「防犯に忍び返しが欲しい」そう思うがコストが高くつく。金属製のものは50cmあたり数千円。樹脂製のものは安いが耐久性が低い。安くて、目立たず、耐久性のよい忍び返し。これを自分で作る方法をご紹介する。
構造
フェンスの忍び返し、猫よけを安く作る方法は足の幅より狭い間隔で、突起を並べたもの。但し、素材は紫外線や風雨に耐えるものでなければならない。また、安く沢山使えることも条件。そこで選んだ材料が
作り方は、中空ポリカ板(スモーク)を短冊に切って40mm前後のステンレス釘を5cm間隔で裏からプスプス挿すだけ。
コストは10mあたり千円くらい。材料はポリカとステンレスなので耐久性は既設のアルミフェンスと同等。フェンスへの固定は、50cm間隔で仮止めに両面テープ(厚手)を付けたのちシリコンシーラント(クリア)を使う。
実例
写真は実際施工したもの。ここを乗り越えるためにはクギを倒さなければならない。忍び返しは突破可能だが、忍び込む側から見て「この家は面倒くさそう」と思わせれば防犯は成功なのである。
こちらはネコなど動物用に作った忍び返し。同じようにポリカの板を使って裏から釘を刺したもの。
ポリカの中に水が入らないよう、シリコンシーラントで入り口に蓋をしてある。
この上に乗ろうと思うネコはいまい。見た目で諦めさせることが目的だが、ヒトが踏むところに設置しないよう注意。
<参考購入先>
ポリカ中空ボード
ステンレス釘
住友スリーエム(3M) 超強力両面テープ 仮止め用両面テープ
シリコンシーラント
コーキングガン
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