試乗レポート~マツダ ロードスター 1800 RS (1998/6/6)

試乗日:1998/6/6

ボディ

 試乗車は黒だった。ボディデザインについては以前のVSの試乗記を参照して欲しい。 

 

走り

 試乗車の走行距離は1000Kmを越えており、以前の試乗でシブさを感た6MTの入りも多少改善された感じがした。
 先のVSでもそうだったが、クルマが軽く低速トルクもありクラッチをつなぐと低回転から何のストレスもなくスルスルと動き出す。

 ブレーキのフィーリングはこのクラスとしてまあまあ。R32より若干劣る程度。ハンドブレーキの質感やフィーリングはいまひとつ。さすがにスカイラインのような剛性感はない。

 今日はオープンで走った。後ろから聴こえる排気音が実に心地よい。幌をかぶると低音が遮音され押さえ気味の音色になる。

 回転に比例してエンジン音は大きくなり7000rpmでは相当煩く感じる。街中でオープンだと外からの音が大きいので普通に乗っているとエンジン音が控えめに聞こえる。普通に乗る分にはそれほど煩くはない。
 RSの足はVSよりやや固めで突き上げもあるがダンピングが利いていて乗り心地が良い。これなら長距離も十分いける。

 先代に比べとボディ剛性が高くなったという。段差を越えると少しブルブルするが収まりは早い。

 VS試乗の時にも思ったが1800ccの動力性能は十分でR32ターボから乗り換えても非力さを感じない。実際は215psターボに比べると非力で遅いのは確かだが、クルマが軽くて反応が早いほか、視線が低くスピード感を感じやすいことから動力性能の差をあまり感じない。

 

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