックの詳細
今回の交換で、純正ホイール(14×6JJ 40 5.1Kg)から、MAG(15×60 F8FS 35 4.6Kg) になる。
外観
MAGの実際の色はカタログの写真とは異なりブラウンに近い。濃色グリーン+タンカラーのVスペに取り付けたときのマッチングはまあまあ。ワタナベ純正センターキャップはホイールナットを大きくしたようなデザインで濃い赤をバックに鶴が3匹。
赤いセンターキャップはスポーティを印象付けるがクルマ全体としてみると赤色の彩度が高すぎて違和感がある。
やや遠くからみると、Vスペのクラシカルなイメージが精悍なスポーティーカーに変化。
横から見ると、ホイールが大きくなったことでローダウンしたかのように見える。
交換後の変化
今回の換装によりホイールだけでみれば500g/本の軽量化になるが、タイヤや空気圧も同時に変わっているためホイールだけの変化を切り分けて体感することは無理。
純正ホイール+タイヤの重量を実測したところ、12.8Kgだった。ホイールの重さが公称で5.1Kgということは、タイヤが7.7Kgくらいだろうか。
車軸周りの慣性モーメントは純正より1.23倍増えてしまうので加速性能やブレーキ性能は若干ダウンすると予測したが、大差ないように感じた。
このホイールに変えることでオフセットが変わる(40mm→35mm)。これも気になっていたことだが、タイヤの幅や扁平率も同時に変わってしまうため、良くわからなかった。
結局、見た目が変わっただけで、他に関しては明確なメリットを感じることが出来なかった。ドレスアップがメインの交換だった。
センターキャップを塗装 (2000/5/6)
写真はロードスターに装着したRSワタナベのエイトスポークMAG。珍しいマグネシウム合金の鋳造ホイール。
さび防止に装着した純正のセンターキャップは赤色部分の彩度が高すぎて違和感を感じる。ホイールやボディの色に対し、どうもミスマッチ。塗装して落ち着いた色に変えることにした。
塗料は、タミヤアクリルカラーを使用。クリヤー、ブラウン、黒を混合し、これをエアブラシを使って吹き付ける。塗装するときは、余計な部分に塗料がかからないよう、周囲を新聞紙かサランラップなどでマスキングしてから塗装する。
塗装後の写真。彩度を押さえてシックな感じ。この後、アクリル溶剤で拭いて黒い部分を元通り出す。
塗装後のキャップはホイールやクルマの色にマッチし、いい感じになった。
<関連商品>
RSワタナベ レトロなデザインのホイールを作るメーカー。クラッシックなロードスターのデザインにマッチします
<関連商品>
エアーブラシ エアーブラシはちょっとした塗装にとても便利です
RSワタナベ レトロなデザインのホイールを作るメーカー。クラッシックなロードスターのデザインにマッチします
<関連記事>
静かなタイヤの選び方~レグノを超える究極の静音タイヤはこれだ!
アルミホイールの真実~軽量ホイールは乗り心地を悪くする
初めてオープンカーに乗ってわかったこと~NBロードスター Vスペシャル GF-NB8C 詳細レビュー