我が家のオーディオシステム2002~冬の時代が続くオーディオ市場

 フルサイズのオーディオコンポーネントの需要はほとんど無くなった。我が家にある、古き時代のフルサイズコンポーネントをご紹介する。

 

フルオートプレーヤーの広告(1980年)

出典:ザ・サウンドボーイ特大号 1980年4月30日

 1980年代、フルサイズはあこがれだった。ガラス扉付きのラックに整然と積み重ねられたオーディオセットは豊かさを象徴し、リビングを飾るアイテムだった[1]

 

 音楽以外の楽しみ方が増えが現代では、じっくり音楽に耳を傾ける、といった楽しみ方をしなくなった。何かをしながら、BGMを流すような使われ方をしている。

 BGMだから音にもこだわらない。オーディオコンポは音が出れば良いのであって、解像度、音像定位、周波数特性などといった音の品質を気にする人は一部のマニアだけになってしまった。場所を取るフルサイズは敬遠され、ミニコンポが選ばれるのは必然の流れといえる。

 

 今回は、我が家のオーディオコンポーネントをご紹介したい。

 

AVシステム(ヤマハNS-1000M ソニー プロフィールHG) 1987年頃のシステム。写真のテレビはソニーのプロフィールHG。CMが変わる度にクオリティの変化が手に取るようにわかるテレビだった[2]。生放送と再放送(局の録画番組)もはっきり区別できた。あまり性能の良い装置は、コンテンツを楽しむ前にソースの質が気になる。私はそのことを、このテレビから学んだ。

 

自作スピーカー(ダイヤトーンP-610DB オール鉄製エンクロージュア) 写真は代表的な自作スピーカー(1987年頃)。左はバッフル板が交換式になっていて、いろんなフルレンジをマウントして楽しめるよう設計した。付いているユニットはダイヤトーンP-610DB。

 当時鉄工所でアルバイトしていて溶接設備が使えた。右はバイト先の溶接設備を借りて作ったオール鉄製スピーカー。前面バッフルの鉄板は12mm+6mm(合計18mm)あり、とにかく重かった。

 

 

2002年頃のメインシステム
オーディオセット(JBL S3100 マッキントッシュMA6800)CDプレーヤ マランツ CD-23
アンプ   マッキントッシュ MA6800
スピーカ  JBL S3100

 

 音楽性に優れたたシステム。JBLS3100のクセのないホーンシステムはあらゆるジャンルの音楽を元気に鳴らした。ただ、カシオペアのようなフュージョンは、以前使っていたヤマハのNS-1000Mの方が良かった[3]

 

2002年頃の別の部屋に設置したシステム
オーディオセット(ダイヤトーン DS-A1 アキュフェーズ C-275 P-550)CDプレーヤ アキュフェーズ DP-75
アンプ   アキュフェーズ C-275,P-550
スピーカ  ダイヤトーン DS-A1

 

 こちらはオーディオの目標とされる忠実再生を追求したシステム。アキュフェーズ+ダイヤトーンの組み合わから出る音は、精巧な印象を与えた。録音の欠点やソースの質をハッキリ描き出すため、音楽を楽しむ以前に録音の質が気になってしまう欠点があった。

 

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