剪定中に脚立から落ちて頭を打ち、亡くなる・・それが身近に起きた。これは、年寄りが無理な姿勢で作業したせい。玄関先に植えたシンボルツリーは脚立が届かなくなってきたので、安全に作業できるよう足場を設置することにした。
足場の材料
棚受け用のL字金具を使う。これはステンレスでなければならない。アマゾンで見つけたのがこちら。
長さがいろいろあるが、100mmを購入。怪しい中華業者なので、念のため磁石テストしたところ、確かにステンレス。安いと思ったら肉厚が薄いペラペラの製缶品。これはデコボコした木の表面に対して、かえって都合が良い。付属のビスは使えないので、別途ステンレスの4×40mmを用意する。
足場の設置
棚受け金具を
1段目 地面から40~50cm
2段目以降 40cm
間隔で設置する。
場所が決まったら、3mmのドリルビットで下穴をあけて、ビスを打ち込む。
施工時期
剪定して枝が少なくなった時に合わせてやるのが良い。
完成した様子
写真はシマトネリコに設置した例。株立ちの場合は内側に向けて設置。一番下だけ、50cm、あとは40cm間隔の合計4カ所。これで170cmまで登ることが出来る。脚立で外からアクセスの場合、あっちこっち移動しないといけないし、無理に手を伸ばすと危ないことになるが、これは中央から手入れできるので剪定が容易。安全帯を併用して安全も完璧。
シマトネリコは成長が早く、切っても切ってもすぐ伸びる[1]。すぐデカくなるので放っておくわけにいかない。いつも危ないな・・と思いながら剪定をしていたが、これで来年から楽になる。
強度が心配だったが実際の登って問題ないことを確認。一度踏み台に使うとビスが緩むので、再度ビスを締めなおして完成。木の成長と共に幹の中に埋もれ、一体化していくだろう。
<参考購入先>
SanDoll棚受け金具
ステンレスビス4×40mm
ドリルビット
安全帯
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