夏場の水温対策

毎年夏場になると水温対策が必要になる。そのいくつかを紹介する。

強制冷却法

fan 水温対策の決定版としてお勧めできるのが小型のファン。DOS/Vマシン用の冷却ファンが使える( 最近は水槽の角に取り付けて角度調整できるファンが市販されています)。

 ファンの消費電力は数ワット(100Vの場合)で十分なので、クーラーなどに比べ経済的だ。

 設置は簡単、水槽の角にある丸穴にネジを通して、水面に風を当てる方向で固定する。蛍光灯は30mm程度の角材でゲタ上げし、風通しをよくしておく。(写真)

 

 ファンで水温が下がる原理は水の気化熱(蒸発するときに熱を奪う)による。これによって水温を気温より低くすることができる。気化熱による冷却効果は非常に高い。小さなファンでも十分な効果が得られる。欠点は水がどんどん蒸発することだが、減った分を継ぎ足せばいい。蒸発した水分により室内の湿気が増えるので換気に注意する必要がある。

 写真はジャンクで見つけた100V 7Wのファンだが、そのままだと冷却能力が高すぎた。アクア用のファンでは水面にあたる風の角度で能力を調整できるが、その他のファンを使う場合は何らかの調整装置を併用した方がいいようだ。例えば、電圧コントローラ(ボリウム付きコンセント)を使って風量を調整するか、タイマーで間欠運転すればいい。

 アクア用でも反転出力の温度コントローラ(ファン用サーモスタット)が売られている。これは、温度が設定温度以上になるとONするものだが、温度設定が固定式のものが多く、設定温度も低すぎるのが難点だ。電圧コントローラは、照明器具の明るさ調整器や、はんだごての温度調節器などが利用できる(最近は温度が自由に可変できるものが売られています)。

 

照明時間の昼夜反転法

  気温の下がる夜に照明を点灯させることで水温の上昇を防ぎ、電気代も節約しようというもの。冬場でも有効だ。消灯後に余剰のCO2を逃がすためにエアポンプを運転する場合があるが、夜間にOFFになるため煩くない。
 一つ注意がある。昼夜反転する場合は、昼間明るくない場所に水槽を置くことだ。昼と夜がはっきりしないと魚にストレスがかかる可能性がある。

 

 <参考購入先>
アクアクロック デュアルタイマー 照明の昼夜反転に便利なタイマーです
ジェックス 冷却ターボファン ファンはこのように重心の下に固定部が来るものが安定します
ファン用サーモスタット ファンはこのようなサーモと併用するのがベストです