照明をインバータ式に改造する

 一般の照明をインバータに改造する方法をご紹介する。インバータにすると効率が改善され、電力20~30%節減、蛍光灯の寿命も伸びるといわれる。

invbool1 インバータ基盤は、壊れた蛍光灯電球から抜き取る。このときワット数の合ったものを選ぶ必要がある。

 写真の蛍光灯電球は壊れたもので、三菱製18W形。

 

invbool2 電球を分解したところ。インバータ基盤は、このような形で中に入っている。ほとんどの場合、壊れるのは蛍光管だけで部品やプリント板に異常は無い。基板はガラエポでありコストがかかっている。

 配線は基盤から蛍光灯や口金に伸びている線を観察して、そのまま移植するだけ。

 

invbool4 この基盤は18W用なので、ドライブする蛍光灯も容量を合わせる。写真は、8W形の照明を分解してインバータ基盤を接続したところ。

 アクア用の照明は結露しやすいので基盤に防水処理が必要。また、基板が蛍光灯の金属部分とショートしないよう、きちんと絶縁して固定しておく。
(防水処理無しで使うと漏電、火災などの危険があります)

invbool5 点灯してみたところ。上がインバータ改造品、下が未改造品。インバータ改造品はスイッチを入れると即座に点灯して気持ちがいい。

 インバータ化すると点灯周波数があがって明るくなるとか、ちらつきが少ないとかいわれるが、そのようなメリットは特に感じられない。見た目は改造前と見分けがつかない。

 

 試しに電流を計ってみたら、インバータ改造品は157mA、未改造品が304mAだった。力率が異なるので一概には比較できないが、インバータ化による電力の節減効果はそれなりにあるようだ。

注意:ご自身でこの改造を行う場合は、すべて自己責任で行ってください。
蛍光管を取り付けない状態で電源を入れると、回路の焼損、火災の危険があります。

 

<参考購入先>
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